I. はじめに
「コンテンツツーリズム」という言葉を耳にしたことはありますか? コンテンツツーリズムとは、映画、ドラマ、アニメ、漫画、文学作品、ゲームといった様々な「コンテンツ」の舞台やゆかりの地を訪れる旅のことです。例えば、大ヒットアニメ映画の美しい風景のモデルとなった場所を訪れたり、歴史小説に描かれた古戦場を巡ったりするのもコンテンツツーリズムの一形態です。近年、この新しい旅のスタイルが注目を集めています。その背景には、SNSの普及により、誰もが気軽に旅先の情報を発信・共有できるようになったことや、アニメや漫画といったサブカルチャーが国内外で広く受け入れられるようになったことなどが挙げられます。多くの人々が、作品の世界観をより深く味わいたい、あの感動を現地で追体験したいという想いを抱き、旅に出るのです。本記事では、そんな魅力あふれるコンテンツツーリズムの種類や具体的な事例、そして地域活性化への貢献について深く掘り下げていきます。さあ、あなたもコンテンツツーリズムの世界へ一歩踏み出し、新しい旅のカタチを発見してみませんか?
II. コンテンツツーリズムの種類と魅力
コンテンツツーリズムと一口に言っても、その対象となるコンテンツは多岐にわたります。ここでは代表的な種類とその魅力についてご紹介します。あなたのお気に入りの作品も、新たな旅の目的地になるかもしれません。
A. 映画・ドラマロケ地巡り(フィルムツーリズム/シネマツーリズム)
映画やドラマの撮影が行われた場所を訪れる「フィルムツーリズム」または「シネマツーリズム」は、古くから人気のあるコンテンツツーリズムの一つです。作品の中で見た風景が目の前に広がる感動は格別です。
- 代表的な事例:
- 尾道三部作(広島県尾道市):
出典:「ようこそ尾道市へ – 観光情報 – 尾道市ホームページ⧉」|city.onomichi.hiroshima.jp
https://www.city.onomichi.hiroshima.jp/site/onomichikanko/
大林宣彦監督の『転校生』『時をかける少女』『さびしんぼう』は、美しい坂の町・尾道を舞台にしています。千光寺公園からの眺めや、細い路地、石段など、映画に登場する風景が今も残り、多くのファンが訪れます。尾道駅を起点に、映画のシーンを思い出しながら散策するのがおすすめです。
出典:「千光寺公園の花見 | 【公式】広島の観光・旅行情報サイト Dive! Hiroshima⧉」|【公式】広島の観光・旅行情報サイト Dive! Hiroshima
https://dive-hiroshima.com/events/events-92163/
尾道市観光情報サイト「おのなび」などで情報を確認できます。
- 男はつらいよシリーズ(東京都葛飾区柴又など): 国民的映画「寅さん」シリーズの舞台である柴又帝釈天や参道は、今もなお昭和の風情を残し、多くの観光客で賑わっています。寅さんの気分で草だんごを味わったり、江戸川の河川敷を散策したりするのも一興です。葛飾柴又寅さん記念館では、作品の世界に浸ることができます。
出典:「柴又帝釈天 | 葛飾区観光サイト|かつまるガイド⧉」|katsushika-kanko.com
https://www.katsushika-kanko.com/guide/history/89.html
- 尾道三部作(広島県尾道市):
- 魅力: 作品の世界観をリアルに体感できること、俳優や登場人物が実際にいた場所に立つことで物語への没入感が増すこと、そして時には地元住民との温かい交流が生まれることもフィルムツーリズムの大きな魅力です。「インスタ映え」する風景も多く、旅の思い出を写真に残す楽しみもあります。
B. アニメ・漫画聖地巡礼
近年、特に盛り上がりを見せているのが、アニメや漫画の舞台となった場所やモデル地を訪れる「聖地巡礼」です。ファンにとっては、作品への愛を深める特別な体験となります。「アニメツーリズム」という言葉も定着しつつあります。
- 代表的な事例:
- けいおん!(滋賀県犬上郡豊郷町): アニメに登場する高校のモデルとなった旧豊郷小学校校舎群は、多くのファンが訪れる聖地です。校舎内は見学可能で、作中の雰囲気をそのまま感じることができます。アクセスは近江鉄道豊郷駅から徒歩約10分。地域のボランティアによって大切に維持管理されています。
- ラブライブ!サンシャイン!!(静岡県沼津市):
出典:「「ラブライブ!サンシャイン!!」のロケ地を巡ろう!|おすすめプラン|沼津市公式観光サイト【沼津観光ポータル】⧉」|沼津市公式観光サイト【沼津観光ポータル】
https://numazukanko.jp/course/50030
伊豆半島に位置する沼津市は、スクールアイドルグループ「Aqours」の活躍を描いた本作の舞台です。市内各所にキャラクターのパネルが設置されたり、コラボ商品が販売されたりと、街全体で作品を盛り上げています。淡島や三津海水浴場など、作中に登場する場所を巡る「聖地巡礼」ルートも人気です。
出典:「【豊郷小学校旧校舎群】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet⧉」|jalan.net
https://www.jalan.net/kankou/spt_25441ae2182074257/
出典:「【三津海水浴場(地元運営)】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet⧉」|jalan.net
https://www.jalan.net/kankou/spt_22203cb3490059469/
出典:「淡島|見る・遊ぶ|沼津市公式観光サイト【沼津観光ポータル】⧉」|沼津市公式観光サイト【沼津観光ポータル】
https://numazukanko.jp/spot/40158
- 魅力: 作品の世界観にどっぷりと浸れること、同じ作品を愛するファン同士が現地で交流できること、そして地域住民との触れ合いを通じて作品への理解が深まることなどが挙げられます。キャラクターグッズを身につけての記念撮影は、ファンにとって欠かせない「体験型観光」の一つです。
- 聖地巡礼のマナー: 聖地巡礼を楽しむ際は、いくつかのマナーを守ることが大切です。学校や私有地など、立ち入りが制限されている場所への無断侵入は絶対にやめましょう。また、住民の生活に配慮し、大声を出したりゴミをポイ捨てしたりしないように心がけましょう。撮影に関しても、個人が特定できるような写真や動画の無断撮影・公開は避けるべきです。節度ある行動で、作品と地域への敬意を忘れないようにしましょう。
C. 文学作品ゆかりの地巡り
文豪たちが過ごした場所や、名作の舞台となった土地を訪れる文学散歩も、根強い人気を誇るコンテンツツーリズムです。作品が生まれた背景や、作家の息遣いを感じる旅は、静かで知的な時間を与えてくれます。
- 代表的な事例:
- 夏目漱石ゆかりの地: 『坊っちゃん』の舞台となった愛媛県松山市(道後温泉など)や、『草枕』の舞台とされる熊本県玉名市の小天温泉などが有名です。漱石が教鞭をとった熊本市の第五高等学校記念館(現・熊本大学五高記念館)も多くの文学ファンが訪れます。作品の概要としては、『坊っちゃん』は正義感の強い青年教師の痛快な物語、『草枕』は俗世を離れた非人情の境地を描いた作品です。
- 太宰治ゆかりの地: 生誕地である青森県五所川原市金木町には、生家であり『斜陽』の舞台ともなった「斜陽館」があります。また、晩年を過ごした東京都三鷹市には、玉川上水など作品に登場する場所が点在しています。太宰治は、人間の弱さや葛藤を繊細に描いた作品で知られています。
出典:「熊本大学五高記念館 | 観光スポット | 【公式】熊本県観光サイト もっと、もーっと!くまもっと。⧉」|【公式】熊本県観光サイト もっと、もーっと!くまもっと。
https://kumamoto.guide/spots/detail/12287
出典:「【公式】小天温泉 那古井館 – 明治元年創業・草枕ゆかりの温泉旅館⧉」|【公式】小天温泉 那古井館
https://nakoikan.com/
出典:「【公式サイト】道後温泉⧉」|【公式サイト】道後温泉
https://dogo.jp/
出典:「玉川上水の歴史をたどる/東京の観光公式サイトGO TOKYO⧉」|東京の観光公式サイトGO TOKYO
https://www.gotokyo.org/jp/story/walks-and-tours/waterfront/tamagawa_josui/index.html
出典:「太宰治記念館「斜陽館」|スポット・体験|【公式】青森県観光情報サイト Amazing AOMORI⧉」|Amazing AOMORI
https://aomori-tourism.com/spot/detail_90.html
- 魅力: 作家がどのような風景を見て、何を感じて作品を執筆したのかに思いを馳せることができます。歴史や文化に触れながら、静かに自分と向き合う旅を楽しめるのが特徴です。作品を読み返しながらゆかりの地を巡ることで、新たな発見があるかもしれません。
D. その他のコンテンツツーリズム
上記以外にも、様々なコンテンツを対象としたツーリズムが存在します。
- ゲーム: 近年では、人気ゲームの舞台となった場所を訪れるファンも増えています。例えば、長崎県対馬市は、アクションゲーム『Ghost of Tsushima』の世界的ヒットにより、国内外から注目を集めました。ゲームの世界観を現実の風景と重ね合わせる「体験型観光」は、新たな旅の楽しみ方として広がっています。
- 音楽: 有名なアーティストの出身地や、楽曲のテーマとなった場所、ミュージックビデオのロケ地などを巡る旅も人気です。例えば、イギリスのリバプールはビートルズゆかりの地として世界中からファンが訪れます。
- 歴史的出来事: 大河ドラマや歴史小説で描かれた合戦場や城跡、歴史上の人物にゆかりのある場所を訪れるのも、一種のコンテンツツーリズムと言えるでしょう。歴史の舞台に立つことで、より深くその出来事や人物を理解することができます。
出典:「【ゲームの聖地巡礼】ゴースト・オブ・ツシマゆかりの地へ離島観光! – skyticket 観光ガイド⧉」|skyticket 観光ガイド
https://skyticket.jp/guide/442149/
出典:「リバプール観光モデルコース|ビートルズとフットボールの聖地を巡る3日間 | VELTRA旅行ガイド⧉」|VELTRA旅行ガイド
https://www.veltra.com/jp/guide/international/spot-international/81290/
このように、コンテンツツーリズムは多様な形で私たちの旅を豊かにしてくれます。
III. コンテンツツーリズムと地域活性化
コンテンツツーリズムは、単に個人の楽しみにとどまらず、訪問先の地域に様々な好影響をもたらし、「地域活性化」の切り札としても期待されています。ここでは、その経済効果や成功事例、そして持続可能な発展のための課題について考えてみましょう。
- 地域経済への影響:
- 観光客の増加: 作品のファンが国内外から訪れることで、宿泊施設、飲食店、土産物店などが潤い、地域経済が活性化します。特に、これまで観光地としてあまり知られていなかった地域にとっては、新たな観光客層を開拓するチャンスとなります。
- 雇用創出: 観光客の増加に伴い、観光関連産業での新たな雇用が生まれる可能性があります。ガイドやイベントスタッフなど、地域住民が活躍できる場も増えるでしょう。
- 地域ブランドの向上: 作品を通じて地域の魅力が広く認知されることで、地域のイメージアップやブランド価値の向上に繋がります。これにより、観光客誘致だけでなく、移住者の増加や企業誘致といった波及効果も期待できます。
- 成功事例:
- アニメ聖地巡礼による地方都市の活性化: 茨城県大洗町は、アニメ『ガールズ&パンツァー』の舞台となったことで、多くのファンが訪れる「聖地」となり、大きな経済効果を生み出しました。地元商店街との連携やイベント開催など、地域一体となった取り組みが成功の鍵となりました。このような「アニメツーリズム」の成功は、他の地方都市にとっても大きな希望となっています。
- 映画ロケ地誘致による地域経済の活性化: 日本各地のフィルムコミッションは、映画やドラマのロケ誘致に積極的に取り組んでいます。ロケが行われることで、撮影隊の滞在による直接的な経済効果だけでなく、作品公開後にはロケ地を訪れる観光客が増加し、継続的な経済効果が期待されます。調査によれば、2000年に大阪市に日本初のフィルム・コミッションが設立されて以降、国内各地でロケ地誘致が盛んになっています。
出典:「大洗町が舞台のアニメ「ガールズ&パンツァー」 | 大洗 海の郷 Journal | 【公式】大洗観光協会⧉」|【公式】大洗観光協会
https://www.oarai-info.jp/essay/postid_4868/
- 課題:
- 観光客の増加による環境問題: 観光客が集中することで、ゴミ問題、騒音、交通渋滞といった環境への負荷が増大する可能性があります。自然保護や景観維持への配慮が不可欠です。
- 住民との摩擦: 一部の観光客によるマナー違反(私有地への無断立ち入り、プライバシー侵害など)が、地域住民との間で摩擦を生むことがあります。住民生活への配慮を促す啓発活動や、ルールの明確化が求められます。
- 一過性のブームで終わらせないために: 作品の人気に頼るだけでなく、地域が主体となって持続可能な観光モデルを構築していく必要があります。リピーターを増やすための新たな魅力づくりや、地域資源を活かした「体験型観光」プログラムの開発などが重要です。
コンテンツツーリズムが地域にもたらす恩恵は大きい一方で、その持続可能性を追求するためには、地域住民、行政、そして訪れるファンが一体となって課題解決に取り組む姿勢が重要です。一過性のブームで終わらせず、地域に根差した観光として発展させていくための工夫が求められています。
IV. コンテンツツーリズムを楽しむためのヒント
コンテンツツーリズムを計画し、現地で最大限に楽しむためには、いくつかのポイントがあります。ここでは、具体的な「旅行プラン」の立て方から、現地でのマナー、楽しみ方まで、役立つヒントをご紹介します。
- 旅行プランの立て方:
- 情報収集: まずは、訪れたい作品の舞台やロケ地に関する情報を集めましょう。公式ウェブサイト、ファンのブログ、旅行ガイドブック、SNSなどが役立ちます。特に「聖地巡礼」の場合、ファンが作成したマップやモデル地比較サイトなども参考になります。
- 交通手段の選定: 目的地までのアクセス方法(電車、バス、車など)を調べ、効率的な移動ルートを計画します。公共交通機関が少ない地域では、レンタカーや観光タクシーの利用も検討しましょう。
- 宿泊施設の選定: 目的地周辺の宿泊施設を早めに予約しましょう。作品とコラボした宿泊プランや、ファンが集まる宿などがあれば、より一層旅が楽しくなるかもしれません。
- 観光スポットの選定: 作品の舞台だけでなく、周辺の観光スポットやご当地グルメもリサーチしておくと、旅の満足度がアップします。時間に余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。
- 持ち物チェックリスト(例):
- 作品(原作本、DVD/BD、ゲームソフトなど):現地で確認できるように
- カメラ:思い出を「インスタ映え」する写真に残しましょう
- モバイルバッテリー:スマートフォンの地図アプリや情報検索に必須
- 歩きやすい靴:ロケ地巡りは意外と歩くことが多いです
- 雨具:天候の変化に備えて
- (聖地巡礼の場合)作品関連グッズ:記念撮影の小道具として
- 聖地巡礼やロケ地巡りのマナー:
- 住民生活への配慮: 最も重要なのは、地域住民の生活を尊重することです。早朝や深夜の訪問、大声での会話、ゴミのポイ捨てなどは絶対に避けましょう。
- 私有地への無断立ち入り禁止: 舞台となった場所が個人の住宅や私有地である場合、無断で立ち入ったり、敷地内を撮影したりしてはいけません。
- 撮影マナー: 写真や動画を撮影する際は、他の観光客や住民のプライバシーに配慮しましょう。店舗内や施設内での撮影は、許可を得てから行うのが基本です。三脚の使用が禁止されている場所もあります。
- 公共交通機関の利用マナー: 作品のラッピング電車やバスなどを利用する際は、一般の乗客の迷惑にならないように気をつけましょう。
- 感謝の気持ちを忘れずに: 地域が作品のファンを温かく迎え入れてくれていることに感謝し、節度ある行動を心がけましょう。
- 現地での楽しみ方:
- 地元グルメを堪能する: 作品に登場した料理や、その地域ならではの郷土料理を味わうのは、旅の大きな楽しみの一つです。
- お土産を探す: 作品とコラボした限定グッズや、地域の特産品をお土産に選びましょう。
- 住民との交流: 地元の人々と積極的にコミュニケーションを取ってみましょう。作品の裏話や、地域の魅力を教えてもらえるかもしれません。
- イベントに参加する: 作品関連のイベントや、地域のお祭りに参加するのも良い思い出になります。「体験型観光」を通じて、より深く地域と作品に関わることができます。
- 「インスタ映え」スポットで記念撮影: 作品の象徴的なシーンと同じ構図で写真を撮ったり、お気に入りのキャラクターグッズと一緒に撮影したりして、旅の記録を残しましょう。
事前の準備と現地でのマナーを守ることで、コンテンツツーリズムはより一層楽しく、思い出深いものになります。自分だけの特別な旅を計画してみてください。
V. まとめ
コンテンツツーリズムは、映画、アニメ、文学といった多様な作品の世界を現実に体験できる、新しい旅のカタチです。「聖地巡礼」や「フィルムツーリズム」を通じて、私たちは作品への愛着を深め、登場人物と同じ空気を吸う感動を味わうことができます。そしてそれは、単なる個人的な楽しみにとどまらず、「地域活性化」にも大きく貢献する可能性を秘めています。観光客の増加や地域ブランドの向上といった経済効果はもちろんのこと、ファンと地域住民との間に生まれる温かい交流は、何物にも代えがたい価値を持つでしょう。
今後、テクノロジーの進化(ARやVRの活用など)や、新たなコンテンツの登場により、コンテンツツーリズムはさらに多様な形へと発展していくことが予想されます。同時に、環境への配慮や地域住民との共存といった課題を乗り越え、持続可能な観光モデルを構築していくことが重要です。作品を愛する心が、地域を元気にする力となる。そんな素晴らしい循環を、私たち一人ひとりが意識することで、コンテンツツーリズムの未来はより明るいものになるはずです。
この記事を読んで、少しでもコンテンツツーリズムに興味を持っていただけたなら幸いです。ぜひ、あなたのお気に入りの作品をきっかけに、新しい旅へ出かけてみませんか? きっと、そこには想像を超える感動と、新たな発見が待っているはずです。そして、その旅が、訪れた地域にとって少しでもプラスになることを願っています。
VI. 参考資料(脚注)
この記事を作成するにあたり、以下の情報を参考にしました。
- 国土交通省・経済産業省・文化庁「映像等コンテンツの制作・活用による地域振興のあり方に関する調査報告書」(2005年)
- 岡本亮輔「聖地巡礼 世界遺産からアニメの舞台まで」中央公論新社、中公新書2306、2015年
- 沼尻正之「大林映画にとって「地域」とは何か? : 尾道三部作とそれ以後」『追手門学院大学文学部紀要』2021年
- その他、関連する各自治体・観光協会のウェブサイト
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