大阪七福神巡り完全制覇!1日周遊ルートと見どころ

Osaka 観光地紹介
Osaka | Picture from Pixabay

大阪の活気あふれる街中に、古くから信仰を集める七福神が祀られていることをご存知ですか?実は、これらのパワースポットは1日で効率的に巡ることが可能なんです!この記事では、大阪七福神巡りの完全ガイドとして、御朱印集めも楽しめる最強の1日周遊ルートを徹底解説します。各寺社の見どころからアクセス方法、所要時間、さらには巡拝に役立つTipsまで、あなたの大阪七福神巡りを全力でサポートする情報が満載です。福を呼び込み、心に残る一日を過ごしましょう!

大阪七福神巡り おすすめ1日周遊ルート紹介

大阪七福神は、大阪市内の7つの寺社に祀られています。すべてを1日で巡るには、効率的なルート設定が鍵となります。ここでは、JR玉造駅をスタートし、天王寺駅をゴールとする、徒歩移動を中心としたモデルルートをご紹介します。このルートなら、大阪の街並みを楽しみながら、スムーズに七福神巡りを達成できます。所要時間は、各寺社での参拝時間を含め、約5~6時間を見込んでおくと良いでしょう(昼食時間を除く)。

天王寺

出典:「天王寺観光のおすすめスポット18選!天王寺周辺の人気スポットから大阪観光の定番まで一挙紹介⧉」|アソビュー!

※御朱印の受付時間や行事等により、参拝時間・所要時間が変動する場合があります。事前に各寺社の公式サイトなどで最新情報をご確認ください。

1. 三光神社(さんこうじんじゃ)【寿老人】



出典:「三光神社<公式ホームページ>⧉」|sankoujinja.com
https://sankoujinja.com/index.html

  • ご祭神:天照大神、月読尊、素戔鳴尊 / 七福神:寿老人
  • アクセス:JR環状線「玉造駅」より徒歩約5~6分 / 地下鉄長堀鶴見緑地線「玉造駅」2番出口より徒歩約2分
  • 参拝所要時間(目安):約30分
  • 見どころ:大阪城の東南、真田山に鎮座する古社。境内には、大坂の陣で活躍した真田幸村の像や、大阪城へ続くとされる伝説の「真田の抜け穴跡」があり、歴史ファンにも人気のパワースポットです。長寿の神様である寿老人像も忘れずにお参りしましょう。
  • 御朱印情報:
    • 七福神巡り専用色紙:1,500円(最初の三光神社で購入)
    • 七福神御朱印:各300円
    • 通常御朱印:300円
    • 受付時間:午前10時~午後3時(要確認)
  • 所在地:大阪市天王寺区玉造本町14番90号
  • 公式サイト:三光神社公式ホームページ

移動:三光神社 → 長久寺(徒歩 約19分 / 約1.4km)

長久寺

出典:「長久寺 御朱印 – 大阪市/大阪府 | Omairi(おまいり)⧉」|Omairi
https://omairi.club/spots/89781/goshuin

2. 長久寺(ちょうきゅうじ)【福禄寿】

  • 宗派:日蓮宗
  • ご本尊:一塔両尊 / 七福神:福禄寿
  • アクセス:地下鉄谷町線「谷町六丁目駅」④番出口より徒歩約5分 / 地下鉄谷町線「谷町九丁目駅」②番出口より徒歩約9分
  • 参拝所要時間(目安):約20分
  • 見どころ:谷町筋から少し入った静かな場所に佇むお寺です。こちらでは、幸福・財産・長寿の三徳をもたらす福禄寿様がお祀りされています。境内は落ち着いた雰囲気で、ゆっくりとお参りできます。
  • 御朱印情報:
    • 七福神御朱印:300円
    • 通常御朱印:300円
    • 拝観時間(受付時間):9:00~16:00(要確認)
  • 所在地:大阪市中央区谷町8-2-49

移動:長久寺 → 法案寺(徒歩 約14分 / 約1.1km)

法案寺

出典:「法案寺南坊 御朱印 – 大阪市/大阪府 | Omairi(おまいり)⧉」|Omairi
https://omairi.club/spots/82269/goshuin

3. 法案寺 南坊(ほうあんじ なんぼう)【弁財天】

    • 宗派:高野山真言宗
    • ご本尊:大聖歓喜天 / 七福神:弁財天
    • アクセス:地下鉄・近鉄「日本橋駅」より北へ徒歩約5分

でんでんタウン

出典:「日本橋 (大阪市) – Wikipedia⧉」|ja.wikipedia.org
https://ja.wikipedia.org/wiki/日本橋_(大阪市)

  • 参拝所要時間(目安):約20分
  • 見どころ:賑やかな日本橋エリアにありながら、静寂な空気が流れる法案寺。こちらでは、音楽・芸能・知恵・財福の女神である弁財天様が祀られています。本堂や境内の雰囲気も魅力です。弁天堂にお祀りされている弁財天像にお参りしましょう。
  • 御朱印情報:
    • 七福神御朱印:300円
    • 通常御朱印:300円
    • 拝観時間(受付時間):10:00~16:00(要確認)
  • 所在地:大阪市中央区島之内2-10-14

【昼食休憩】黒門市場へ立ち寄り (法案寺から徒歩 約9分 / 約655m)

ちょうどお昼時になるこのタイミングで、「大阪の台所」と呼ばれる黒門市場でのランチはいかがでしょうか?新鮮な海鮮丼や食べ歩きグルメが豊富で、活気あふれる市場の雰囲気を楽しめます。休憩時間は約60分を目安に、午後の巡拝に備えましょう。

移動:黒門市場 → 大乗坊(徒歩 約6分 / 約468m)

大乗坊

出典:「大乗坊(大阪難波)の御朱印!アクセス方法などもご紹介! | 御朱印たび.com⧉」|御朱印たび.com
https://goshuintabi.com/archives/2872.html

4. 大乗坊(だいじょうぼう) (豊満寺内)【毘沙門天】

  • 宗派:高野山真言宗
  • ご本尊:毘沙門天 / 七福神:毘沙門天
  • アクセス:近鉄「日本橋駅」より徒歩約5分 / 南海電鉄「難波駅」より徒歩約5分 / JR「難波駅」より徒歩約5分
  • 参拝所要時間(目安):約20分
  • 見どころ:日本橋の電気街にも近い場所に位置するお寺。豊満寺の境内にある大乗坊に、勝負事や財福のご利益があるとされる勇ましい姿の毘沙門天様が祀られています。力強い毘沙門天王立像は必見です。
  • 御朱印情報:
    • 七福神御朱印:300円
    • 通常御朱印:300円
    • 拝観時間(受付時間):6:00~18:00(御朱印受付時間は要確認)
  • 所在地:大阪市浪速区日本橋3-6-13

移動:大乗坊 → 大国主神社(徒歩 約16分 / 約1.2km)

5. 敷津松之宮 大国主神社(しきつまつのみや おおくにぬしじんじゃ)【大黒天】



出典:「敷津松之宮 – Wikipedia⧉」|ja.wikipedia.org
https://ja.wikipedia.org/wiki/敷津松之宮

    • ご祭神:素戔嗚尊 / 摂社:大国主神(大黒天)
    • アクセス:地下鉄御堂筋線・四つ橋線「大国町駅」2番出口より徒歩約2分

大国町駅

出典:「Zeppなんば大阪への行き方。大阪メトロ 御堂筋線、四つ橋線大国町駅からのアクセス方法 | 旅人ひつじの乗換・道案内⧉」|旅人ひつじの乗換・道案内
https://traveler-sheep.com/zepp_namba_osaka/217/

  • 参拝所要時間(目安):約20分
  • 見どころ:正式名称は敷津松之宮ですが、境内の摂社である大国主神社に祀られている大黒天様が七福神の一つとして知られています。打ち出の小槌を持つお姿で、金運招福や商売繁盛のご利益で有名です。珍しい「狛鼠(こまねずみ)」にも注目。種銭社もあり、金運アップを願う参拝者が多く訪れるパワースポットです。
  • 御朱印情報:
    • 七福神御朱印:300円
    • 通常御朱印:300円
    • 受付時間:要確認(社務所にて)
  • 所在地:大阪市浪速区敷津西1丁目2-12
  • 公式サイト:敷津松之宮・大国主神社

移動:大国主神社 → 今宮戎神社(徒歩 約10分 / 約717m)

今宮戎神社

出典:「English | 今宮戎神社⧉」|今宮戎神社
https://www.imamiya-ebisu.jp/english

6. 今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ)【恵比寿】

  • ご祭神:天照皇大神、事代主命(ことしろぬしのみこと=えびす様)、素盞鳴尊、月読尊、稚日女尊 / 七福神:恵比寿
  • アクセス:南海高野線「今宮戎駅」すぐ / 地下鉄御堂筋線「大国町駅」③番出口より徒歩約5分 / 地下鉄堺筋線「恵美須町駅」⑤番出口より徒歩約5分
  • 参拝所要時間(目安):約20分
  • 見どころ:「えべっさん」の愛称で親しまれ、特に十日戎(とおかえびす)の時期は多くの参拝者で賑わう、商売繁盛の神様です。創建は古く、聖徳太子が四天王寺を建立した際に西方の守護神として祀られたと伝えられています。明るく活気のある境内で、福を授かりましょう。

四天王寺

出典:「和宗総本山 四天王寺 – 日本仏法最初の官寺⧉」|和宗総本山 四天王寺
https://www.shitennoji.or.jp/

移動:今宮戎神社 → 四天王寺 布袋堂(徒歩 約20分 / 約1.5km)

※この区間は少し距離がありますが、道中に通天閣や一心寺など、大阪のランドマークを眺めながら歩くことができます。

7. 四天王寺 布袋堂(してんのうじ ほていどう)【布袋尊】

  • 宗派:和宗(総本山)
  • ご本尊:救世観音菩薩(ぐぜかんのんぼさつ) / 七福神:布袋尊
  • アクセス:JR・地下鉄「天王寺駅」より北へ徒歩約12分 / 地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」より南へ徒歩約5分
  • 参拝所要時間(目安):約45分(境内が広いため)
  • 見どころ:聖徳太子建立の日本仏法最初の官寺として知られる広大な寺院。七福神巡りのゴールとなる布袋尊は、西門(極楽門)を入ってすぐ右手にある「布袋堂」にお祀りされています。大きな袋を担いだ陽気な姿の布袋尊は、開運、良縁、子宝などのご利益があるとされます。お堂の外にある布袋さんの石像にもお参りし、広い境内を散策するのもおすすめです。
  • 御朱印情報:
    • 七福神御朱印:300円
    • 通常御朱印:300円
    • 受付時間:納経所(西門左側)にて。4月~9月は8:30~16:30、10月~3月は8:30~16:00(要確認)
  • 所在地:大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
  • 公式サイト:和宗総本山 四天王寺

ゴール!四天王寺から最寄りの天王寺駅までは徒歩約15分です。天王寺駅周辺には「あべのハルカス」などもあり、観光の拠点としても便利です。

効率的な巡拝のためのTips

1日でスムーズに大阪七福神巡りを満喫するために、いくつかポイントを押さえておきましょう。

  • 出発時間:午前中の早い時間(できれば9時頃)にスタートするのがおすすめです。特に御朱印をいただく場合、受付時間に限りがあるため、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。
  • 所要時間:上記のモデルルートで、各寺社での参拝時間(各20~45分程度)と移動時間(徒歩)を合わせると、約4時間半~5時間半ほどかかります。昼食休憩(約1時間)を含めると、全体で約5時間半~6時間半を見積もっておくと良いでしょう。
  • 昼食休憩:ルート中間地点にある法案寺近くの「黒門市場」がおすすめです。活気ある市場で大阪グルメを堪能できます。他にも、各寺社の周辺には飲食店がありますので、事前に調べておくのも良いでしょう。
  • 持ち物リスト:
    • 御朱印帳(お持ちの方)
    • 七福神巡り専用色紙代(1,500円)と各御朱印代(300円×7箇所=2,100円)※小銭を用意しておくとスムーズです。
    • 歩きやすい靴(必須!かなりの距離を歩きます)
    • 飲み物(特に夏場は熱中症対策を)
    • 雨具(天候に応じて)
    • スマートフォン・モバイルバッテリー(地図アプリや情報収集に)
    • タオル・ハンカチ
  • 服装:長時間歩くことを考慮し、動きやすく、温度調節しやすい服装を選びましょう。寺社への参拝ですので、過度な露出は避けるのがマナーです。
  • 事前確認:各寺社の開門時間、閉門時間、御朱印の受付時間は必ず事前に公式サイトなどで確認しましょう。特に年末年始や行事期間中は変更される可能性があります。
  • 交通手段:今回は徒歩中心のルートを紹介しましたが、体力に自信がない方や時間を短縮したい方は、地下鉄やバスなどの公共交通機関を組み合わせるのも有効です。各寺社のアクセス情報を参考に、自分に合った交通手段を選びましょう。

知っておきたい!大阪七福神のご紹介

七福神は、それぞれ異なるご利益を持つ福の神様です。巡拝する前に、どんな神様なのかを知っておくと、より一層ありがたみを感じられますよ。

  • 恵比寿(えびす)<今宮戎神社>:漁業の神様として知られ、後に商売繁盛の神様として篤く信仰されるようになりました。右手に釣竿、左手に鯛を持つ姿が一般的です。「えべっさん」として親しまれています。
  • 大黒天(だいこくてん)<大国主神社>:インドのヒンドゥー教の神様が起源で、日本では大国主命(おおくにぬしのみこと)と習合し、食物・財福の神様として信仰されています。打ち出の小槌と大きな袋を持ち、米俵に乗る姿がお馴染みです。
  • 毘沙門天(びしゃもんてん)<大乗坊>:元はインドの武神で、仏教では四天王の一尊(多聞天)として北方を守護します。日本では七福神の一柱として、勝負事、厄除け、財福のご利益があるとされています。勇ましい甲冑姿が特徴です。
  • 弁財天(べんざいてん)<法案寺>:元はインドの河川の女神サラスヴァティー。音楽、弁舌、知恵、財福、技芸などを司る女神として信仰されています。琵琶を奏でる美しい姿で描かれることが多いです。
  • 福禄寿(ふくろくじゅ)<長久寺>:中国の道教の神様で、幸福(子孫繁栄)、封禄(財産)、長寿の三徳を兼ね備えた神様とされています。長い頭と長い髭、杖を持つ老人の姿で表されます。
  • 寿老人(じゅろうじん)<三光神社>:中国の道教の神様で、南極老人星の化身とされています。長寿と健康の神様として信仰されており、杖を持ち、鹿を連れた姿で描かれることが多いです。福禄寿と同一神とされることもあります。
  • 布袋尊(ほていそん)<四天王寺 布袋堂>:唐代末の中国に実在したとされる伝説的な仏僧・契此(かいし)がモデル。常に大きな袋(布袋)を背負っていたことからこの名がつきました。その円満な笑顔と姿から、開運、良縁、子宝、富貴繁栄などの福徳をもたらす神様として信仰されています。

まとめ

大阪七福神巡りは、大阪の街の歴史や文化に触れながら、7つのパワースポットを巡る、まさに福集めのスタンプラリーのような楽しさがあります。1日で巡拝できる手軽さながら、すべての御朱印をいただき色紙が完成した時の達成感と充実感は格別です。ご紹介したルートやTipsを参考に、ぜひあなたも大阪七福神巡りに挑戦して、たくさんの福を呼び込んでみませんか?きっと素敵な思い出とご利益が得られるはずです。

大阪観光の際には、この七福神巡りをプランに加えて、よりディープな大阪を体験してみてくださいね!

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