I. はじめに
隠岐諸島、その魅力は想像を超えるものがあります。日本海に浮かぶこの島々は、ユネスコ世界ジオパークにも認定された雄大な自然景観、古代からの歴史が息づく史跡、そして独自の文化が根付く、まさに日本の宝とも言える場所です。隠岐の島は大きく分けて「島後(どうご)」と3つの島からなる「島前(どうぜん)」があり、それぞれに異なる個性と見どころが溢れています。
4島を周遊する旅は、その多様な魅力を余すところなく体験できる最良の方法です。島ごとに異なる地形、植生、歴史背景に触れることで、隠岐諸島の奥深さを実感し、充実した旅行になること間違いなし。せっかく隠岐へ行くなら、1島だけでなく複数の島を巡ることを強くおすすめします。
このブログでは、隠岐の4島(隠岐の島町、西ノ島町、海士町、知夫里島)を効率よく巡る、3泊4日の感動モデルコースをご紹介します。島後のダイナミックな自然とパワースポット、島前の息をのむ絶景や楽しいアクティビティ、そして島々の歴史と文化、美味しいグルメまで網羅した、忘れられない思い出を刻むための旅プランです。さあ、あなたも隠岐の島の虜になる旅へ出かけましょう!
出典:「島根県隠岐郡 西ノ島町|公式⧉」|島根県隠岐郡 西ノ島町|公式
島根県隠岐郡 西ノ島町|公式島根県の日本海に浮かぶ隠岐、西ノ島町。 人口約2,600人、放牧の馬や牛と共存する、自然豊かな島です🌳 島の暮らし、職、移住情報などをお届けしています!
II. モデルコース紹介
このモデルコースは3泊4日を想定していますが、ポイントを絞れば2泊3日でもお楽しみいただけます。移動はフェリーや島内でのレンタカーが中心となります。各島の魅力を最大限に味わえるよう、観光スポットやグルメ、アクティビティをバランス良く盛り込みました。
3泊4日 隠岐4島周遊 絶景と歴史満喫プラン
1日目:【島後】隠岐の島町 – 大地の成り立ちと神秘に触れる
午前:本土出発、隠岐の島町・西郷港へ
出典:「西郷港(隠岐の島町)|隠岐島の交通情報ならビーウェーブの隠岐の島旅行⧉」|隠岐の島旅行・隠岐の島ツアーのビーウェーブ
https://bewave.jp/oki/access/saigo.html
移動手段:本土の七類港(島根県松江市)または境港(鳥取県境港市)からフェリーに乗船。隠岐汽船のフェリーで約2時間半~3時間の船旅です。船上からは日本海の景色を楽しめます。
到着後:西郷港で予約しておいたレンタカーを受け取ります。島後の観光はレンタカーが便利です。
ポイント:いよいよ隠岐の島旅行のスタート!船旅を楽しみながら、最初の島「島後」へ。
昼食:西郷港周辺で島の味覚を堪能
隠岐の島町に到着したら、まずは腹ごしらえ。西郷港周辺には、新鮮な海の幸を味わえるお店がたくさんあります。隠岐産の魚介を使った海鮮丼や、ブランド牛「隠岐牛」のランチなどがおすすめです。
参考リンク:隠岐の島町 グルメ情報 (e-oki.net)
午後:隠岐自然館・八百杉・玉若酢命神社・壇鏡の滝
出典:「隠岐の島旅⧉」|隠岐の島旅
https://www.e-oki.net/spots/5983/
出典:「隠岐の島旅⧉」|隠岐の島旅
https://www.e-oki.net/spots/5984/
出典:「ON THE TRIP⧉」|on-the-trip.net
https://on-the-trip.net/indices/10468?locale=zh-Hans
出典:「隠岐の島旅⧉」|隠岐の島旅
https://www.e-oki.net/spots/6006/
隠岐自然館
概要:隠岐ユネスコ世界ジオパークの中核施設。隠岐諸島の成り立ちや、独特の生態系、歴史文化について、展示や映像で分かりやすく学べます。旅の最初に訪れることで、隠岐の島観光がより深いものになるでしょう。
所要時間:約1時間
料金:大人500円、小中高生250円(最新情報は公式サイトでご確認ください)
アクセス:西郷港から車で約5分
八百杉(やおすぎ)
概要:玉若酢命神社の境内にある、樹齢2000年ともいわれる巨大な杉の木。国の天然記念物に指定されており、その圧倒的な存在感はまさにパワースポット。幹の太さや高さに驚かされることでしょう。
アクセス:隠岐自然館から車で約5分、玉若酢命神社の鳥居手前。
玉若酢命神社(たまわかすみことじんじゃ)
概要:隠岐国一宮として古くから信仰を集める神社。隠岐造りと呼ばれる独特の建築様式を持つ本殿は国の重要文化財です。静かで厳かな雰囲気の中、旅の安全を祈願しましょう。
アクセス:八百杉のすぐ奥。
壇鏡の滝(だんぎょうのたき)
概要:「日本の滝百選」「全国名水百選」にも選ばれている名瀑。雄滝(おだき)と雌滝(めだき)の二つの滝があり、雄滝は滝の裏側からも見ることができる「裏見の滝」として知られています。滝の裏にある壇鏡神社も神秘的です。
所要時間:駐車場から徒歩約10分
アクセス:玉若酢命神社から車で約40分
夕方:ローソク島遊覧船(要予約)
出典:「ローソク遊覧船 – 有限会社みなとタクシー⧉」|oki-minato.co.jp
http://www.oki-minato.co.jp/etc1.html
概要:隠岐の島観光のハイライトの一つ。海上にそそり立つ高さ約20mの奇岩「ローソク島」の先端に、夕日が重なりまるで巨大なローソクに火が灯ったように見える幻想的な光景を船上から鑑賞します。自然が織りなす奇跡の絶景は感動ものです。
所要時間:約1時間(出航時間は日没に合わせて変動)
料金:大人3,000円、小人1,500円(最新情報は要確認)
注意:天候により欠航となる場合があります。人気が高いため事前予約が必須です。
代替案:遊覧船が欠航した場合は、島後の美しい海岸線で夕日を眺めたり、カフェや雑貨屋巡りを楽しむのも良いでしょう。
宿泊:隠岐の島町
西郷港周辺や景色の良い場所にホテルや旅館、民宿があります。早めの予約がおすすめです。
参考リンク:隠岐の島町の宿泊施設 (e-oki.net)
2日目:【島前】海士町・西ノ島町 – 海の恵みとダイナミックな海岸美
午前:隠岐の島町(西郷港)から海士町(菱浦港)へ。海中展望船あまんぼう
出典:「【海中展望船「あまんぼう」】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet⧉」|jalan.net
https://www.jalan.net/kankou/spt_32525ee4610069062/
出典:「菱浦港(海士町)|隠岐島の交通情報ならビーウェーブの隠岐の島旅行⧉」|隠岐の島旅行・隠岐の島ツアーのビーウェーブ
https://bewave.jp/oki/access/hishiura.html
移動手段:西郷港からフェリーしらしま等で海士町の菱浦港へ(約1時間10分)。
運賃例:2等客室1,600円(要確認)
到着後:菱浦港ターミナル内にあるキンニャモニャセンターで情報収集やお土産探しも。
海中展望船あまんぼう
概要:海士町の美しい海を水上と水中の両方から楽しめる半潜水型の展望船。船底の展望室からは、カラフルな魚や海藻など、海中の様子を間近に観察できます。デッキからは三郎岩(さぶろういわ)などの奇岩も見どころです。
所要時間:約50分
料金:大人2,000円、小人1,000円(目安、要確認)
アクセス:菱浦港からすぐ。
昼食:レストラン船渡来流亭(せんとらるてい)で島グルメ
出典:「船渡来流亭⧉」|船渡来流亭
https://www.e-oki.net/localfood/5465/
概要:菱浦港のキンニャモニャセンター内にあるレストラン。名物の「寒シマメ漬け丼」(スルメイカの醤油漬け丼)や「島じゃ常識サザエカレー」など、海士町ならではの味が楽しめます。
アクセス:海中展望船あまんぼう乗り場から徒歩約3分。
午後:海士町(菱浦港)から西ノ島町(別府港)へ。国賀海岸観光(浦郷港観光船・摩天崖・通天橋)
出典:「国賀海岸の通天橋 | 隠岐の宝物たち・ジオパークサイト一覧 | Oki Islands UNESCO Global Geopark⧉」|Oki Islands UNESCO Global Geopark
https://www.oki-geopark.jp/geopark-sites-features-list/591/
出典:「摩天崖 | 西ノ島町観光協会⧉」||
https://nkk-oki.com/japan/information/matengai/
出典:「国賀めぐり定期観光船 | しまね観光ナビ|島根県公式観光情報サイト⧉」|しまね観光ナビ|島根県公式観光情報サイト
https://www.kankou-shimane.com/experience/34051
移動手段:菱浦港から島前内航船「いそかぜ」などで西ノ島町の別府港へ(約7分)。内航船は1日券(600円)、2日券(1,000円)がお得です(要確認)。
別府港到着後:レンタカーを借りるか、観光タクシーを利用して浦郷港へ向かいます。
浦郷港観光船(国賀海岸めぐり)
概要:西ノ島観光のハイライト、国賀海岸(くにがかいがん)の断崖絶壁や奇岩群を海上から巡る観光船。高さ257mを誇る大絶壁「摩天崖(まてんがい)」や、巨大な岩のアーチ「通天橋(つうてんきょう)」など、迫力満点の景色が続きます。熟練の船頭さんの案内も楽しいです。
所要時間:約1時間30分~2時間(コースによる)
料金:コースにより異なる(例:大人3,000円~、要確認)。事前予約推奨。
アクセス:別府港から車で約15分で浦郷港へ。
摩天崖(まてんがい)
概要:日本有数の高さを誇る海崖。展望台からの眺めはまさに絶景で、広大な牧草地には牛や馬が放牧されており、のどかな風景も楽しめます。遊歩道を散策するのもおすすめです。
アクセス:浦郷港から車で約20分。
通天橋(つうてんきょう)
概要:海水の浸食によって岩の中央部がアーチ状にくり抜かれた奇岩。自然が作り出した造形美に圧倒されます。周辺の国賀神社も趣があります。
アクセス:摩天崖から車で約15分。
由良比女神社(ゆらひめじんじゃ)
概要:平安時代に隠岐国一宮と定められた古社。神社の前には穏やかな入江が広がり、毎年冬になると大量のイカ(ソデイカ)が押し寄せる「いか寄せ伝説」で知られています。海の神様として信仰されています。
アクセス:通天橋から車で約15分。
宿泊:西ノ島町または海士町
西ノ島町、海士町ともに魅力的な宿泊施設があります。翌日の知夫里島へのアクセスも考慮して選びましょう。
参考リンク:島前(西ノ島町・海士町・知夫村)の宿泊施設 (e-oki.net)
3日目:【島前】知夫里島 – 悠久の時が創り上げた景観とアクティビティ
午前:西ノ島町/海士町から知夫里島(来居港)へ。赤ハゲ山・赤壁
移動手段:宿泊地最寄りの港(別府港や菱浦港)から内航船で知夫里島の来居港(くりいこう)へ。
来居港到着後:レンタカーを借ります。知夫里島観光も車が便利です。台数が少ないため事前予約が必須です。
赤ハゲ山(あかはげやま)
概要:標高325mの山頂からは、島前カルデラ(火山活動によってできた窪地)の壮大なパノラマを一望できます。天気が良ければ遠く大山まで見えることも。360度の絶景は息をのむ美しさで、隠岐ジオパークを代表する景観の一つです。牛が放牧されている牧歌的な風景も魅力です。
アクセス:来居港から車で約20分。
赤壁(せきへき)
概要:約1kmにわたって続く高さ50m~200mの断崖。酸化鉄の影響で赤褐色に見える岩肌が特徴的で、夕日に照らされると一層美しく輝きます。約630万年前の火山活動の痕跡を間近に見ることができ、地球のダイナミズムを感じられるスポットです。
アクセス:赤ハゲ山から車で約20分。
島津島シーカヤック/SUP体験(要予約)
概要:知夫里島の東に位置する無人島・島津島周辺で、エメラルドグリーンの美しい海を満喫できるマリンアクティビティ。シーカヤックやSUPで、洞窟探検や穏やかな湾内クルージングを楽しめます。インストラクターが丁寧に指導してくれるので初心者でも安心です。
所要時間:約2~3時間
料金:中学生以上7,700円/人~(要確認、プランによる)
実施期間:主に春~秋(要確認)
注意:事前予約が必須です。
昼食:Chez SAWA(シェ サワ)(要予約)または島内食事処
概要:知夫里島の食材を活かした本格フレンチが味わえる隠れ家レストラン「Chez SAWA」。完全予約制なので、訪問を計画する場合は早めの予約を。ランチコースは3,630円から(要確認)。その他、島内には素朴な食堂もあります。
アクセス:島内各所。
午後:知夫里島内散策、または本土への移動準備
知夫里島には他にも小さな集落や美しい海岸線など、のんびり散策するのに良い場所があります。
フェリーの時刻は季節によって変動します(特に本土へ戻る最終便)。e-oki.netのモデルコースでは、時期により本土への戻り方が異なりますので、事前に最新の時刻表を確認し、旅程を調整してください。
夕方:知夫里島(来居港)から西ノ島町(別府港)経由で本土へ
移動手段:来居港から内航船で西ノ島町の別府港へ(約17分)。その後、別府港から七類港など本土へ向かうフェリーに乗船(約2時間10分~)。
※フェリーの時刻により、この日のうちに本土に戻るか、島前でもう1泊するかを決定します。3泊4日の場合、島前で宿泊も可能です。
宿泊:西ノ島町、海士町、または本土へ戻り宿泊
4日目:隠岐の魅力を再発見、そして出発
3泊4日の場合、この日は午前中に島前(西ノ島町または海士町)でまだ訪れていないスポットを巡ったり、お土産探しを楽しんだりする時間に充てられます。例えば、西ノ島焼火窯(たくひがま)で陶芸体験をする、海士町の湧水「天川の水(あまかわのみず)」を訪れるなど、興味に合わせてプランを立てましょう。
あるいは、午前中のフェリーで早めに本土へ戻り、帰路につくことも可能です。隠岐の島旅行で撮った写真を見返しながら、旅の余韻に浸るのも良いでしょう。
出発
各港からフェリーで本土へ。または隠岐世界ジオパーク空港から飛行機で。
最後まで隠岐の自然と文化を心に刻み、次の旅への期待を胸に帰路につきましょう。
2泊3日 短期集中!隠岐満喫プラン
もし日程が2泊3日の場合は、上記の3泊4日コースをベースに、3日目の知夫里島観光後、夕方のフェリーで本土へ戻るプランがおすすめです。各島での滞在時間は短くなりますが、主要な見どころは押さえることができます。この場合、1日目島後、2日目海士町・西ノ島町、3日目知夫里島と巡り、3日目の夕方に本土へ戻るスケジュールになります。アクティビティの時間を調整したり、訪れるスポットを厳選したりする工夫が必要です。
III. 交通手段と宿泊施設
隠岐へのアクセス
隠岐諸島への主なアクセス方法は飛行機とフェリーです。
飛行機
隠岐世界ジオパーク空港(島後・隠岐の島町)が空の玄関口です。大阪(伊丹空港)と出雲空港(島根県)から定期便が運航しています。
メリット:移動時間が短い(伊丹から約1時間、出雲から約30分)。
デメリット:便数が少ない、フェリーに比べて運賃が高い傾向がある、天候に左右されやすい。
利用のポイント:時間を有効に使いたい方、船酔いが心配な方におすすめです。
フェリー
本土の七類港(島根県松江市)と境港(鳥取県境港市)から隠岐汽船のフェリーが各島へ運航しています。大型フェリー(おき、くにが、しらしま等)と高速船レインボージェットがあります。
メリット:車両も一緒に運べる(要予約・別料金)、比較的運賃が安い、船旅の風情を楽しめる、就航率が高い。
デメリット:移動時間が長い(フェリーで約2時間半~、高速船で約1時間~)。
利用のポイント:時間に余裕がある方、車で島内を巡りたい方、船旅を楽しみたい方におすすめです。最新の時刻表や運賃は隠岐汽船公式サイトでご確認ください。ビーウェーブの隠岐アクセス情報も参考になります。
島内交通
島内の移動はレンタカーが最も便利です。特に島後は広く、見どころが点在しているため必須と言えるでしょう。島前各島でもレンタカーがあると効率よく観光できます。台数に限りがあるため、特に観光シーズンは早めの予約をおすすめします。
その他、路線バスもありますが本数が少ないため、事前に時刻表を確認し計画的に利用する必要があります。観光タクシーやレンタサイクルを利用できる場所もあります。
島前3島(西ノ島町・海士町・知夫里島)間の移動には、内航船(フェリーどうぜん、いそかぜなど)が運航しています。観光客向けにお得な1日券や2日券も販売されている場合があります。
宿泊施設
隠岐にはホテル、旅館、民宿、ゲストハウスなど、様々なタイプの宿泊施設があります。西郷港周辺(島後)や別府港周辺(西ノ島町)、菱浦港周辺(海士町)には比較的多くの宿が集まっています。知夫里島は宿泊施設の数が少ないため、早めの予約が肝心です。
絶景を楽しめる宿、地元の食材を活かした料理が自慢の宿、アットホームな雰囲気の宿など、旅のスタイルや予算に合わせて選びましょう。
e-oki.netの宿泊施設情報で、エリアやタイプ別に検索・比較検討できます。
IV. 隠岐のグルメ
隠岐諸島は日本海の豊かな海の幸に恵まれ、美味しいものがたくさんあります。このモデルコースでもいくつか触れましたが、それ以外にもぜひ味わってほしい隠岐グルメをご紹介します。
- 隠岐牛(おきぎゅう):潮風を受けてミネラル豊富な牧草で育った隠岐牛は、きめ細かい霜降りと濃厚な旨みが特徴。ステーキや焼肉、すき焼きなどで堪能できます。
- 新鮮な海鮮料理:アワビ、サザエ、イカ、カニ(冬期)、白バイ貝など、四季折々の新鮮な魚介類が豊富。お刺身、煮付け、焼き物など、シンプルな調理法で素材の味を活かした料理が楽しめます。特に春から夏にかけて旬を迎える「岩ガキ」は絶品です。
- 寒シマメ漬け丼:モデルコースでも紹介した海士町の名物。新鮮なスルメイカ(シマメ)を肝醤油に漬け込んだ丼ぶりで、ご飯が進むこと間違いなし。
- サザエカレー:隠岐産のサザエがゴロゴロ入ったご当地カレー。磯の香りとスパイスが絶妙にマッチします。
- へか焼き:魚介や野菜を味噌ベースの出汁で煮込む隠岐の郷土料理。漁師飯がルーツとされ、体が温まる一品です。
- その他:隠岐そば、あらめ(海藻)料理なども隠岐ならではの味です。
各島の飲食店情報は、e-oki.netのグルメ情報で検索できます。訪れる際には、旬の食材やおすすめメニューをお店の人に尋ねてみるのも良いでしょう。
V. まとめ
隠岐の島4島を巡るこのモデルコースは、雄大な自然が創り出した絶景、太古からの歴史が息づくパワースポット、島ならではの温かい文化と美味しいグルメ、そして爽快なアクティビティと、隠岐諸島の魅力を余すところなく体験できるよう工夫しました。島ごとに異なる表情を見せる隠岐の旅は、きっとあなたの心に深く刻まれる忘れられない思い出となるでしょう。
旅行計画の際には、フェリーや宿泊施設、人気の遊覧船やアクティビティは早めに予約することをおすすめします。また、島々は天候が変わりやすいこともあるため、雨具や羽織るもの、歩きやすい靴を準備し、船に乗る際は酔い止め対策もしておくと安心です。
隠岐の島は、自然と歴史、文化が融合した日本の宝庫です。このモデルコースを参考に、あなただけの特別な隠岐の島旅行を計画してみてはいかがでしょうか。きっと、日常を忘れさせてくれる素晴らしい発見と感動が待っています。
VI. 参考情報
隠岐の島旅行の計画に役立つウェブサイトです。
- 隠岐の島旅(隠岐観光協会公式サイト):隠岐の観光情報全般、モデルコース、宿泊、グルメ、アクティビティ情報など。
- ビーウェーブ 隠岐の島旅行・ツアー:隠岐へのツアー情報やモデルコース、アクセス情報。
- 隠岐汽船:フェリー・高速船の時刻表、運賃、予約。
- 隠岐ユネスコ世界ジオパーク:ジオパークに関する詳細情報。
旅行計画のヒント:持ち物・服装など
隠岐の島々は、年間を通して比較的温暖な気候ですが、1日の寒暖差や天候の変化に備え、重ね着できる服装がおすすめです。特に船上や海岸沿いは風が強いことがあるため、ウインドブレーカーなど風を通しにくい上着があると便利です。また、自然の中を散策する機会が多いため、歩きやすいスニーカーは必須です。日差し対策の帽子やサングラス、雨具(折り畳み傘やレインウェア)も忘れずに。夏場は海水浴やマリンアクティビティを楽しむなら水着やタオルも必要です。カメラやモバイルバッテリーもあると、旅の思い出をたくさん残せます。
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