【栃木B級グルメ13選】食べ歩きガイド!定番から穴場まで

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はじめに

豊かな自然、歴史的な建造物、そして心温まる温泉地。栃木県は多様な魅力に溢れた場所ですが、旅の醍醐味といえばやはり「食」ではないでしょうか。

実は栃木県、知る人ぞ知るグルメの宝庫!地元で長年愛されてきた伝統の味から、アイデア光るご当地B級グルメまで、美味しいものが目白押しなのです。

この記事では、そんな栃木県が誇る絶品B級グルメの中から、特におすすめしたい13品を厳選してご紹介します。この記事を読めば、あなたの栃木食べ歩きプランがより一層充実すること間違いなし!さあ、栃木の美味しい魅力を発見する旅に出かけましょう。

栃木を代表する伝統の郷土料理

まずは、栃木の歴史と風土が育んだ、伝統的な郷土料理からご紹介します。地元産の食材を活かした、滋味深い味わいが魅力です。

1. とちぎ和牛料理

笹沼洋一 牧場

出典:「農家情報 | とちぎの和牛を考える会⧉」|とちぎの和牛を考える会 – 栃木県の牛飼いホームページ
https://www.tochiginowagyu.com/farmer-info/

歴史や由来:「とちぎ和牛」は、栃木県内で丹精込めて育てられた黒毛和牛の中でも、特に品質の高いA・B4等級以上のものだけに与えられる称号です。その品質は全国規模の品評会でも高く評価され、度々最優秀賞に輝いています。

特徴:鮮やかな霜降りが美しいとちぎ和牛は、きめ細かい肉質と、とろけるような甘み、そして芳醇な旨味が特徴です。ステーキでシンプルにそのものの味を堪能するもよし、すき焼きやしゃぶしゃぶで贅沢に味わうもよし。一口食べれば、上質な脂の甘みが口いっぱいに広がります。

どこで食べられるか:栃木県内の多くのステーキハウス、焼肉店、レストランなどで提供されています。特に、JA全農とちぎ直営の「とちぎ和牛 焼肉レストラン ステーキハウス存じやす」(宇都宮市)などが有名です。

地元が誇る最高級和牛、とちぎ和牛。特別な日のご馳走や、旅の思い出にぜひ味わってみてください。続いては、日光の伝統食材をご紹介します。

2. 日光湯波(ゆば)料理

お昼のお献立 - 日光湯波巻 全 ZEN日光湯波巻 全 ZEN

出典:「日光湯波巻 全 ZEN日光湯波巻 全 ZEN⧉」|日光湯波巻 全 ZEN – Just another WordPress site
https://nikko-zen.co.jp/

歴史や由来:ゆばは、仏教伝来とともに中国から日本へ伝わった食材です。日光にゆばの製法が伝わったのは鎌倉時代とされ、山岳信仰の修行僧たちにとって貴重なタンパク源として重宝されてきました。京都では「湯葉」と書きますが、日光では「湯波」と表記します。これは製法の違いにも由来し、京都では豆乳を加熱した際にできる膜を一枚引き上げるのに対し、日光では膜の中央に串を入れ二つ折りにして引き上げるため、より厚みと食べ応えがあるのが特徴です。

特徴:日光湯波は、しっかりとした食感と大豆本来の豊かな風味が楽しめます。生で刺身のように味わったり、煮物、揚げ物、あんかけなど、様々な調理法でその美味しさを堪能できます。特に、何層にも重ねて揚げた「揚巻湯波」は、外はカリッと、中はジューシーで絶品です。

どこで食べられるか:日光市内には湯波料理専門店が数多く点在し、湯波懐石を提供する料亭から、気軽に食べ歩きできるゆばコロッケやゆばまんじゅうなどを販売するお店まで様々です。「ふだん着の「ゆば料理」 割烹 与多呂」(日光市)や、「元祖日光ゆば料理 恵比寿家」(日光市)などが知られています。

歴史ある日光の味、湯波。ヘルシーながらも満足感のある逸品です。次に紹介するのは、見た目もユニークな栃木の伝統食です。

3. しもつかれ

しもつかれ/シモツカレ 栃木県 | うちの郷土料理:農林水産省

出典:「しもつかれ/シモツカレ 栃木県 | うちの郷土料理:農林水産省⧉」|maff.go.jp
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/31_1_tochigi.html

歴史や由来:「しもつかれ」は、江戸時代中期の天明の飢饉の頃に、稲荷神社へのお供え物として始まったとされる、栃木県を代表する郷土料理です。特に旧暦の2月の初午(はつうま)の日に、無病息災を願って各家庭で作られてきました。農林水産省選定の「郷土料理百選」にも選ばれています。

特徴:鮭の頭、大根、人参、節分で使った大豆、酒粕などを一緒に煮込んだ料理で、独特の風味と見た目が特徴です。「鬼おろし」という竹製のおろし器でおろした大根と人参のシャキシャキとした食感と、鮭の旨味、酒粕のコクが一体となった複雑ながらも奥深い味わいです。栄養価も高く、栃木の冬の味覚として親しまれています。

どこで食べられるか:主に家庭料理として作られることが多いですが、一部の郷土料理店や道の駅などで味わうことができます。また、スーパーマーケットでお惣菜として販売されていることもあります。

好き嫌いが分かれるとも言われますが、一度は試してみたい栃木の伝統の味、しもつかれ。続いては、海なし県・栃木ならではの驚きの養殖グルメです。

4. 温泉とらふぐ

歴史や由来:「温泉とらふぐ」は、那珂川町の町おこしとして平成20年度から始まった新しい名物です。廃校になった小学校のプールを利用し、塩分を含む温泉水でトラフグの養殖に成功しました。今では約3000尾が飼育されています。

特徴:温泉水には旨味成分である遊離アミノ酸が豊富に含まれているため、天然のとらふぐと比較しても甘みが強く、しっかりとした歯ごたえが楽しめると評判です。てっさ(ふぐ刺し)やてっちり(ふぐ鍋)、唐揚げなど、様々な調理法でその美味しさを堪能できます。

どこで食べられるか:那珂川町内の飲食店や旅館で提供されています。「元湯 東屋」(那珂川町)や「料亭 飯塚」(那珂川町)などで味わえます。

海なし県で育つ絶品とらふぐは、まさに栃木の新たな味覚。伝統料理を堪能した後は、地元民に愛されるソウルフードの世界へご案内します。

栃木のソウルフード!ご当地グルメ

ここからは、栃木県民の日常に溶け込み、長年愛され続けている「ソウルフード」とも言えるご当地グルメをご紹介します。手軽に味わえるB級グルメの数々は、食べ歩きにもぴったりです。

5. 宇都宮餃子

宇都宮餃子会公式サイト|餃子の街 宇都宮でおいしい餃子を食べ歩こう。

出典:「宇都宮餃子会公式サイト|餃子の街 宇都宮でおいしい餃子を食べ歩こう。⧉」|gyozakai.com
https://www.gyozakai.com/

歴史や由来:栃木のグルメといえば、まず「宇都宮餃子」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。宇都宮市は餃子の年間購入額・支出金額で常に全国トップクラスを誇る「餃子の街」。その歴史は、戦時中に宇都宮に駐屯していた陸軍第14師団の兵士たちが、満州(現在の中国東北部)で食べた餃子の味を忘れられず、帰国後に宇都宮で広めたのが始まりとされています。

特徴:宇都宮餃子の最大の特徴は、白菜やキャベツ、ニラといった野菜をたっぷり使っている点です。豚肉やニンニクは控えめで、野菜の甘みと旨味が主役。あっさりとした味わいなので、いくらでも食べられてしまうのが魅力です。焼き餃子、水餃子、揚げ餃子が基本で、お店ごとに皮の厚さや具材の配合、タレなどに工夫を凝らしており、そのバリエーションは無限大です。

どこで食べられるか:宇都宮市内には300軒以上もの餃子専門店や中華料理店が軒を連ねています。
人気店としては、シャキシャキとした野菜の食感が楽しめる「宇都宮みんみん」、肉汁たっぷりの「正嗣(まさし)」、羽根つき餃子が名物の「香蘭」などがあり、連日多くの人で賑わっています。宇都宮駅周辺には「来らっせ 本店」という、人気店の餃子を一度に楽しめるフードテーマパークもあります。

餃子マップを片手に、宇都宮餃子の食べ比べを楽しむのはいかがでしょうか。続いては、麺好きにはたまらないあのご当地ラーメンです。

6. 佐野ラーメン

佐野らーめん/佐野市

出典:「佐野らーめん/佐野市⧉」|city.sano.lg.jp
https://www.city.sano.lg.jp/soshikiichiran/sougou/toshibrandsuishin/gyomuannai/koho/meibutsu/5152.html

歴史や由来:「佐野ラーメン」は、栃木県佐野市発祥のご当地ラーメンです。その歴史は古く、大正時代に中国人コックが伝えた手打ち麺がルーツとされています。佐野市は良質な水に恵まれており、その水が美味しい麺とスープを生み出しています。

特徴:佐野ラーメンの最大の特徴は、青竹を使って麺を打つ「青竹手打ち麺」です。この製法により、麺の中に多くの気泡が含まれ、茹でた際に熱伝導が良くなり、ツルツルとした喉越しと強いコシ、そして独特の縮れが生まれます。スープは鶏ガラや豚ガラをベースにした透明感のある醤油味が主流で、あっさりとしていながらもコク深い味わいが麺と絶妙に絡み合います。具材はチャーシュー、メンマ、ネギといったシンプルなものが多く、麺とスープの美味しさを引き立てます。

どこで食べられるか:佐野市内には200軒以上のラーメン店がひしめき合い、それぞれが伝統の味を守りつつ、オリジナリティを追求しています。
代表的なお店としては、行列の絶えない人気店「森田屋総本店」、自家製麺の美味しさが際立つ「麺屋ようすけ」、バランスの取れた一杯が魅力の「万里」などがあります。各店が個性を競い合っているので、佐野ラーメンの食べ比べもおすすめです。

青竹手打ち麺の独特の食感が癖になる佐野ラーメン。次にご紹介するのは、意外な組み合わせが美味しい焼きそばです。

7. じゃがいも入り焼きそば



出典:「じゃがいも入りやきそば – Wikipedia⧉」|ja.wikipedia.org
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%8C%E3%81%84%E3%82%82%E5%85%A5%E3%82%8A%E3%82%84%E3%81%8D%E3%81%9D%E3%81%B0

歴史や由来:「じゃがいも入り焼きそば」は、その名の通り、焼きそばにふかしたじゃがいもが入っている栃木市を中心としたエリアのご当地グルメです。栃木市は古くからじゃがいもの栽培が盛んで、戦後、小麦粉の輸入が増えて麺類の製造が普及する中で、自然発生的に生まれたと言われています。特に足利市や栃木市周辺では「ポテト入り焼きそば」として親しまれています。

特徴:麺は、セイロで長時間蒸した「二度ぶかしやきそば麺」を使用するのが一般的で、モチモチとした食感が特徴です。具材の主役であるじゃがいもは、ホクホクとした食感でソースと絡み合い、独特のコクと旨味を生み出します。お店によっては豚ひき肉と野菜を煮込んだスープをかけて仕上げるところもあり、ソースの香ばしさとじゃがいもの甘みが絶妙なハーモニーを奏でます。

どこで食べられるか:栃木市や小山市の加盟店などで提供されています。「ふくや食堂」(栃木市)や「櫻井焼きそば」(栃木市)、「から揚げかずちゃんち」(栃木市、Facebookページ)などが知られています。手軽なランチや小腹が空いた時のおやつとしても人気です。

ありそうでなかった組み合わせが新鮮なじゃがいも入り焼きそば。続いては、串に刺さったホクホクのあのグルメです。

8. いもフライ

いもフライ

出典:「いもフライ – 佐野市観光協会⧉」|佐野市観光協会 – ようこそ、佐野市観光協会のオフィシャルサイトへ!
https://sano-kankokk.jp/?page_id=4046

歴史や由来:「いもフライ」は、蒸したじゃがいもを一口サイズにカットして串に刺し、パン粉などの衣をつけて揚げ、特製ソースをたっぷりとかけて味わう佐野市のB級グルメです。戦後の食糧難の時代、じゃがいも畑が広がる佐野市一帯で、リヤカーで揚げたてのいもフライを売り歩いたのが始まりと言われています。

特徴:衣はサクサク、中のじゃがいもはホクホクとした食感が楽しめます。決め手となるのは、各店秘伝のフルーティーで濃厚な特製ソース。このソースがじゃがいもの素朴な甘みを引き立て、後を引く美味しさです。シンプルながらもどこか懐かしい味わいで、佐野市民にとっては子供の頃から慣れ親しんだソウルフードです。

どこで食べられるか:佐野市内には多くのいもフライ専門店があり、「いもフライマップ」も存在するほど。代表的なお店には「いもフライの店 江原商店」(佐野市)や、「いでい焼そば店」(佐野市、ウェブサイト)、「いもフライ 大しま」(佐野市)などがあります。揚げたてアツアツを頬張るのがおすすめです。

ソースの香りが食欲をそそるいもフライ。次にご紹介するのは、開運を願う縁起の良いご当地うどんです。

9. 開運小山うどん

開運小山うどん

出典:「開運小山うどん | おやまブランド⧉」|おやまブランド |
https://www.oyamabrand.com/oyama-brand/kaiunoyamaudon

歴史や由来:「開運小山うどん」は、栃木県内でも有数の小麦の生産地である小山市のご当地うどんです。小山市の農家では、古くから自家栽培の小麦を使ってうどんを作り、来客に振る舞う風習がありました。その伝統を受け継ぎ、地元の食材を活かした「小山うどん」が誕生しました。「開運」の名は、小山市のパワースポットである須賀神社などにあやかり、縁起の良いグルメとしてPRされています。

特徴:「開運小山うどん」にはいくつかの定義があり、小山産小麦「イワイノダイチ」と日光連山の伏流水から湧き出る小山の名水を使用すること、そして白く透き通り、モチモチとした食感の麺に仕上げることが基本ルールとされています。冷たい麺を温かいつけ汁でいただくのが伝統的な食べ方で、ツルツルとした喉越しとしっかりとしたコシが楽しめます。

どこで食べられるか:小山駅周辺のうどん店や食事処、約7店舗で提供されています。「小山うどん会」のウェブサイトで加盟店を確認できます。

地元の恵みが詰まった開運小山うどん。旅の途中で縁起の良い一杯を味わってみてはいかがでしょうか。最後にご紹介するのは、那須高原の温かな一杯です。

10. 那須のすいとん

歴史や由来:「那須のすいとん」は、古くから日本各地で食されてきた「すいとん(水団)」を現代風にアレンジした那須町のご当地グルメです。那須には、江戸時代に黒羽藩主・大関増業公の姫が病にかかった際、那須湯本の題目碑に祈祷し、お供え物にあった米の団子を白湯に入れて食べたところ快復したという伝説が残っており、これが「那須のすいとん」のルーツの一つとも言われています。

特徴:小麦粉を練って団子状にし、野菜などと一緒に煮込んだすいとんは、素朴で優しい味わいです。「那須のすいとん」は、この伝統的なすいとんをベースに、各店がオリジナリティあふれるアレンジを加えているのが特徴。醤油ベースの和風味だけでなく、トマトスープ仕立ての洋風すいとん、カレー風味、さらにはそばと組み合わせたすいとんなど、バラエティ豊かです。那須の新鮮な野菜をたっぷり使ったものも多く、ヘルシーながらも満足感があります。

どこで食べられるか:那須町内の約25店舗の飲食店で、それぞれの「那須のすいとん」を提供しています。観光協会などで配布されている「那須のすいとんマップ」を参考に、お好みの味を探すのも楽しいでしょう。

心も体も温まる那須のすいとん。寒い季節はもちろん、高原の爽やかな空気の中で味わうのも格別です。さて、お腹を満たした後は、甘いもので一息つきませんか?

栃木県民に愛される郷土菓子・おやつ

食後のデザートや、ちょっとした休憩にぴったりの、栃木県民に長年愛されてきた郷土菓子やおやつをご紹介します。旅のお土産にもおすすめです。

11. いちごスイーツ

いちごスイーツ

出典:「日本一のイチゴ王国!栃木県のおすすめイチゴスイーツ6店|るるぶ&more.⧉」|るるぶ&more.
https://rurubu.jp/andmore/article/11185

歴史や由来:栃木県は、いちごの生産量において50年以上も連続で日本一を誇る「いちご王国」です。冬の日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きい気候がいちご栽培に適しており、美味しいいちごが育ちます。

特徴:代表的な品種には、甘みと酸味のバランスが良い「とちおとめ」や、大粒で上品な甘さが特徴の「スカイベリー」などがあります。栃木県内では、これらの新鮮で高品質ないちごをふんだんに使ったスイーツが至る所で楽しめます。パフェ、ケーキ、タルト、大福、ジェラート、かき氷など、そのバリエーションは無限大。いちご狩りを楽しめる農園も多く、採れたてのいちごをその場で味わうこともできます。

どこで食べられるか:県内の洋菓子店、和菓子店、カフェ、道の駅、観光農園などで、様々ないちごスイーツが提供されています。特に「いちごの里」(小山市)は、いちご狩りはもちろん、いちごを使ったスイーツや食事が楽しめる人気のスポットです。

まさに「いちご王国」ならではの贅沢ないちごスイーツ。旬の時期には、ぜひ栃木でいちご三昧の旅を楽しんでください。続いては、ユニークな形をしたご当地スイーツです。

12. とて焼

とて焼|飲食と御土産|ShiobaLove

出典:「とて焼|飲食と御土産|ShiobaLove⧉」|ShiobaLove|源泉遺産 塩原温泉郷公式サイト
https://www.siobara.or.jp/gourmet/toteyaki/

歴史や由来:「とて焼」は、塩原温泉郷のご当地グルメとして2010年に誕生しました。その名前と形は、かつて塩原温泉で観光客の送迎などに使われていた「トテ馬車」のラッパ型警笛(トテ)に由来しています。温泉街の活性化を目指して開発されました。

特徴:見た目はクレープに似ていますが、生地に特徴があります。那須塩原産の牛乳と卵を使った生地は、クレープよりも厚めで、カステラのようなふっくらとした食感と優しい甘みが魅力です。中に入れる具材は各店の自由で、あんこやカスタード、フルーツ、生クリームといったスイーツ系のものから、鶏つくね、角煮、地元野菜を使ったお惣菜系のものまで、実にバラエティ豊か。甘いものからしょっぱいものまで、様々な「とて焼」が楽しめます。

どこで食べられるか:塩原温泉郷の旅館や飲食店、土産物店など約10店舗以上で提供されています。各店舗がオリジナルの「とて焼」を開発しており、食べ比べも楽しみの一つ。「塩原温泉 とて焼」のFacebookページなどで情報を確認できます。温泉街を散策しながら、片手で気軽に味わえるのが嬉しいポイントです。

見た目も可愛らしく、食べ歩きに最適なとて焼。最後に紹介するのは、栃木県民なら誰もが知っているあの飲み物です。

13. レモン牛乳

レモン牛乳

出典:「レモン牛乳 – Wikipedia⧉」|ja.wikipedia.org
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%A2%E3%83%B3%E7%89%9B%E4%B9%B3

歴史や由来:「レモン牛乳」(正式名称:関東・栃木レモン)は、戦後の甘いものが貴重だった時代に「関東牛乳」が「関東レモン牛乳」として発売したのが始まりで、以来60年以上にわたり栃木県民に愛され続けているソウルフードドリンクです。一時期、製造元の廃業により存続が危ぶまれましたが、栃木乳業が製法を受け継ぎ、「関東・栃木レモン」として復活。今もなお、その人気は健在です。

特徴:名前に「レモン」とありますが、実際にはレモン果汁は入っていません。牛乳に砂糖やレモン香料などを加えた乳飲料で、甘酸っぱく爽やかな風味が特徴です。どこか懐かしい、優しい甘さが口の中に広がります。黄色いパッケージも印象的です。

どこで食べられるか:栃木県内のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、駅の売店、道の駅などで手軽に購入できます。レモン牛乳を使ったアイスクリームやクッキーなどのお菓子も人気のお土産となっています。

栃木県民のソウルドリンク、レモン牛乳。旅の途中で見かけたら、ぜひ一度その味を確かめてみてください。

まとめ

この記事では、栃木県が誇るB級グルメの中から、伝統の郷土料理から地元で愛されるソウルフード、そして懐かしのおやつまで、選りすぐりの13品をご紹介しました。とちぎ和牛の贅沢な味わい、歴史を感じる日光湯波しもつかれ、海なし県ならではの温泉とらふぐ。そして、全国区の人気を誇る宇都宮餃子佐野ラーメン、地元ならではのじゃがいも入り焼きそばいもフライ、縁起の良い開運小山うどんに、心温まる那須のすいとん。さらには、甘くて美味しいいちごスイーツ、ユニークなとて焼、そしてお馴染みのレモン牛乳まで、栃木には本当に美味しいものが溢れています。

豊かな自然と歴史に育まれた栃木県の食文化は、訪れる人々を温かく迎え、旅の思い出をより一層豊かなものにしてくれるでしょう。この記事が、あなたの栃木旅行のグルメ探訪の一助となれば幸いです。ぜひ実際に栃木県を訪れて、これらの絶品B級グルメを心ゆくまで堪能してみてください。きっと、あなたのお気に入りの一品が見つかるはずです。

今後も、読者の皆様からのおすすめ栃木B級グルメ情報などを募集し、さらに深掘りした情報をお届けできればと考えています。あなたの「推しグルメ」もぜひ教えてくださいね!

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