【福岡の離島巡り】芸術×自然、歴史×グルメ、猫の島など魅力満載

福岡といえば、博多の屋台や天神の買い物スポット、大濠公園など都市型の観光がまず思い浮かぶかもしれません。しかし、福岡県の魅力はそれだけではありません。福岡県には玄界灘や有明海に浮かぶ多くの魅力的な離島があり、都会の喧騒を離れた穏やかな島時間を楽しむことができるのです。あ

福岡市内からわずか数十分でアクセスできる島から、少し足を延ばして訪れる価値のある島まで、それぞれに異なる魅力を持った離島が点在しています。歴史的な遺産や文化、手つかずの自然、新鮮な海の幸、そして何より島特有のゆったりとした時間の流れ。都市観光とはまったく異なる「島旅」の魅力が福岡県にはあふれているのです。

本記事では、能古島、志賀島、宗像大島、相島、姫島など福岡県を代表する離島の魅力を徹底解説します。家族連れなら自然体験が豊富な能古島、歴史好きなら金印発見の地である志賀島、世界遺産を訪れたいなら宗像大島、猫好きなら「猫島」として知られる相島など、旅の目的やスタイルに合わせた島選びのヒントもご紹介。日帰り旅行から宿泊を伴う本格的な島旅まで、様々なプランに対応できる情報を盛り込みました。

各島へのアクセス方法、見どころ、グルメ情報、おすすめの宿泊施設まで、島旅を計画する際に必要なすべての情報を網羅。これを読めば、あなたも明日にでも福岡の離島へ旅立ちたくなること間違いなしです。都市観光だけでは味わえない、離島ならではの魅力的な旅へ出かけましょう!

福岡の離島の魅力とは?

福岡県の離島の最大の魅力は、都市部からのアクセスの良さと、それでいて都会の喧騒を忘れさせてくれる豊かな自然環境です。福岡市内から日帰りも可能な距離にありながら、一歩島に足を踏み入れれば、そこには透明度の高い海、緑豊かな山々、のどかな田園風景が広がります。時間の流れがゆったりとしていて、都会の忙しさを忘れて心身をリフレッシュするのに最適な環境です。

また、福岡の離島には貴重な歴史的遺産も数多く残されています。志賀島の金印や宗像大島の世界遺産「神宿る島」など、日本の歴史を紐解く重要な遺跡や史跡が数多く存在。歴史好きな方にとっては、教科書で学んだ歴史を実際に肌で感じることができる貴重な場所となっています。

さらに、新鮮な海の幸を使った島グルメも見逃せません。島ならではの新鮮な魚介類、地元でしか味わえない郷土料理など、グルメ旅の目的地としても最適です。各島には特産品もあり、姫島の車エビや甑島のウニなど、島ごとに異なる味覚を楽しむことができます。

能古島 – 福岡市街を望む芸術と自然の島

アクセス方法

能古島は福岡市西区の博多湾に浮かぶ島で、福岡市中心部からのアクセスが非常に良好です。西鉄バスで「西埠頭」または「能古渡船場」まで行き、そこからフェリーに乗船します。福岡市営渡船が運行しており、所要時間はわずか約10分、料金は大人片道230円、往復460円です。平日は1時間に1〜2便、土日祝日は30分に1便程度運航していますが、季節や天候により変動することもあるため、公式サイトで最新の時刻表を確認することをおすすめします。

能古渡船場までは、福岡市内から地下鉄姪浜駅で降り、そこからバスで約10分です。福岡市街地からトータルで約30分程度でアクセスできるため、半日または日帰り旅行にも最適な離島です。島内は小さいながらも坂が多いため、島内観光には能古島観光協会が運営するレンタサイクルがおすすめです。電動アシスト付き自転車もあり、初心者でも快適に島内を巡ることができます。

島の魅力

能古島の最大の魅力は、都市近郊にありながら豊かな自然が残されていることです。島の中央にある能古島公園では四季折々の花が楽しめ、特に春のノウゼンハレン(ポピー)の花畑は圧巻の美しさ。約100万本のポピーが一面に咲き誇る景観は、SNS映えするスポットとして若い世代にも人気です。

また、能古島アイランドパークでは、季節の花々が咲き乱れる庭園や、芝生の広場でのピクニック、バーベキュー施設など、家族連れでも楽しめる施設が充実しています。島の最高地点である展望台からは、福岡市街地のパノラマビューを楽しむことができ、夜景スポットとしても人気です。

さらに、能古島は芸術の島としての一面も持っています。島内には「のこのしまアートビレッジ」があり、アーティストたちのアトリエやギャラリーが点在。島の豊かな自然にインスピレーションを受けた作品の数々を鑑賞できます。自然と芸術が融合した独特の雰囲気が、能古島ならではの魅力を生み出しています。

のこのしまアートビレッジ

出典:「【公式】Villa防人 – のこのしまアイランドパーク⧉」|【公式】Villa防人 – のこのしまアイランドパーク
https://noko-chill.com/stay/

観光スポット

能古島のおすすめ観光スポットとして、まず挙げられるのが「能古島アイランドパーク」です。四季折々の花が楽しめる園内は、春のポピー、夏のひまわり、秋のコスモスと季節ごとに表情を変えます。入園料は大人500円、子供250円。営業時間は9:00から17:30まで(季節により変動あり)。園内にはカフェやレストランもあり、一日中楽しめるスポットです。

「能古博物館」では、島の歴史や文化を学ぶことができます。古代から現代までの能古島の変遷や、島の伝統的な生活様式などが展示されています。入館料は大人300円、子供150円。開館時間は9:00から17:00まで(月曜休館)。

「能古島海水浴場」は夏場に賑わうスポットで、福岡市内から最も近い海水浴場の一つとして人気です。遠浅で波も穏やかなため、小さな子供連れの家族にもおすすめ。海水浴場の営業期間は例年7月中旬から8月末までです。

「のこのしまアートビレッジ」は、島内に点在するアーティストのアトリエやギャラリーを巡ることができるスポット。事前予約制のワークショップなども開催されており、芸術体験を楽しみたい方におすすめです。

グルメ

能古島では新鮮な海の幸を使った料理を楽しむことができます。特に「能古うどん」は島の名物で、地元の人々に愛される郷土料理です。コシのある麺と出汁が絶妙にマッチした一品を、島内の複数の食堂で味わうことができます。

「海鮮料理 能古島」では、地元で獲れた新鮮な魚介類を使った料理が楽しめます。特に刺身盛り合わせや海鮮丼は絶品で、旬の味を堪能できます。営業時間は11:00から15:00、17:00から21:00まで(水曜定休)。

「能古島カフェ」では、島の食材を使ったランチやスイーツが人気。特にシーフードカレーや能古島産の野菜を使ったサラダなど、島の恵みを活かしたメニューが充実しています。テラス席からは海を眺めながら食事を楽しむことができます。営業時間は10:00から18:00まで(不定休)。

島内にはバーベキュー施設も複数あり、家族や友人同士で楽しむことができます。「能古島アイランドパーク」内のバーベキュー広場は事前予約制で、機材のレンタルや食材の購入も可能です。海を眺めながらのバーベキューは、島旅ならではの贅沢な時間を過ごせます。

アクティビティ

能古島では様々なアウトドアアクティビティを楽しむことができます。まず人気なのが「サイクリング」です。島内はコンパクトながらも変化に富んだ地形で、サイクリングに最適。能古渡船場近くのレンタサイクルショップで自転車を借り、島内を巡るのがおすすめです。料金は3時間500円〜、電動自転車は1000円〜となっています。

夏場は「シュノーケリング」や「SUP(スタンドアップパドルボード)」などのマリンスポーツが人気です。能古島海水浴場周辺では、初心者向けのシュノーケリングツアーやSUP体験などが開催されています。透明度の高い海で、福岡市内では味わえない海中散歩を楽しむことができます。

「ハイキング」も能古島の人気アクティビティの一つです。島内には複数のハイキングコースが整備されており、初心者から上級者まで楽しめるルートがあります。特に島の最高地点にある展望台へのコースは、途中で見られる海の景色が絶景で、多くのハイカーに人気です。

芸術体験としては、「のこのしまアートビレッジ」での陶芸や絵画のワークショップが開催されています。地元アーティストの指導のもと、オリジナル作品を作る体験は、思い出に残る島旅のひとときとなるでしょう。

宿泊施設

能古島は福岡市内から日帰りも可能な距離ですが、ゆっくりと島時間を楽しむなら宿泊がおすすめです。島内には以下のような宿泊施設があります。

「能古島ペンション」は、海を望む高台に位置するペンションで、全室オーシャンビューの客室が特徴。夕日や朝日を部屋から眺めることができ、カップルや少人数の旅行者に人気です。料金は1泊2食付きで一人12,000円〜。予約は公式サイトまたは電話で受け付けています。

「民宿 能古」は、島の伝統的な家屋を改装した民宿で、昔ながらの島の生活を体験したい方におすすめ。島のお母さんの手作り料理が評判で、地元の食材を使った家庭料理を楽しむことができます。料金は1泊2食付きで一人8,000円〜。予約は電話にて受け付けています。

「能古島キャンプ場」では、テントを持参してのキャンプも可能です。施設内には炊事場やトイレ、シャワーなどの設備も整っており、アウトドア好きな方に人気。料金は一人500円〜。予約は能古島観光協会を通じて行います。

島内の宿泊施設は数に限りがあるため、特に週末や祝日、夏季シーズンは早めの予約が必須です。福岡市内からアクセスが良いこともあり、日帰り観光も十分可能ですが、星空観賞や早朝の散策など、宿泊ならではの楽しみ方もあります。

モデルコース例

能古島を満喫するための1泊2日のモデルコースをご紹介します。

1日目
10:00 福岡市内から能古島へ向けて出発
11:00 能古島到着、レンタサイクルを借りる
11:30 能古島アイランドパークで花々を鑑賞
13:00 島内のレストランで海鮮ランチ
14:30 サイクリングで島内一周
16:00 展望台から夕日観賞
18:00 宿泊施設にチェックイン
19:00 宿泊施設または島内レストランで夕食

2日目
6:30 早朝散歩で朝日鑑賞
8:00 宿泊施設で朝食
9:30 のこのしまアートビレッジ見学
11:00 能古博物館で島の歴史を学ぶ
12:30 海辺のカフェでランチ
14:00 海水浴場で海水浴またはシュノーケリング(夏季)
16:00 お土産購入
17:00 能古島出発、福岡市内へ

このコースの予算目安は、1人あたり約20,000円〜25,000円(宿泊費、食事代、アクティビティ費用、交通費含む)です。日帰りの場合は、1日目の主要スポットを巡るコースで約5,000円〜8,000円程度が目安となります。

志賀島 – 金印発見の地で歴史と自然を満喫

志賀島

出典:「志賀島 | 観光スポット | 【公式】福岡県の観光/旅行情報サイト「クロスロードふくおか」⧉」|福岡県観光情報 クロスロードふくおか

アクセス方法

志賀島は福岡市東区の博多湾に浮かぶ島で、実は橋で本土と繋がっているため、車やバスでのアクセスが可能です。公共交通機関を利用する場合、福岡市内からJR博多駅または地下鉄箱崎宮前駅から西鉄バス「志賀島行き」に乗車。終点の「志賀島」バス停まで約40分、運賃は大人片道590円です。バスは1時間に1〜2本程度運行しています。

また、福岡市中心部から車で行く場合は、都市高速経由で約40分。島内は駐車場も複数あり、レンタカーでの観光も便利です。

さらに、季節限定(主に4月〜10月の土日祝)で博多ふ頭から志賀島への直行船「志賀島ブルーライナー」も運航しています。所要時間約35分、料金は大人片道1,500円。海からのアプローチは、島への旅行気分を一層高めてくれるでしょう。

島の魅力

志賀島の最大の魅力は、歴史と自然が融合した独特の景観にあります。この島は「漢委奴国王」の金印が発見された地として有名で、日本と中国の交流の歴史を物語る重要な史跡が残されています。志賀海神社や金印公園など、古代からの歴史を感じられるスポットが点在しています。

金印公園

出典:「【金印公園】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet⧉」|jalan.net
https://www.jalan.net/kankou/spt_40131ah3330084128/

また、志賀島は海に囲まれた自然豊かな島でもあります。島の周囲には美しい海岸線が広がり、勝馬海岸や西浦海岸などでは、透明度の高い海と白い砂浜を楽しむことができます。特に勝馬海岸の夕日は絶景で、福岡市内でも指折りの夕日スポットとして知られています。

勝馬海岸

出典:「夕暮れの勝馬海岸・福岡市志賀島 : 九州ロマンチック街道⧉」|九州ロマンチック街道
https://kariud.exblog.jp/28546502/

さらに、志賀島は新鮮な海の幸の宝庫。島内の食事処では、地元で獲れた魚介類を使った料理を堪能できます。特に「志賀島名物 イカの活き造り」は絶品で、多くの観光客が目当てに訪れます。

福岡市内からのアクセスが良好ながらも、都会の喧騒を忘れさせてくれる静かな環境も魅力の一つ。半日または1日かけて訪れるのに最適な、歴史と自然が調和した島です。

観光スポット

志賀島の観光スポットとしてまず外せないのが「志賀海神社」です。島の南側に位置するこの神社は、日本書紀にも記載がある古社で、海の安全を祈願する神社として地元の人々に信仰されています。また、金印発見の地に近いことから、歴史ファンにも人気のスポットです。拝観料は無料で、年中無休で参拝できます。

「金印公園」は、57年に漢委奴国王の金印が発見された地を記念して整備された公園です。園内には金印のレプリカや発見の経緯を説明する展示があり、日本と中国の古代交流の歴史を学ぶことができます。入園は無料で、9:00から17:00まで開園しています。

「志賀島歴史博物館」では、金印の復元品をはじめ、志賀島の歴史に関する貴重な資料が展示されています。入館料は大人200円、子供100円。開館時間は9:00から17:00まで(月曜休館)。

福岡市の文化財

出典:「しかのしま資料館 | 文化財情報検索 | 福岡市の文化財⧉」|福岡市の文化財
https://bunkazai.city.fukuoka.lg.jp/cultural_properties/detail/480

「勝馬海岸」は、志賀島西側に位置する美しい海岸で、夕日の名所として知られています。夏場は海水浴も楽しめ、地元の人々にも人気のビーチです。近くには無料駐車場もあり、アクセスも便利です。

「潮見公園」からは、福岡市街地や博多湾を一望できる絶景ポイント。晴れた日には糸島半島まで見渡せる眺望の良さが魅力です。公園内には展望台や休憩所もあり、散策にも適しています。

グルメ

志賀島では新鮮な海の幸を使った料理が楽しめるレストランや食堂が複数あります。特に人気なのが「海鮮料理 志賀」で、地元漁師から直接仕入れる新鮮な魚介類を使った料理が評判です。イカの活き造りや海鮮丼など、志賀島ならではの味覚を堪能できます。営業時間は11:00から15:00、17:00から21:00まで(水曜定休)。

「志賀島食堂」は地元の人々にも愛される老舗食堂で、リーズナブルな価格で本格的な海鮮料理を楽しめます。特に定食メニューは種類も豊富で、ボリューム満点。営業時間は10:00から15:00まで(火曜定休)。

「カフェ潮見」は潮見公園近くにあるカフェで、海を眺めながらランチやスイーツを楽しめる人気スポット。地元の食材を使ったパスタやカレー、手作りケーキなどが評判です。営業時間は10:00から18:00まで(月曜定休)。

志賀島の特産品としては、「志賀島わかめ」が有名です。ミネラル豊富な海で育ったわかめは風味が良く、島内の土産物店で購入できます。また、地元の漁師が獲った魚を使った干物や海苔なども人気のお土産です。

アクティビティ

志賀島では海を活かした様々なアクティビティを楽しむことができます。まず人気なのが「シーカヤック体験」です。島の周囲をカヤックで巡るツアーが複数のマリンショップで開催されており、初心者から参加可能。透明度の高い海の上からは、海中の魚や海藻を観察することもできます。料金は半日コースで約5,000円からです。

「釣り」も志賀島で人気のアクティビティの一つです。島の周囲には釣りスポットが点在しており、季節によってアジやサバ、メバルなど様々な魚を釣ることができます。釣り具のレンタルや釣り船の予約は、島内の釣具店で可能です。

「サイクリング」も志賀島を巡るのに最適な方法です。島内は比較的平坦で、初心者でも気軽にサイクリングを楽しめます。志賀島バス停付近にあるレンタサイクルショップで自転車を借り、島内を巡ることができます。料金は3時間500円〜、1日1,000円〜となっています。

また、夏場は「海水浴」も楽しめます。勝馬海岸や西浦海岸などの海水浴場では、透明度の高い海で泳いだり、ビーチでのんびり過ごしたりすることができます。海水浴シーズンは例年7月中旬から8月末までです。

宿泊施設

志賀島は福岡市内からのアクセスが良好なため、日帰り観光も十分可能ですが、島の魅力をより深く味わうためには宿泊がおすすめです。島内には以下のような宿泊施設があります。

「志賀島荘」は、島の南側に位置する老舗旅館で、全室オーシャンビューの客室が特徴。夕食には地元で獲れた新鮮な魚介類を使った会席料理が提供され、食事も宿の魅力の一つです。料金は1泊2食付きで一人15,000円〜。予約は公式サイトまたは電話で受け付けています。

「民宿 海の家」は、勝馬海岸近くにある家族経営の民宿で、アットホームな雰囲気が魅力。漁師でもある主人が獲った新鮮な魚介類を使った料理が評判で、地元の人しか知らない味を楽しめます。料金は1泊2食付きで一人10,000円〜。予約は電話にて受け付けています。

「志賀島ゲストハウス」は、バックパッカーや一人旅の方に人気の宿。ドミトリータイプの相部屋や個室があり、コストパフォーマンスに優れています。共用キッチンも利用できるため、自炊も可能です。料金はドミトリーで一人3,500円〜、個室で一人6,000円〜。予約は公式サイトで受け付けています。

志賀島は福岡市内から近いこともあり、宿泊施設の数は多くありませんが、それぞれの宿には個性があり、島の魅力を感じられる滞在が楽しめます。特に夏季や連休期間は早めの予約が必要です。

モデルコース例

志賀島を満喫するための1泊2日のモデルコースをご紹介します。

1日目
9:00 福岡市内から志賀島へ向けて出発
10:00 志賀島到着、レンタサイクルを借りる
10:30 志賀海神社参拝
11:30 金印公園見学
12:30 地元食堂で海鮮ランチ
14:00 志賀島歴史博物館見学
15:30 サイクリングで島内一周
17:30 勝馬海岸で夕日観賞
18:30 宿泊施設にチェックイン
19:00 夕食(宿泊施設または島内レストラン)

2日目
7:00 早朝散歩
8:00 宿泊施設で朝食
9:30 シーカヤック体験(予約必須)
12:00 カフェでランチ
13:30 潮見公園から景色を楽しむ
15:00 お土産購入
16:00 志賀島出発、福岡市内へ

このコースの予算目安は、1人あたり約25,000円〜30,000円(宿泊費、食事代、アクティビティ費用、交通費含む)です。日帰りの場合は、1日目の主要スポットを巡るコースで約8,000円〜10,000円程度が目安となります。

宗像大島 – 世界遺産「神宿る島」の悠久の歴史

宗像大島

出典:「上陸できない世界遺産「沖ノ島」に最も近づける「大島」で心整う旅 | 旅の特集 | 【公式】福岡県の観光/旅行情報サイト「クロスロードふくおか」⧉」|福岡県観光情報 クロスロードふくおか

アクセス方法

宗像大島は福岡県宗像市の沖合に浮かぶ島で、神宿る島として世界遺産に登録されています。この島へのアクセスは、宗像市神湊港から渡船で約25分です。「宗像市営渡船」が運航しており、片道運賃は大人680円、子供340円。1日4〜5便運航していますが、季節や天候により変動するため、事前に宗像市公式サイトで最新の時刻表を確認するのがおすすめです。

神湊港までは福岡市内から車で約1時間、公共交通機関の場合はJR鹿児島本線「東郷」駅または「赤間」駅から西鉄バス「神湊港行き」に乗車し約20分です。福岡市内からの場合、地下鉄空港線姪浜駅から西鉄バス「神湊港行き」に乗車すると便利です(所要時間約70分)。

また、6月から9月の夏季シーズンには、福岡市博多ふ頭から宗像大島への直行船「大島ブルーライン」も運航しています(予約制)。所要時間約50分、料金は大人片道2,500円です。

島の魅力

宗像大島の最大の魅力は、2017年に「神宿る島」として世界文化遺産に登録された歴史的価値にあります。島内には沖ノ島を遥拝する辺津宮や中津宮、古代からの祭祀遺跡など、日本の神話や歴史に深く関わる史跡が点在しています。特に沖ノ島は「海の正倉院」と呼ばれ、古代祭祀の貴重な遺物が多数出土した神聖な島です(沖ノ島自体は上陸制限があります)。

また、宗像大島は手つかずの自然環境も魅力の一つです。島の周囲には美しい海岸線が広がり、中でも「御嶽(おたけ)展望台」からの眺望は絶景。晴れた日には沖ノ島を望むことができ、神秘的な景観を楽しめます。

さらに、島の伝統文化や生活様式も見どころの一つ。「宗像大島の盆踊り」は国の重要無形民俗文化財に指定されており、毎年8月に開催される盆踊りは島内外から多くの人が訪れる一大イベントです。

自然と歴史、そして文化が融合した宗像大島は、単なる観光地ではなく、日本の原風景を感じられる貴重な島として、多くの人々を魅了しています。

観光スポット

宗像大島の観光スポットとしてまず訪れたいのが「宗像大社中津宮」です。沖ノ島に鎮座する沖津宮の遥拝所としての役割も持つこの神社は、日本書紀にも記載がある古社で、世界遺産の構成資産の一つです。拝観料は無料で、年中無休で参拝できます。

宗像大社中津宮

出典:「宗像大社 公式ホームページ | 中津宮⧉」|宗像大社 公式ホームページ
https://munakata-taisha.or.jp/about_nakatsu.html

「御嶽展望台」は島の最高地点にある展望台で、ここからは沖ノ島や九州本土、天気が良ければ壱岐島までも見渡せる絶景ポイントです。展望台までは徒歩で約30分の山道を登る必要がありますが、その価値のある眺望が楽しめます。

御嶽山(みたけさん)展望台 / むなかた観光ガイド / 福岡県宗像市公式サイト

出典:「御嶽山(みたけさん)展望台 / むなかた観光ガイド / 福岡県宗像市公式サイト⧉」|福岡県宗像市公式サイト
https://www.city.munakata.lg.jp/kanko/kiji0032578/index.html

「大島歴史民俗資料館」では、島の歴史や文化、伝統的な生活様式に関する展示を見学できます。特に沖ノ島祭祀に関する展示は、世界遺産を理解する上で貴重な資料となっています。入館料は大人300円、子供150円。開館時間は9:00から16:30まで(月曜休館)。

大島町 郷土資料館 - 東京都大島町公式サイト

出典:「大島町 郷土資料館 – 東京都大島町公式サイト⧉」|town.oshima.tokyo.jp
https://www.town.oshima.tokyo.jp/soshiki/kyouiku/kyodo-shiryo.html

「宮の下海岸」は、透明度の高い美しい海と白い砂浜が特徴的なビーチで、夏場は海水浴を楽しむことができます。また、春から秋にかけては釣りのスポットとしても人気です。

「大島灯台」は明治時代に建てられた歴史ある灯台で、島の北端に位置しています。灯台からの眺望も素晴らしく、写真スポットとしても人気です。

グルメ

宗像大島では、新鮮な海の幸を使った料理を楽しむことができます。特に「大島名物 磯料理」は、地元で獲れた魚介類を使った郷土料理で、島を訪れる観光客に人気です。

「民宿 大島」の食事処では、宿泊客以外も利用できる食堂があり、地元漁師から直接仕入れる新鮮な魚介類を使った料理が評判です。特に「大島海鮮丼」は絶品で、季節の魚がたっぷりと乗った丼は満足感抜群。営業時間は11:30から14:00まで(不定休、予約推奨)。

「大島食堂」は地元の人々にも愛される食堂で、リーズナブルな価格で本格的な島グルメを楽しめます。「大島定食」は魚の煮付けや刺身、小鉢などがセットになった島の味覚を堪能できる人気メニューです。営業時間は11:00から15:00まで(火曜定休)。

「カフェ オーシャン」は港近くにあるカフェで、島の食材を使ったランチやスイーツが人気。特に「島野菜のカレー」や「大島ジェラート」は、地元の食材を活かした一品として評判です。テラス席からは海を眺めながら食事を楽しむことができます。営業時間は10:00から17:00まで(水曜定休)。

宗像大島の特産品としては、「大島わかめ」や「大島の塩」が有名です。ミネラル豊富な海で育ったわかめや、島の海水から作られた塩は風味が良く、島内の土産物店で購入できます。

アクティビティ

宗像大島では、自然を活かした様々なアクティビティを楽しむことができます。まず人気なのが「トレッキング」です。島内には複数のトレッキングコースが整備されており、特に「大島自然歩道」は島の自然や歴史を感じながら歩ける人気コースです。所要時間は約2〜3時間で、途中で御嶽展望台や大島灯台などの見どころに立ち寄ることができます。

「シュノーケリング」も宗像大島で人気のアクティビティです。透明度の高い海では、カラフルな魚や海藻など、豊かな海中生物を観察することができます。宮の下海岸周辺では、初心者向けのシュノーケリングスポットもあり、ファミリーでも楽しめます。

「釣り」も島を訪れる人に人気のアクティビティの一つです。島の周囲には釣りスポットが点在しており、季節によってアジやサバ、タイなど様々な魚を釣ることができます。釣り具のレンタルは港周辺の店舗で可能です。

また、世界遺産に登録されている島だけに「文化体験」も充実しています。「大島伝統文化体験」では、島の伝統的な織物や工芸品作りを体験することができます。また、地元ガイドによる「世界遺産ガイドツアー」も人気で、島の歴史や文化について詳しく学ぶことができます。予約は宗像市観光協会を通じて行います。

宿泊施設

宗像大島では、島の自然や文化を体験するために、宿泊をおすすめします。島内には以下のような宿泊施設があります。

「民宿 大島」は、港から徒歩5分の場所にある民宿で、アットホームな雰囲気が魅力。夕食には地元で獲れた新鮮な魚介類を使った料理が提供され、島の味覚を堪能できます。料金は1泊2食付きで一人12,000円〜。予約は電話にて受け付けています。

「大島旅館」は、島の中心部に位置する老舗旅館で、和室を中心とした客室が特徴。島の伝統的な建築様式を活かした造りが魅力で、日本の原風景を感じられる滞在が楽しめます。料金は1泊2食付きで一人15,000円〜。予約は公式サイトまたは電話で受け付けています。

「大島ゲストハウス」は、リーズナブルに宿泊したい方に人気の宿。ドミトリータイプの相部屋や個室があり、バックパッカーや一人旅の方に適しています。共用キッチンも利用できるため、自炊も可能です。料金はドミトリーで一人4,000円〜、個室で一人7,000円〜。予約は公式サイトで受け付けています。

「大島キャンプ場」では、テントを持参してのキャンプも可能です。施設内には炊事場やトイレ、シャワーなどの設備も整っており、アウトドア好きな方に人気。料金は一人500円〜。予約は宗像市観光協会を通じて行います。

宗像大島は観光地としてはまだ発展途上のため、宿泊施設の数は限られています。特に夏季や連休期間、世界遺産に登録された後は人気が高まっているため、早めの予約が必須です。

モデルコース例

宗像大島を満喫するための1泊2日のモデルコースをご紹介します。

1日目
9:00 福岡市内から神湊港へ向けて出発
10:30 神湊港から宗像大島へフェリー乗船
11:00 宗像大島到着
11:30 宗像大社中津宮参拝
12:30 大島食堂で海鮮ランチ
14:00 大島歴史民俗資料館見学
15:30 御嶽展望台トレッキング
17:00 展望台から夕日観賞
18:30 宿泊施設にチェックイン
19:00 夕食(宿泊施設にて)

2日目
7:00 早朝散歩
8:00 宿泊施設で朝食
9:30 大島灯台見学
10:30 宮の下海岸でシュノーケリングまたは釣り体験
12:30 カフェ オーシャンでランチ
14:00 お土産購入
15:00 宗像大島出発、神湊港へ
15:30 神湊港到着、福岡市内へ

このコースの予算目安は、1人あたり約25,000円〜30,000円(宿泊費、食事代、アクティビティ費用、交通費含む)です。日帰りの場合は、1日目の主要スポットを巡るコースで約10,000円〜12,000円程度が目安となります。

相島 – 猫の楽園!猫好きにはたまらない「猫島」

相島に猫がいないは本当?2024年最新情報と現状を解説 | 猫島ガイド

出典:「相島に猫がいないは本当?2024年最新情報と現状を解説 | 猫島ガイド⧉」|nekojima-guide.com

アクセス方法

相島は福岡県新宮町の沖合に浮かぶ小さな島で、「猫島」として全国的に知られています。この島へのアクセスは、新宮町相島渡船ターミナルから渡船で約20分です。「新宮町営渡船」が運航しており、片道運賃は大人460円、子供230円。1日6〜7便運航していますが、季節や天候により変動するため、事前に新宮町公式サイトで最新の時刻表を確認するのがおすすめです。

相島渡船ターミナルまでは福岡市内から車で約40分、公共交通機関の場合はJR鹿児島本線「福間駅」からバスで「相島渡船場前」まで約15分です。福岡市内からの場合、JR博多駅から福間駅まで快速で約25分、その後バスで約15分となります。

また、相島は小さな島のため、島内での移動は徒歩がメインとなります。島内に車やバイクはほとんど走っておらず、徒歩で島内一周も約1時間程度で可能です。

島の魅力

相島の最大の魅力は、何と言っても島中に暮らす約100匹以上の猫たちです。「猫島」として全国的に知られるようになり、猫好きな観光客が全国から訪れます。島の至るところで寝そべったり、日向ぼっこをしたり、じゃれあったりする猫たちの姿を見ることができ、猫好きにはたまらない癒しの空間となっています。

また、相島は漁業が盛んな島でもあり、新鮮な海の幸が豊富。特に「相島のアジ」は、透明感があり身が引き締まっていることで知られ、「相島名物 アジのたたき」は島を訪れた観光客に人気のグルメです。

さらに、島の自然環境も魅力の一つ。静かな入り江や岩場、小さな砂浜など、変化に富んだ海岸線が広がり、のんびりと散策するには最適の環境です。特に「恋の浦」と呼ばれる地区の海岸からの眺めは絶景で、多くの写真愛好家も訪れます。

相島は猫以外にも、古くからの漁村の文化や生活様式が残る島でもあります。島内には古い漁村の家並みや神社仏閣も点在し、猫との触れ合いだけでなく、島の文化や歴史を感じることもできるのが魅力です。

観光スポット

相島の観光スポットとしてまず人気なのが「猫の集まるスポット」です。特に港周辺や漁村の路地裏、相島漁港などには多くの猫が集まっており、猫との触れ合いを楽しむことができます。猫は島中どこにでもいますが、特に朝と夕方に漁師が帰ってくる時間帯は、漁港周辺に多くの猫が集まります。

「相島神社」は島の中央に位置する神社で、約800年の歴史があると言われています。島の安全と豊漁を祈願する神社として、地元の人々に信仰されています。拝観料は無料で、年中無休で参拝できます。

「相島資料館」では、島の歴史や文化、伝統的な漁業に関する展示を見学できます。入館料は無料で、開館時間は9:00から16:00まで(月曜休館)。

「恋の浦海岸」は、相島の南側に位置する美しい海岸で、透明度の高い海と奇岩が織りなす景観が魅力です。夏場は海水浴も楽しめるスポットで、地元の人々にも人気です。

「相島灯台」は島の北端に位置する灯台で、ここからは九州本土や沖合いの海を一望できる絶景ポイントです。灯台周辺の散策路も整備されており、のんびりと歩きながら景色を楽しめます。

グルメ

相島では新鮮な海の幸を使った料理を楽しむことができます。特に「相島食堂」は島で唯一の食堂で、地元漁師から直接仕入れる新鮮な魚介類を使った料理が評判です。名物の「アジのたたき」は絶品で、身が引き締まったアジの旨みを堪能できます。その他にも「刺身定食」や「海鮮丼」など、島の恵みを活かした料理が楽しめます。営業時間は10:00から15:00まで(不定休、売り切れ次第終了)。

島内には他に飲食店がないため、混雑時は長時間待つこともあります。また、繁忙期には弁当の持参も検討するとよいでしょう。ただし、猫に食べ物を与えることは禁止されているため、注意が必要です。

相島の特産品としては、地元で獲れた魚を使った「相島の干物」が有名です。特にアジやサバの干物は評判が良く、島内の直売所で購入できます。また、「相島の塩」も人気のお土産で、島の海水から作られた天然塩は料理の味を引き立てます。

渡船ターミナル周辺には自動販売機もありますが、島内には数が限られているため、特に夏場は飲み物を持参することをおすすめします。

アクティビティ

相島では、島の自然を活かした様々なアクティビティを楽しむことができます。まず人気なのが「猫撮影ツアー」です。島内を歩きながら、様々な表情を見せる猫たちを撮影するツアーが開催されています。カメラ初心者でも参加可能で、プロのカメラマンから撮影のコツを教わりながら、思い出に残る猫写真を撮ることができます。料金は半日コースで約3,000円からです。

「島内散策」も相島を楽しむ定番のアクティビティです。島は周囲約4kmと小さいため、徒歩でも約1時間で一周できます。猫との触れ合いを楽しみながら、美しい海岸線や古い漁村の風景を眺めるのは、島旅ならではの贅沢な時間です。

「釣り」も相島で人気のアクティビティの一つです。島の周囲には釣りスポットが点在しており、季節によってアジやメバル、サバなど様々な魚を釣ることができます。釣り具は持参するか、福岡市内で借りてくることをおすすめします。

また、夏場は「海水浴」も楽しめます。恋の浦海岸では、透明度の高い海で泳いだり、ビーチでのんびり過ごしたりすることができます。ただし、監視員などはいないため、安全には十分注意が必要です。

宿泊施設

相島は小さな島で、宿泊施設も限られています。基本的には日帰り観光が主流ですが、島の魅力をより深く味わうためには宿泊もおすすめです。島内には以下のような宿泊施設があります。

「民宿 相島」は、港から徒歩5分の場所にある島で唯一の民宿です。アットホームな雰囲気が魅力で、夕食には地元で獲れた新鮮な魚介類を使った料理が提供されます。客室は和室が基本で、共同トイレ・浴室となります。料金は1泊2食付きで一人10,000円〜。予約は電話にて受け付けていますが、部屋数が限られているため、早めの予約が必須です。

「相島ゲストハウス」は、古民家を改装したゲストハウスで、バックパッカーや一人旅の方に人気です。相部屋のドミトリータイプの宿泊が基本で、共用キッチンも利用できるため、自炊も可能です。料金はドミトリーで一人3,500円〜。予約は公式サイトまたはメールで受け付けています。

島内の宿泊施設は数が非常に限られているため、特に週末や祝日、猫の活動が活発な春や秋のシーズンは早めの予約が必要です。また、宿泊できない場合は、対岸の新宮町や福津市のホテルに宿泊して、日帰りで相島を訪れるプランも検討するとよいでしょう。

モデルコース例

相島を満喫するための日帰りコースをご紹介します。

日帰りコース
8:00 福岡市内から相島渡船ターミナルへ向けて出発
9:30 相島渡船ターミナルから相島へフェリー乗船
10:00 相島到着
10:15 港周辺で猫との触れ合い
11:00 相島神社参拝
11:45 相島食堂で海鮮ランチ(アジのたたき定食がおすすめ)
13:00 島内散策スタート
13:30 相島資料館見学
14:15 恋の浦海岸散策
15:00 相島灯台見学
15:45 港周辺でお土産購入
16:30 相島出発、相島渡船ターミナルへ
17:00 相島渡船ターミナル到着、福岡市内へ

このコースの予算目安は、1人あたり約5,000円〜7,000円(食事代、交通費含む)です。宿泊する場合は、上記に宿泊費(約10,000円〜)が追加されます。

猫との触れ合いを最大限楽しむためには、猫の活動が活発な早朝か夕方の時間帯に合わせて訪問するのがおすすめです。また、猫にストレスを与えないよう、触れ合う際のマナーを守ることも大切です。

まとめ:福岡の島旅を満喫しよう

福岡県の離島は、それぞれが異なる魅力を持ち、訪れる人を飽きさせることがありません。芸術と自然が融合した能古島、金印発見の地として歴史的価値のある志賀島、世界遺産に登録された神聖な宗像大島、猫好きの聖地となった相島など、様々な特色を持つ島々が福岡県には点在しています。

これらの島々は、福岡市内からのアクセスが良好で、日帰り旅行も十分可能なのが大きな魅力です。時間に余裕がある方は、島に宿泊して朝夕の静かな時間も楽しんでみてはいかがでしょうか。島の宿では、地元で獲れた新鮮な海の幸を使った料理も堪能できます。

旅のスタイルに合わせた島選びも重要です。家族連れなら自然体験が豊富な能古島、歴史好きなら志賀島や宗像大島、猫が好きなら相島というように、目的に合わせて行き先を選ぶことで、より充実した島旅が楽しめるでしょう。

福岡の離島旅行を計画する際には、フェリーの時刻表をしっかり確認し、天候にも注意が必要です。特に冬場は海が荒れることもあり、フェリーが欠航する可能性もあるため、余裕を持ったスケジュールを立てることをおすすめします。

また、島内の設備やサービスは都市部に比べると限られていることも多いため、必要なものは事前に準備しておくと安心です。特に飲み物や軽食、日焼け止めなどは持参すると良いでしょう。

福岡の離島には、都会の喧騒を忘れさせてくれる豊かな自然、歴史的価値のある文化遺産、新鮮な海の幸など、魅力が満載です。ぜひ福岡を訪れた際には、市内観光だけでなく、これらの魅力的な離島にも足を延ばしてみてください。きっと忘れられない思い出となるでしょう。

次回は、今回ご紹介できなかった福岡県のその他の離島(姫島、藍島、玄界島など)についても詳しくご紹介する予定です。皆様の福岡離島旅行の参考になれば幸いです。

福岡の離島についてのご質問や、実際に訪れた感想などございましたら、ぜひコメント欄でお聞かせください。皆様の体験談もお待ちしています!

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