【五感で巡る】青森2泊3日レンタカー旅!絶景アート&美食モデルコース

Aomori 観光地紹介
Aomori | Picture from Pixabay

雄大な自然、歴史深い文化、そして心温まる美食の宝庫、青森。北国の豊かな恵みが育んだ魅力は、訪れる人々を惹きつけてやみません。本記事では、そんな青森の魅力を余すことなく堪能できる「青森観光2泊3日モデルコース」を、レンタカーで巡る旅としてご紹介します。

レンタカーを利用する最大のメリットは、何と言ってもその自由度の高さです。公共交通機関ではアクセスしづらい絶景スポットや、時間を気にせずゆったりと過ごしたい美術館、地元の人しか知らないような隠れた名店まで、自分のペースで自由に巡ることができます。特に、青森県内には「AOMORI GOKAN」と呼ばれる5つの特徴的な美術施設が点在しており、これらの美術館巡りにはレンタカーが必須と言えるでしょう。

「見る」「聞く」「嗅ぐ」「触れる」「味わう」——五感をフル活用し、青森のアート、自然、そして文化に深く触れる「五感を刺激する青森アート旅」へ、今すぐ出発しませんか?この「青森モデルコース」で、忘れられない2泊3日の青森旅行を計画しましょう。

2泊3日モデルコース詳細

1日目: 青森市観光とアートの邂逅

青森空港到着~レンタカー受取

青森空港に到着したら、まずは旅の相棒となるレンタカーを受け取りましょう。空港内には複数のレンタカー会社があり、事前に予約しておくとスムーズに手続きが進みます。青森県内を広範囲に巡る「2泊3日」の旅では、荷物の積載量や乗り心地を考慮し、車種を選ぶのがおすすめです。空港から市街地へもアクセスが良く、快適なドライブが期待できます。

青森県立美術館で現代アートに触れる

青森県立美術館

出典:「青森県立美術館|スポット・体験|【公式】青森県観光情報サイト Amazing AOMORI⧉」|Amazing AOMORI
https://aomori-tourism.com/spot/detail_1664.html

青森空港から車で約20分、最初に訪れるのは青森県立美術館です。隣接する三内丸山遺跡の発掘現場から着想を得たという、トレンチ(壕)とホワイトキューブからなる独創的な建築は必見。美術館そのものがアート作品のようです。

ここでは、日本画や洋画、現代アートまで幅広いコレクションが楽しめます。特に、青森出身の世界的アーティスト、奈良美智の作品は多くの来館者を魅了しています。演劇や音楽など舞台芸術への取り組みも積極的に行われており、豊かな芸術の魅力を発信し続けています。

昼食は、美術館内にある「cafe 4匹の猫」がおすすめです。地元青森の食材をふんだんに使ったパスタやカレー、ベーグルなどが人気で、旅の疲れを癒やすひとときを過ごせます。美術館の詳細はこちら

  • **問合せ先:** 青森県立美術館
  • **電話番号:** 017-783-3000
  • **開館時間:** 9:30~17:00(最終入館16:30)
  • **アクセス:** 青森空港から車で約20分
  • **料金:** 常設展観覧料 一般700円、大学生400円、高校生以下無料
  • **休館日:** 毎月第2、4月曜、年末年始

ねぶたの家ワ・ラッセで祭りの熱気を体感

ねぶたの家 ワ・ラッセ|民宿 台由 -うてなゆ- イオン大浴場・くつろぎの宿【公式】

出典:「ねぶたの家 ワ・ラッセ|民宿 台由 -うてなゆ- イオン大浴場・くつろぎの宿【公式】⧉」|民宿台由(うてなゆ)
https://utenayu.co.jp/sightseeing/42/

午後は、青森の魂「ねぶた祭」の魅力を一年中体感できる施設、ねぶたの家ワ・ラッセへ。青森県青森市安方1丁目1-1に位置し、青森県立美術館から車で約20分です。

ねぶた祭の歴史や制作過程、そして実際に祭に出陣した大型ねぶたが常時展示されており、その迫力は圧巻の一言。2階まで吹き抜けになった広大な空間に並ぶねぶたは、今にも動き出しそうな生命力に満ちています。祭りの時期以外でも、その熱気と感動を肌で感じることができる貴重な場所です。

  • **住所:** 青森県青森市安方1丁目1-1
  • **電話番号:** 017-752-1311
  • **営業時間:** [5月~8月]9:00~19:00(最終入場18:30)/[9月~4月]9:00~18:00(最終入場17:30)
  • **休業日:** 8月9日、8月10日(展示ねぶた総入れ替えのため)、12月31日、1月1日
  • **料金:** 大人620円、高校生460円、小・中学生260円

青森市内散策: A-FACTORY & 青森県観光物産館アスパム

青森県観光物産館アスパム

出典:「青森県観光物産館アスパム|学習・体験スポットを探す | 東北まなび旅 – 東北の修学旅行・教育旅行サイト⧉」|東北の観光・旅行情報サイト「旅東北」
https://www.tohokukanko.jp/manabi/attractions/detail_100014.html

ねぶたの家ワ・ラッセから徒歩圏内にあるA-FACTORY青森県観光物産館アスパムで、青森市の魅力をさらに深掘りしましょう。

A-FACTORY(青森県青森市柳川1-4-2)は、青森県全域から厳選された美味しいお土産品やスイーツが並ぶ人気のスポット。施設内には青森りんごを贅沢に使用したシードル工場があり、ガラス越しに製造工程を見学することができます。テイスティングも可能なので、お気に入りの一本を見つけてお土産にするのも良いでしょう。施設内のレストランでは、青森の食材を活かした料理が楽しめます。

  • **住所:** 青森県青森市柳川1-4-2
  • **電話番号:** 017-752-1890
  • **営業時間:** 10:00~19:00(一部ショップ、レストランは異なる)

青森県観光物産館アスパム(青森県青森市安方1-1-40)は、「AOMORI」の「A」をイメージした正三角形のユニークなビルです。館内には、十和田湖やねぶたなどを臨場感あふれる360度全周スクリーンで紹介するパノラマ映画、青森市街や八甲田山を望む素晴らしい展望台、郷土料理店、お土産販売など、「観る・買う・食べる・遊ぶ」が全て集まっています。青森旅行の思い出を形にするのにぴったりです。

十和田湖

出典:「【2025年】十和田湖で人気の観光・お出かけスポット 25選 – Yahoo!トラベル⧉」|Yahoo!トラベル
https://travel.yahoo.co.jp/kanko/prefecture-akita/area-towadako/

  • **住所:** 青森県青森市安方1-1-40
  • **電話番号:** 017-735-5311
  • **開館時間:** [4-10月]8:30~19:00/[11-3月]8:30~18:00(館内営業時間は店舗・季節により異なる)
  • **休業日:** 12月31日、他館内設備点検のため休館あり
  • **料金:** お土産コーナー、食事処等は入場無料。有料コーナーあり。
    • A券(360°3Dシアターと展望台のセット券) 大人:900円、小中高生:400円
    • B券(360°3Dシアターのみの観覧券) 大人:700円、小中高生:300円
    • C券(展望台のみの観覧券) 大人:500円、小中高生:200円

夕食と宿泊

青森市内を散策した後は、ホテルでゆっくりと寛ぎましょう。青森市内には、ビジネスホテルからシティホテルまで様々な宿泊施設があります。夕食は、青森ならではの新鮮な魚介類を使った料理や、地酒を楽しめる居酒屋がおすすめです。特に、青森名物「のっけ丼」を楽しめる市場もありますが、多くの店舗が夕方で閉まるため、訪れる際は営業時間を確認してください。

2日目: 十和田・八戸の現代アートと横丁文化

十和田市現代美術館でアートに浸る

artscape – 美術館・アート情報

出典:「十和田市現代美術館 – artscape⧉」|artscape
https://artscape.jp/museum/2705/

2日目は、ホテルを9:30に出発し、レンタカーで約1時間半かけて十和田市へ向かいます。十和田市中心部に位置する十和田市現代美術館(電話番号:0176-20-1127)は、アートを愛する人にとって外せないスポットです。

「人間と自然」をテーマに、奈良美智、ロン・ミュエクなど世界で活躍するアーティストらの作品を常設展示しています。美術館のユニークな建築デザインも大きな魅力。館内だけでなく、周辺のアート広場や商店街にも作品が点在しており、街全体が美術館のような空間を作り出しています。アートと街が一体となった、ここにしかない体験があなたを待っています。

  • **開館時間:** 9:00~17:00(最終入館16:30)
  • **アクセス:** 青森空港から車で約1時間30分、八戸駅から車で約40分
  • **料金:** 観覧料 一般1,800円(企画展転換期:1,000円)、高校生以下無料
  • **休館日:** 毎週月曜日、年末年始

昼食はソウルフード「十和田バラ焼き」

十和田市現代美術館を満喫した後は、市民に愛されるソウルフード「十和田バラ焼き」で昼食を楽しみましょう。醤油ベースの甘辛ダレで下味を付けた牛バラ肉と、大量のたまねぎを鉄板で「焼きしめる」のが美味しさの秘訣です。

たまねぎがあめ色にしんなりするまでじっくり焼き上げることで、肉の旨味とたまねぎの甘みが凝縮され、ご飯が止まらなくなる絶品の味わいです。十和田市内にはバラ焼きを提供している店が多数あるので、お好みの店を探してみるのも楽しいでしょう。

八戸市美術館で新たな表現と出会う

八戸市美術館

出典:「八戸市美術館 | 青森県の美術館 | 美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ⧉」|artagenda.jp
https://www.artagenda.jp/museum/detail/616

午後は、八戸市へレンタカーで移動します。八戸市美術館(電話番号:0178-45-8338)は、青森空港から車で約1時間50分、八戸駅から車で約20分の場所にあります。

この美術館の最大の特徴は、様々な活動を支える巨大な空間「ジャイアントルーム」。この開放的な空間を取り囲むように、展示室などの専門性の高い個室群が配置されています。八戸の美や文化を伝える収蔵作品の紹介はもちろん、幅広いジャンルの企画展も展開されており、訪れるたびに新たな発見があります。観覧料は展覧会ごとに異なるため、詳細は八戸市美術館・展覧会情報をご確認ください。

  • **開館時間:** 10:00~19:00 ※12/28,1/2~3は10:00~17:00
  • **休館日:** 毎週火曜日、年末年始(12/29~1/1)

八戸市内散策: ノスタルジックな「みろく横丁」

みろく横丁

出典:「アクセス・周辺情報|八戸屋台村みろく横丁|青森県八戸市のおすすめ観光・レジャースポット|旅色⧉」|トラベルウェブマガジン旅色
https://tabiiro.jp/leisure/s/212639-hachinohe-hachinoheyataimuramirokuyokocho/access/

ホテルにチェックインした後、夜は八戸市内散策へ。特におすすめなのは、八戸屋台村みろく横丁です。八戸市三日町と六日町の間に位置し、昔懐かしいムードが漂うノスタルジックな空間が広がっています。

八戸市には「たぬき小路」「長横町れんさ街」「ハーモニカ横町」「ロー丁れんさ街」「五番街」「花小路」「みろく横丁」「八戸昭和通り」と、今も8箇所の横丁が残っています。それぞれが異なる雰囲気を持つこれらの横丁巡りは、八戸の夜をさらに魅力的にします。みろく横丁には多種多様な屋台が軒を連ね、地元の新鮮な海の幸や地酒、B級グルメなどを気軽に楽しめます。地元の人々との交流も、旅の素晴らしい思い出になるでしょう。

夕食と宿泊

八戸市内のホテルに宿泊し、夜はみろく横丁をはじめとする横丁群で、地元の人々と語らいながら八戸の夜を満喫してください。八戸には、新鮮な海の幸を使った料理が自慢の居酒屋や、洗練されたレストランも多く、予算や好みに合わせて選べます。

3日目: 縄文文化体験 & 青森のソウルフードで締めくくり

是川縄文館で縄文文化に触れる

是川縄文館 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト

出典:「是川縄文館 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト⧉」|サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト
https://serai.jp/tag/%E6%98%AF%E5%B7%9D%E7%B8%84%E6%96%87%E9%A4%A8

最終日は、八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館(青森県八戸市大字是川字横山1)からスタートします。八戸市は、縄文時代の遺跡が数多く発見されている地域で、特に是川遺跡や風張1遺跡は有名です。

是川縄文館では、これらの遺跡から出土した土器や土偶などが数多く展示されており、縄文時代の暮らしや文化を分かりやすく学ぶことができます。国宝に指定されている「合掌土偶」は、ぜひ間近でご覧ください。その精巧さと美しさは、当時の縄文人の精神文化の高さを物語っています。縄文文化の奥深さに触れることで、青森の歴史をより深く理解することができるでしょう。

  • **電話番号:** 0178-38-9511
  • **営業時間:** 9:00~17:00(入館は16:30まで)
  • **休業日:** 月曜日(祝日・振替休日の場合は開館)、祝日・振替休日の翌日(土・日曜日、祝日の場合は開館)、年末年始(12月27日~1月4日)、その他臨時休館日
  • **料金:** 一般250円、高校・大学生150円、中学生以下無料

昼食は「味噌カレー牛乳ラーメン」

青森の旅の締めくくりに、青森市民のソウルフード「味噌カレー牛乳ラーメン」を味わいましょう。青森県青森市内各店舗で提供されており、この独特の組み合わせに驚くかもしれませんが、一度食べると忘れられない美味しさです。

味噌のコクとカレーの刺激、そして牛乳のまろやかさにバターの風味が加わり、もやし、メンマ、わかめのトッピングが絶妙なバランスを生み出します。一口食べれば、そのハーモニーに感動すること間違いなし。旅の疲れを癒やすとともに、青森の食文化の奥深さを感じられる一杯です。

レンタカー返却 & 青森空港へ

青森の五感に響く旅を終え、いよいよ帰路へ。レンタカーを返却し、青森空港へ向かいます。空港へは、出発時刻に余裕を持って到着するようにしましょう。レンタカー返却の手続きや、お土産の購入などで意外と時間がかかるものです。

この「青森モデルコース」で巡った2泊3日の旅は、美術館でのアート鑑賞、ねぶた祭の熱気、歴史に触れる縄文文化、そしてバラエティ豊かな青森グルメと、まさに五感を刺激する体験の連続だったことでしょう。レンタカーでの移動は、時間を有効活用し、より多くの魅力的な場所を訪れることを可能にしました。

その他モデルコース

今回ご紹介した「青森観光2泊3日レンタカーモデルコース」は、アートと歴史を軸とした旅ですが、青森には他にも多彩な魅力があります。ここでは、旅の目的に応じたアレンジや、短い滞在で楽しめるコースの概要をご紹介します。

青森アート旅1泊2日・レンタカー周遊モデルコース

時間が限られている方には、1泊2日の「青森アート旅」がおすすめです。例えば、1日目に青森県立美術館、ねぶたの家ワ・ラッセ、A-FACTORYなどの青森市内を集中して観光し、青森市内に宿泊。2日目は十和田市現代美術館を訪れ、十和田バラ焼きを堪能して帰路に就く、といったコースが考えられます。短い期間でも、青森のアートと食の魅力を凝縮して体験できます。

2泊3日モデルコースの別案: 自然と歴史を満喫する旅

アートだけでなく、青森の雄大な自然や歴史的な建造物に深く触れたい方には、以下のような別案もおすすめです。

    • **弘前城と白神山地を巡るコース:** 1日目に青森市内でねぶたの家ワ・ラッセやA-FACTORYを巡った後、弘前市へ移動し、日本三大桜名所の一つである弘前城を訪れる。翌日は、世界遺産にも登録されている白神山地へ足を延ばし、ブナの原生林を散策。最終日は、日本海側の絶景を楽しみながら青森市へ戻る、といったコースです。桜の時期や紅葉の時期には特に美しい景色が楽しめます。
    • **奥入瀬渓流と十和田湖、八戸の自然・歴史コース:** 1日目は青森空港からレンタカーで奥入瀬渓流へ直行し、渓流沿いの散策を満喫。十和田湖で遊覧船に乗るなど自然を満喫し、十和田湖周辺に宿泊。2日目は十和田市現代美術館に立ち寄り、八戸市へ移動。蕪島やみろく横丁を散策し八戸に宿泊。3日目は是川縄文館で歴史に触れてから帰路へ。自然の美しさと八戸の歴史・食文化をバランス良く体験できる「青森旅行」です。

蕪島

出典:「蕪島|スポット・体験|【公式】青森県観光情報サイト Amazing AOMORI⧉」|Amazing AOMORI
https://aomori-tourism.com/spot/detail_29.html

奥入瀬渓流

出典:「【奥入瀬渓流】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet⧉」|jalan.net
https://www.jalan.net/kankou/spt_02404ab2040005850/

これらのコースはあくまで一例です。ご自身の興味や体力、旅行時期に合わせて、自由に「青森モデルコース」をアレンジしてください。レンタカーがあれば、途中の道の駅で地元の特産品を試したり、気になった場所に気軽に立ち寄ったりと、より柔軟な「青森観光」が可能です。

まとめ

「モデルコース 青森 2泊3日 レンタカー」をテーマにご紹介した今回の青森旅行はいかがでしたでしょうか?青森県立美術館や十和田市現代美術館、八戸市美術館といった「AOMORI GOKAN」を巡るアートな旅から、ねぶたの家ワ・ラッセでの祭り体験、是川縄文館での歴史探訪まで、青森には五感を刺激する魅力が満載です。

新鮮な海の幸はもちろん、「十和田バラ焼き」や「味噌カレー牛乳ラーメン」といった個性豊かなご当地グルメも、青森旅行の忘れられない思い出となるでしょう。レンタカーを借りれば、広大な青森県内を自由に巡り、自分だけの「青森モデルコース」を作り上げることができます。絶景の奥入瀬渓流や十和田湖、歴史ある弘前城など、訪れたい場所は尽きません。

このブログ記事が、あなたの青森観光の計画に役立つことを願っています。次の休暇には、ぜひレンタカーで青森の奥深い魅力を探しに出かけてみませんか?きっと、心に残る素晴らしい「2泊3日」の旅があなたを待っています。

最新の観光情報やイベントについては、青森県観光情報サイト「アプティネット」などでご確認ください。

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