「週末、どこかへ出かけたいけど、泊まりはちょっと大変…」「近場で気軽にリフレッシュできる場所はないかな?」そんな風に考えている名古屋近郊にお住まいの方、多いのではないでしょうか?名古屋は交通の便が良く、実は日帰りでも存分に楽しめる魅力的な観光地がたくさんあるんです!手軽に気分転換ができ、交通費も抑えつつ非日常を体験できるのが、名古屋からの日帰り旅行の大きな魅力です。
この記事では、歴史を感じるスポットから、自然を満喫できる場所、美味しいグルメが楽しめる話題のエリアまで、名古屋から日帰りでアクセス可能な愛知県内のおすすめ観光地を厳選してご紹介します。具体的なアクセス方法やおすすめのグルメ情報、さらにはモデルプランまで、あなたの次の週末を充実させるための情報を詰め込みました。この記事を読めば、きっとあなたにぴったりの日帰り旅行プランが見つかるはず。さあ、次の休日はどこへ出かけますか?
名古屋から日帰りで行ける!愛知のおすすめ観光地4選
数ある愛知の観光地の中から、名古屋からアクセスしやすく、日帰りでも十分楽しめる選りすぐりのスポットを4つご紹介します。それぞれの見どころやアクセス、グルメ情報をチェックして、お気に入りの場所を見つけてくださいね。
1. 国宝犬山城と城下町散策(犬山市)
出典:「国宝犬山城 | 観光・体験 | 【公式】犬山観光ナビ⧉」|【公式】犬山観光ナビ
https://inuyama.gr.jp/experience/detail/1/
歴史と風情を感じる旅行なら、国宝犬山城は外せません。現存する日本最古の様式の天守閣からの眺めは格別です。名古屋からのアクセスも良好な人気の観光地です。
見どころ
犬山城は、木曽川のほとりの小高い山の上に建てられた美しいお城です。天守閣は現存する12天守の一つであり、国宝に指定されています。急な階段を登り切った最上階からは、木曽川や濃尾平野、遠くには御嶽山まで見渡せる360度の絶景が広がります。城内は戦国時代の面影を色濃く残しており、歴史好きにはたまらないスポットです。また、城下町には古い町家が残り、散策するだけでも楽しいエリア。食べ歩きグルメも豊富で、日帰りでも充実した時間を過ごせます。
アクセス
- 電車: 名鉄名古屋駅から名鉄犬山線で「犬山遊園駅」または「犬山駅」下車。特急で約25分。「犬山駅」西口から徒歩約20分、「犬山遊園駅」西口から徒歩約15分。
- 料金: 名古屋駅から犬山駅まで片道600円(2024年5月現在)。名古屋からの日帰りプランに組み込みやすい手軽な料金です。
- 車: 名古屋高速小牧線「小牧IC」から約25分。または東海北陸自動車道「岐阜各務原IC」から約25分。
おすすめポイント
犬山城の魅力は、天守からの絶景だけではありません。築城当時の雰囲気を色濃く残す内部構造や、城を守るために工夫された様々な仕掛けを見ることができます。周辺には、縁結びで有名な三光稲荷神社(ハートの絵馬が人気!)や、有楽苑(国宝茶室 如庵)など、合わせて訪れたいスポットも点在しています。着物レンタルをして城下町を歩くのも、日帰り旅行の素敵な思い出になります。
グルメ
犬山城下町は食べ歩き
出典:「犬山城下町 | 観光・体験 | 【公式】犬山観光ナビ⧉」|【公式】犬山観光ナビ
https://inuyama.gr.jp/experience/detail/2/
グルメ天国!日帰りでも手軽に楽しめる絶品グルメがたくさんあります。
- 山田五平餅店:
出典:「山田五平餅店 – 犬山/甘味処 | 食べログ⧉」|食べログ
https://tabelog.com/aichi/A2303/A230301/23007341/
香ばしいタレがたまらない、昔ながらの五平餅。(愛知県犬山市犬山東古券776)
- 壽俵屋 犬山井上邸:
出典:「香味茶寮 壽俵屋 犬山井上邸 – 犬山/食堂 | 食べログ⧉」|食べログ
https://tabelog.com/aichi/A2303/A230301/23048149/
醤油おこげ串。奈良漬けをアクセントにした新感覚グルメ。(愛知県犬山市犬山東古券673)
- 茶処くらや:
出典:「茶処 くらや – 犬山/甘味処 | 食べログ⧉」|食べログ
https://tabelog.com/aichi/A2303/A230301/23068919/
恋小町だんご。カラフルで可愛い見た目のお団子はSNS映えも抜群。(愛知県犬山市犬山西古券60)
滞在時間目安
犬山城の見学と城下町散策で、約3〜4時間。日帰りプランにちょうど良い時間配分です。
その他
- 駐車場: 犬山城周辺に有料駐車場が複数あります。(例:犬山城第1駐車場、第2駐車場など)
- トイレ: 城内、城下町に公衆トイレがあります。
- 公式サイト: 国宝犬山城
2. 明治時代へタイムスリップ!博物館明治村(犬山市)
犬山城と合わせて訪れたいのが、日本最大級の野外博物館「博物館明治村」です。広大な敷地に明治時代の貴重な建造物が移築・保存されており、名古屋から日帰りで異世界体験ができます。
見どころ
帝国ホテル中央玄関(フランク・ロイド・ライト設計)や、聖ザビエル天主堂など、重要文化財を含む60以上の歴史的建造物が点在。まるで明治時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえます。村内は広く、SL(蒸気機関車)や京都市電に乗って移動するのも楽しみの一つ。建物内部も見学でき、当時の暮らしや文化に触れることができる、学びの多い観光地です。
アクセス
- 電車・バス: 名鉄「犬山駅」東口から岐阜バス「明治村」行きで約20分。名古屋からのアクセスも比較的容易です。
- 料金: 犬山駅から明治村までバス片道430円(2024年5月現在)。
- 車: 中央自動車道「小牧東IC」から約10分。
おすすめポイント
ただ建物を眺めるだけでなく、明治時代の衣装を着て記念撮影をしたり(ハイカラ衣装館)、当時のグルメを再現したメニューを味わったりと、体験型の楽しみ方ができるのが魅力です。季節ごとのイベントも開催されており、何度訪れても新しい発見があります。一日中いても飽きない、学びと楽しさが詰まったテーマパークで、充実した日帰り旅行ができます。
グルメ
村内にはレストランやカフェが充実しており、明治時代の雰囲気を味わえるグルメも楽しめます。
- 食道楽のカレーぱん: 明治時代の小説『食道楽』に登場するレシピを再現したカレーパン。テイクアウトにおすすめ。(村内各所で販売)
- デンキブラン汐留バー: 明治時代に流行したカクテル「デンキブラン」が楽しめるバー。(帝国ホテル中央玄関内)
- 明治の洋食屋「浪漫亭」: オムライスやハヤシライスなど、昔懐かしい洋食メニューが味わえる。(近衛局本部付属舎内)
滞在時間目安
じっくり見学するなら、最低でも半日(約4〜5時間)は必要です。一日かけてゆっくり巡るのもおすすめのプランです。
その他
- 駐車場: 広大な有料駐車場があります(普通車1,000円/日)。
- トイレ: 村内各所にあります。
- 公式サイト: 博物館明治村
3. 遊んで食べてリフレッシュ!刈谷ハイウェイオアシス(刈谷市)
出典:「刈谷ハイウェイオアシス | 【公式】愛知県の観光サイトAichi Now⧉」|愛知の公式観光ガイド AICHI NOW
https://aichinow.pref.aichi.jp/spots/detail/40/
高速道路のSA/PAでありながら、一般道からも利用できる人気のスポット。遊園地、温泉、産直市場などが揃い、名古屋からの日帰りドライブの目的地としても最適。グルメも充実しています。
見どころ
高さ60mの観覧車からは、刈谷市街や遠くの山々まで見渡せます。天然温泉「かきつばた」では、ドライブの疲れを癒せます。新鮮な野菜や魚介類が手に入る産直市場「おあしすファーム」も大人気。また、ゴーカートやメリーゴーラウンドなど、小さな子どもが楽しめるアトラクションも充実しています。そして忘れてはならないのが、デラックスなトイレ!一見の価値ありのユニークな観光地です。
アクセス
- 車: 伊勢湾岸自動車道「刈谷PA」に隣接。一般道からも利用可能(国道1号線今川町東交差点からすぐ)。名古屋から車でのアクセスが非常に便利です。
- 公共交通機関: JR・名鉄「刈谷駅」から刈谷市公共施設連絡バス「かりまる」(西境線・東境線・一ツ木線)で「刈谷ハイウェイオアシス」下車。所要約20〜30分。
- 料金: 公共施設連絡バスは1乗車100円(2024年5月現在)。
おすすめポイント
高速道路の休憩施設という枠を超えた、複合的なレジャー施設である点が最大の魅力です。観覧車や温泉、グルメ、ショッピングがコンパクトにまとまっており、短時間でも満喫できます。特に、地元で採れた新鮮な食材が安価で手に入る産直市場は必見。家族連れからカップル、友人同士まで、幅広い層が楽しめる日帰りスポットです。
グルメ
フードコートや専門店が充実しており、グルメも楽しめます。愛知ならではの味覚も。
- 横綱ラーメン:
出典:「刈谷オアシス店|店舗案内|株式会社横綱「ラーメン横綱」⧉」|4527.com
https://www.4527.com/shop/kariyaoasis.html
屋台から始まった人気の豚骨醤油ラーメン。(セントラルプラザ フードコート)
- えびせんべいの里:
出典:「刈谷オアシス店|店舗に行く|えびせんべいの里⧉」|ebisato.co.jp
https://www.ebisato.co.jp/sp/shop/kariya.html
様々な種類のえびせんべいを試食・購入できる。愛知土産に最適。(セントラルプラザ)
- ザ・キッチントレーラー:
クレープや軽食を楽しめるキッチンカーエリア。(オアシスガーデン周辺)
滞在時間目安
買い物や食事だけなら1〜2時間。温泉や遊園地も楽しむなら3〜4時間。日帰りプランに組み込みやすいスポットです。
その他
- 駐車場: 無料駐車場が多数あります(一般道側、高速側両方に完備)。
- トイレ: 各所にあります。特に観覧車下の「デラックストイレ」は有名。
- 公式サイト: 刈谷ハイウェイオアシス
4. 潮風と海の幸を満喫!三河湾エリア(蒲郡市・西尾市など)
名古屋から南東へ足を延ばせば、風光明媚な三河湾が広がります。新鮮な海の幸グルメや温泉、テーマパークなど、多彩な楽しみ方ができるエリアで、日帰り旅行にぴったりです。
見どころ
蒲郡市の「ラグーナテンボス」は、テーマパーク、ショッピングモール、温泉などが集まる複合リゾート。特に冬のイルミネーションは有名です。海に浮かぶ神秘的な島「竹島」と、そこにかかる縁結びの橋も人気の
出典:「蒲郡市観光協会公式サイト「がまごおり、ナビ」 » 竹島⧉」|gamagori.jp
https://www.gamagori.jp/special/takeshima
出典:「ラグーナテンボス(ラグーナ 蒲郡) LAGUNA TEN BOSCH⧉」|ラグーナテンボス
https://www.lagunatenbosch.co.jp/index.html
観光地。西尾市には、抹茶の産地として知られる「西尾の抹茶」を楽しめるカフェや、アートな島「佐久島」への玄関口「一色さかな広場」があります。潮干狩りや海水浴シーズンには、多くの人で賑わいます。
出典:「店舗案内 | 一色さかな広場 | 新鮮魚介類、産直青果、鰻と朝市⧉」|sakanahiroba.com
https://sakanahiroba.com/tenpo.html
アクセス
- 電車:
- 蒲郡方面: JR東海道本線「蒲郡駅」が拠点。名古屋から快速で約40分。ラグーナテンボスへは蒲郡駅から無料シャトルバスあり。竹島へは蒲郡駅から徒歩約15分。
- 西尾方面: 名鉄西尾線「西尾駅」が拠点。名古屋から特急・急行乗り継ぎで約50分。佐久島へは西尾駅からバスで一色港へ、そこから船。
- 車: 東名高速道路「音羽蒲郡IC」や、国道23号線などを利用。名古屋からドライブを楽しむプランもおすすめです。
おすすめポイント
海を眺めながらのドライブや、新鮮な魚介類を堪能できるのが三河湾エリアの醍醐味。ラグーナテンボスで一日遊んだり、竹島でパワーをもらったり、佐久島でアートに触れたり、一色さかな広場で海の幸グルメを味わったりと、目的に合わせて様々な日帰りプランが立てられます。夕日の美しいスポットも多く、ロマンチックな時間を過ごすのにもぴったりです。
グルメ
三河湾といえば、やはり新鮮な海の幸!日帰りでも堪能したい絶品グルメが目白押しです。
- 蒲郡市観光協会 海鮮市場(蒲郡市):
出典:「店舗情報|蒲郡海鮮市場⧉」|g-kaisenichiba.com
https://www.g-kaisenichiba.com/greeting.html
蒲郡漁港で水揚げされた魚介を使った海鮮丼や定食が人気。(蒲郡市港町1-11)
- 一色さかな広場(西尾市): 場内の食堂で、新鮮な魚介を使った料理が味わえる。朝市も開催。(西尾市一色町小薮船江東176)
- 和カフェ たらそ(西尾市吉良町): 海を望む絶景カフェ。ランチやスイーツが楽しめる。(西尾市吉良町宮崎弥五郎3-3)
- 西条園 抹茶カフェ 西尾本店(西尾市):
出典:「店舗紹介 | 西条園|SAIJOEN|伝統とモダンが奏でる新しい抹茶との時間⧉」|西条園|SAIJOEN|伝統とモダンが奏でる新しい抹茶との時間 |
https://saijoen.jp/shop/
本格的な西尾の抹茶スイーツを堪能できる。(西尾市上町南荒子50-2)
滞在時間目安
目的地によりますが、複数のスポットを巡るなら半日〜一日。日帰り旅行でどこを重点的に回るかプランを練りましょう。
その他
- 駐車場: 各観光地に駐車場あり(有料・無料は場所による)。
- トイレ: 各観光施設、公共施設にあります。
- 関連サイト:
モデルプラン提案!名古屋発 日帰り満喫プラン
ご紹介した観光地を組み合わせて、具体的な名古屋発の日帰り旅行プランを2つ提案します。時間や予算、興味に合わせて、ぜひ参考にしてみてください。アクセス方法やグルメ情報も考慮したプランです。
プランA:歴史と文化に触れる!犬山満喫プラン
- テーマ: 国宝犬山城と明治村で歴史ロマンを感じる愛知の日帰り旅行
- 交通手段: 主に電車・バス
- 所要時間: 約8〜9時間
- スケジュール例:
- 9:00 名古屋駅出発 (名鉄犬山線利用でアクセス)
- 9:30 犬山駅到着 → 徒歩で犬山城へ
- 10:00 国宝犬山城を見学
- 11:30 城下町散策&食べ歩きランチ(五平餅、田楽など人気のグルメを満喫)
- 13:30 犬山駅東口からバスで明治村へ
- 14:00 博物館明治村を見学(SL乗車なども楽しむ)
- 17:00 明治村出発 (バス)
- 17:30 犬山駅 → 名古屋駅へ
- 18:00 名古屋駅到着
- 費用目安: 約4,000円~ (交通費、入場料、食費など) ※プラン内容により変動
- ポイント: 午前中に犬山城と城下町、午後に明治村を巡るプランです。効率よく回るため、移動時間を考慮しましょう。明治村は広いので、見たい建物を絞っておくのがおすすめです。名古屋から電車で手軽に行けるのが魅力。
プランB:自然とグルメをアクティブに!刈谷&三河湾ドライブプラン
- テーマ: 刈谷ハイウェイオアシスと三河湾でリフレッシュ&絶品グルメを堪能する日帰りドライブ旅行
- 交通手段: 車 (名古屋からのアクセスが便利)
- 所要時間: 約7〜8時間
- スケジュール例:
- 10:00 名古屋市内出発 (車)
- 10:40 刈谷ハイウェイオアシス到着。産直市場で買い物、観覧車を楽しむ。
- 12:00 刈谷ハイウェイオアシスでランチ(横綱ラーメンなど、豊富なグルメから選択)
- 13:00 出発 → 三河湾方面へドライブ
- 14:00 竹島到着。島を散策し、八百富神社を参拝。
- 15:30 蒲郡市内のカフェで休憩 or ラグーナ フェスティバルマーケットでお土産探し
- 17:00 蒲郡出発
- 18:00 名古屋市内到着
- 費用目安: 約3,000円~ (高速代、ガソリン代、食費、施設利用料など ※人数により変動) ※プラン内容により変動
- ポイント: 車での移動が前提のプランです。刈谷ハイウェイオアシスで遊んでから、海沿いをドライブ。竹島散策でリフレッシュし、最後はおしゃれなカフェや市場で締めくくり。時間に余裕があれば、ラグーナテンボスや一色さかな広場といった他の観光地を追加するのも良いでしょう。
まとめ
今回は、名古屋から日帰りで行ける愛知県内のおすすめ観光地として、「犬山城」「明治村」「刈谷ハイウェイオアシス」「三河湾エリア」の4箇所と、それらを組み合わせたモデルプランをご紹介しました。歴史、自然、グルメ、レジャーと、愛知には日帰りでも十分に満喫できる魅力的なスポットがたくさんあります。
「次の休みはどこへ行こう?」と迷ったら、ぜひこの記事を参考に、気軽に日帰り旅行へ出かけてみませんか?きっと素敵な思い出が作れるはずです。愛知県の観光情報は、以下のサイトなども参考に、あなただけの特別な日帰りプランを計画してみてくださいね。
さあ、準備を整えて、名古屋からの楽しい日帰り旅行へ出発しましょう!
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