【癒やしと冒険】東京おすすめ離島12選!絶景スポット&グルメ旅

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都会の喧騒を忘れ、青い海と白い砂浜で癒やしの時間を過ごしませんか?東京からほんの少し足を延ばすだけで、まるで別世界のような絶景が広がる伊豆諸島や小笠原諸島といった離島が点在しています。本記事では、週末を利用して気軽に訪れることができる、特におすすめの絶景離島を12選ご紹介します。

各島のアクセス方法から、その島ならではの魅力、必見の観光スポット、そしてグルメやアクティビティまで、東京近郊の離島旅行に役立つ情報を網羅。1泊2日や2泊3日の週末旅行に最適なモデルプランも提案しますので、次の旅の計画にぜひお役立てください。手つかずの自然が織りなす絶景と、ゆったりとした島時間で、心身ともにリフレッシュできるはずです。

  1. 東京近郊の絶景離島12選
    1. 伊豆大島
      1. アクセス
      2. 魅力
      3. おすすめスポット
      4. 滞在方法
      5. アクティビティ
      6. グルメ
      7. 注意点
    2. 利島
      1. アクセス
      2. 魅力
      3. おすすめスポット
      4. 滞在方法
      5. アクティビティ
      6. グルメ
      7. 注意点
    3. 新島
      1. アクセス
      2. 魅力
      3. おすすめスポット
      4. 滞在方法
      5. アクティビティ
      6. グルメ
      7. 注意点
    4. 式根島
      1. アクセス
      2. 魅力
      3. おすすめスポット
      4. 滞在方法
      5. アクティビティ
      6. グルメ
      7. 注意点
    5. 神津島
      1. アクセス
      2. 魅力
      3. おすすめスポット
      4. 滞在方法
      5. アクティビティ
      6. グルメ
      7. 注意点
    6. 三宅島
      1. アクセス
      2. 魅力
      3. おすすめスポット
      4. 滞在方法
      5. アクティビティ
      6. グルメ
      7. 注意点
    7. 御蔵島
      1. アクセス
      2. 魅力
      3. おすすめスポット
      4. 滞在方法
      5. アクティビティ
      6. グルメ
      7. 注意点
    8. 八丈島
      1. アクセス
      2. 魅力
      3. おすすめスポット
      4. 滞在方法
      5. アクティビティ
      6. グルメ
      7. 注意点
    9. 青ヶ島
      1. アクセス
      2. 魅力
      3. おすすめスポット
      4. 滞在方法
      5. アクティビティ
      6. グルメ
      7. 注意点
    10. 父島(小笠原諸島)
      1. アクセス
      2. 魅力
      3. おすすめスポット
      4. 滞在方法
      5. アクティビティ
      6. グルメ
      7. 注意点
    11. 母島(小笠原諸島)
      1. アクセス
      2. 魅力
      3. おすすめスポット
      4. 滞在方法
      5. アクティビティ
      6. グルメ
      7. 注意点
    12. 八丈小島
      1. アクセス
      2. 魅力
      3. おすすめスポット
      4. 滞在方法
      5. アクティビティ
      6. グルメ
      7. 注意点
  2. 週末旅行プラン例
    1. 1泊2日 気軽に自然を満喫!伊豆大島満喫プラン
    2. 2泊3日 ゆったり自然と癒やしを!式根島・新島満喫プラン
  3. 東京近郊離島旅行のポイント
    1. 旅行前に準備しておくべきこと
    2. 各島の気候や季節ごとの見どころ
    3. 交通手段の選び方、予約方法
    4. 予算の目安
    5. 環境保護への配慮
  4. まとめ

東京近郊の絶景離島12選

ここでは、東京からアクセス可能な魅力的な離島を12選ご紹介します。それぞれの島の独自の魅力と、旅の計画に役立つ具体的な情報をご覧ください。

伊豆大島

アクセス

東京の竹芝桟橋から高速ジェット船で約1時間45分、大型客船で約6時間。調布飛行場からは飛行機で約25分。料金は時期により変動しますが、高速ジェット船で片道約6,000円~8,000円、飛行機で片道約10,000円~15,000円が目安です。

魅力

  • 雄大な三原山の自然: 島の中央にそびえる活火山三原山は、火口を間近に見学できる唯一無二の絶景スポットです。
  • 裏砂漠の非日常感: 日本で唯一の「砂漠」である裏砂漠は、黒い火山礫が広がる独特の景観で、まるで月面を歩いているかのような体験ができます。
  • 冬の椿園: 大島は椿の生育地としても有名で、冬には色鮮やかな椿の花が咲き乱れます。

おすすめスポット

  • 三原山頂口: 火口遊歩道を歩き、大迫力の火口を間近で見学。
  • 裏砂漠: 黒い砂礫が広がる独特の景観が魅力。
  • 東京都立大島公園椿園

    大島のツバキに関する、あらゆる情報をご紹介します。 - 東京都大島町公式サイト

    出典:「国際優秀つばき園 – 東京都大島町公式サイト⧉」|town.oshima.tokyo.jp
    https://www.town.oshima.tokyo.jp/site/tsubaki/icgoe.html

    : 冬には見事な椿が咲き誇ります。

滞在方法

民宿、ホテル、旅館、ペンションなど幅広い宿泊施設があり、1泊5,000円~15,000円程度が目安です。キャンプ場も複数あります。

アクティビティ

三原山トレッキング、サイクリング、シュノーケリング、ダイビング、地層大切断面の見学。

グルメ

島の海の幸を活かした「べっこう寿司」や「島寿司」、明日葉を使った料理、椿油を使ったスイーツなどが特産品です。

注意点

三原山の気象は変わりやすく、火山活動の状況によっては規制される場合があります。事前に情報を確認しましょう。

利島

アクセス

東京の竹芝桟橋から大型客船で約7時間50分。高速ジェット船は直行便が少なく、大島を経由する場合が多いです。

魅力

  • ドルフィンスイムの聖地: 野生のイルカが生息しており、一緒に泳ぐドルフィンスイムが体験できます。
  • カメリアオイルの産地: 島全体が椿の森に覆われており、質の高い椿油の生産が盛んです。
  • 手つかずの自然: 開発が進んでおらず、豊かな自然がそのまま残る静かな島です。

おすすめスポット

滞在方法

民宿が中心で、1泊2食付きで8,000円~12,000円程度が目安です。

アクティビティ

ドルフィンスイム、シュノーケリング、釣り、ウォーキング。

グルメ

伊勢海老やサザエなどの新鮮な海の幸、椿油を使った料理がおすすめです。

注意点

船の欠航が多く、特に冬場は注意が必要です。宿泊施設が少ないため、早めの予約が必須です。

新島

アクセス

東京の竹芝桟橋から高速ジェット船で約2時間20分、大型客船で約8時間20分。調布飛行場からは飛行機で約35分。

魅力

  • 白い砂浜とエメラルドグリーンの海: 息をのむような美しい白い砂浜と透明度の高い海が魅力で、サーフィンや海水浴に最適です。
  • コーガ石文化: 世界中で新島とイタリアの一部でしか産出されないコーガ石を使った、個性的な


    出典:「新島のモヤイ像の写真素材|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK⧉」|写真AC
    https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E6%96%B0%E5%B3%B6%E3%81%AE%E3%83%A2%E3%83%A4%E3%82%A4%E5%83%8F&qt=&p=1&pt=A

    モヤイ像

    新島ガラスが有名です。

  • アートと自然の融合: 島内にはアーティストの作品が点在し、自然とアートが調和した独特の雰囲気が漂います。

おすすめスポット

滞在方法

民宿、旅館、ホテルがあり、1泊5,000円~15,000円程度。キャンプ場も整備されています。

アクティビティ

サーフィン、シュノーケリング、ダイビング、海水浴、釣り、新島ガラス体験。

グルメ

新鮮な海の幸を使った寿司や刺身、明日葉料理、クサヤなどがおすすめです。

注意点

夏場は海水浴客やサーファーで賑わうため、早めの予約が必要です。

式根島

アクセス

東京の竹芝桟橋から高速ジェット船で約3時間20分、大型客船で約9時間50分。新島経由となることがほとんどです。

魅力

  • 自然の温泉: 潮の満ち引きで温度が変わる「地鉈温泉」や「松が下雅の湯」など、無料で楽しめる天然

    地鉈温泉

    出典:「【地鉈温泉】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet⧉」|jalan.net
    https://www.jalan.net/kankou/spt_13363cd2110076600/

    温泉

    が点在します。

  • 入り江の海水浴場: 透明度の高い穏やかな入り江が多く、子供連れでも安心して海水浴やシュノーケリングを楽しめます。
  • 静かで落ち着いた雰囲気: 島の規模が小さく、のんびりとした時間が流れる癒やしの島です。

おすすめスポット

滞在方法

民宿が中心で、1泊2食付きで8,000円~12,000円程度。キャンプ場もあります。

アクティビティ

シュノーケリング、海水浴、釣り、サイクリング、温泉巡り。

グルメ

新鮮な魚介類を使った刺身、明日葉の天ぷら、クサヤなどがおすすめです。

注意点

島内の移動は徒歩かレンタサイクルが中心。急な坂道が多いので注意が必要です。

神津島

アクセス

東京の竹芝桟橋から高速ジェット船で約3時間5分、大型客船で約9時間。調布飛行場からは飛行機で約45分。

魅力

  • 海の透明度と多様なダイビングスポット: 「東京の離島」の中でも特に海の透明度が高く、数多くのダイビングスポットがあります。
  • 天上山からの

    天上山トレッキング|神津島観光ガイド公式サイト

    出典:「天上山トレッキング|神津島観光ガイド公式サイト⧉」|神津島観光ガイド公式サイト
    https://kozushima.com/tour/tourroute/866/

    絶景

    : 島のシンボルである天上山からは、360度のパノラマ絶景が広がり、晴れた日には富士山も望めます。

  • 満点の星空: 夜は街の明かりが少なく、息をのむような満天の星空が楽しめます。

おすすめスポット

    • 天上山: 山頂からのパノラマビューは必見。
    • 赤崎遊歩道

      赤崎遊歩道

      出典:「赤崎遊歩道|神津島観光ガイド公式サイト⧉」|神津島観光ガイド公式サイト
      https://kozushima.com/kanko/umi/beach/240/

      : 木製の遊歩道が海にせり出し、飛び込みやシュノーケリングが楽しめます。

    • 沢尻湾: 透明度が高く、シュノーケリングに最適。

神津島の海 | Genta Shiozawa:塩澤源太のウェブサイト

出典:「神津島の海 | Genta Shiozawa:塩澤源太のウェブサイト⧉」|Genta Shiozawa:塩澤源太のウェブサイト | 塩澤源太のウェブサイト
https://gentashiozawa.com/2019/09/2019092001.html

滞在方法

民宿、ホテル、ペンションがあり、1泊5,000円~15,000円程度です。キャンプ場も利用可能です。

アクティビティ

ダイビング、シュノーケリング、釣り、トレッキング(天上山)、星空観察。

グルメ

新鮮な魚介類の刺身や寿司、明日葉料理、クサヤなどが特産品です。

注意点

天上山の登山は、天候によって滑りやすくなる場所があるため、足元に注意が必要です。

三宅島

アクセス

東京の竹芝桟橋から大型客船で約6時間30分。調布飛行場からは飛行機で約50分。

魅力

  • 雄大な自然と火山活動の痕跡: 活火山「雄山」の噴火によって形成された独特の地形や、新しく生まれた

    新鼻新山

    出典:「【1983(昭和58)年噴火】 新鼻新山:三宅島デジタル写真館:三宅島観光協会⧉」|miyakejima.gr.jp
    https://www.miyakejima.gr.jp/archive/%E3%80%901983%EF%BC%88%E6%98%AD%E5%92%8C58%EF%BC%89%E5%B9%B4%E5%99%B4%E7%81%AB%E3%80%91-%E6%96%B0%E9%BC%BB%E6%96%B0%E5%B1%B1/

    新鼻新山

    など、大自然の営みを間近に感じられます。

  • イルカとの共演: 周辺海域には野生のイルカが生息しており、イルカウォッチングやドルフィンスイムが体験できます。
  • バードウォッチングの宝庫: 渡り鳥の中継地でもあり、多種多様な野鳥を観察できます。

おすすめスポット

  • 雄山展望台: 雄大なカルデラの絶景。
  • 新鼻新山: 2000年の噴火で誕生した新しい山。
  • 大路池: 火山湖で、周辺は遊歩道が整備されています。

滞在方法

民宿、ホテル、ペンションがあり、1泊5,000円~15,000円程度です。キャンプ場も利用できます。

アクティビティ

イルカウォッチング、ドルフィンスイム、トレッキング、バードウォッチング、釣り。

グルメ

新鮮な魚介類を使った料理、明日葉料理、クサヤなどが特産品です。

注意点

火山ガス対策のため、ガスマスクを携行する場合があります。事前情報を確認しましょう。

御蔵島

アクセス

東京の竹芝桟橋から大型客船で約7時間30分。三宅島からの連絡船もあります。高速ジェット船は季節運航です。

魅力

  • 野生のイルカウォッチング: 野生のミナミハンドウイルカとほぼ100%の確率で出会え、一緒に泳ぐドルフィンスイムは感動的です。
  • 手つかずの豊かな自然: 島全体が原生林に覆われており、手つかずの自然が残されています。
  • エコツーリズムの推進: 自然保護のため、入島人数やアクティビティが制限されており、より質の高い体験ができます。

おすすめスポット

  • イルカウォッチング&ドルフィンスイム: 御蔵島を代表するアクティビティ。
  • 御蔵島港周辺: 釣りなどが楽しめます。

滞在方法

宿泊施設は民宿がほとんどで、自然保護の観点から宿泊予約がないと上陸できません。1泊2食付きで10,000円~15,000円程度が目安です。

アクティビティ

イルカウォッチング、ドルフィンスイム、バードウォッチング、森林散策。

グルメ

新鮮な魚介類、明日葉料理、伊勢海老などが特産品です。

注意点

入島には宿泊施設の予約が必須であり、船の欠航率が高い島です。島の自然保護ルールを厳守しましょう。

八丈島

アクセス

東京の竹芝桟橋から大型客船で約10時間20分。羽田空港からは飛行機で約55分。飛行機でのアクセスが一般的で、日帰りも可能です。

魅力

  • 日本のハワイと呼ばれる自然: 温暖な気候と豊かな緑、美しい海から「日本のハワイ」とも呼ばれ、リゾート気分を満喫できます。
  • 黄八丈の伝統文化: 伝統的な染色技法「黄八丈」が有名で、独特の美しい織物を見学できます。
  • 無料の足湯や温泉: 島内には無料の足湯や露天温泉が点在し、旅の疲れを癒やすことができます。

おすすめスポット

  • ふれあい牧場: 牛が放牧され、八丈富士と海の絶景が広がる。
  • 裏見ヶ滝温泉: 自然に囲まれた無料の混浴露天温泉。
  • 八丈島歴史民俗資料館: 黄八丈の展示など、島の歴史と文化に触れる。

滞在方法

ホテル、民宿、ペンションなど多様な宿泊施設があり、1泊5,000円~20,000円程度と幅広い選択肢があります。

アクティビティ

ダイビング、シュノーケリング、釣り、トレッキング(八丈富士)、温泉巡り、黄八丈体験。

グルメ

明日葉料理、島寿司、クサヤ、パッションフルーツなどの特産品がおすすめです。

注意点

島内は広いため、レンタカーでの移動が便利です。急な坂道が多いので、自転車の場合は電動アシスト付きがおすすめです。

青ヶ島

アクセス

八丈島からヘリコプターで約20分、または連絡船「あおがしま丸」で約3時間。ヘリコプターは便数が少なく予約が非常に困難で、船も就航率が低いため、アクセスは日本一難しい離島とも言われます。

魅力

  • 二重カルデラの秘境: 世界でも珍しい二重カルデラの地形が最大の魅力です。中央の「丸山」がそびえ立つ景観はまさに絶景。
  • 満天の星空: 周囲に人工的な明かりがほとんどなく、息をのむような満天の星空が広がります。
  • 手つかずの自然と静寂: 人口が少なく、手つかずの自然と静寂に包まれた秘境感を味わえます。

おすすめスポット

  • 大凸部(おおとんぶ): 島で最も高い場所からの二重カルデラ絶景。
  • 地熱釜: 地熱を利用して料理ができる珍しい場所。

滞在方法

民宿が中心で、宿泊施設は限られています。1泊2食付きで8,000円~12,000円程度が目安です。

アクティビティ

トレッキング、星空観察、釣り、地熱釜での料理体験。

グルメ

新鮮な魚介類、特に「青酎」という芋焼酎が特産品です。

注意点

アクセスが非常に難しいため、余裕を持った日程と複数の交通手段の予約が必須です。天候に大きく左右されます。

父島(小笠原諸島)

アクセス

東京の竹芝桟橋から大型客船「おがさわら丸」で約24時間。週に1便程度の運航で、片道約30,000円~40,000円が目安です。

魅力

  • 世界自然遺産の海と森: 固有の生態系が育んだ豊かな自然は、まさに「東洋のガラパゴス」。世界自然遺産に登録されています。
  • ホエールウォッチング: 冬から春にかけてはザトウクジラ、夏はマッコウクジラを間近で見られるホエールウォッチングが人気です。
  • 「ボニンブルー」の海: 小笠原諸島特有の深く澄んだ青い海は、「ボニンブルー」と呼ばれ、息をのむような美しさです。

おすすめスポット

  • コペペ海岸: 透明度が高く、シュノーケリングに最適。
  • 大神山公園展望台: 父島の港や集落、美しい海岸線を一望できる絶景ポイント。
  • 南島: 扇池など、独自の地形とエメラルドグリーンの海が広がる無人島(上陸にはルールあり)。

滞在方法

民宿、ホテル、ペンションなどがあり、1泊5,000円~15,000円程度です。キャンプ場もありますが、事前の許可が必要です。

アクティビティ

ホエールウォッチング、ドルフィンスイム、ダイビング、シュノーケリング、シーカヤック、ナイトツアー。

グルメ

新鮮な魚介類を使った料理、島レモンやパッションフルーツなどの特産品、島野菜を使った料理が特産品です。

注意点

船の運航本数が少ないため、滞在日数が決まってしまいます。事前の予約と計画が非常に重要です。

母島(小笠原諸島)

アクセス

父島から定期船「ははじま丸」で約2時間。父島経由となるため、東京からはおがさわら丸と合わせて往復約6日間の旅になります。

魅力

  • 手つかずの自然と固有種: 父島以上に手つかずの自然が残り、独自の進化を遂げた固有種が多く生息しています。
  • 静かで穏やかな雰囲気: 父島よりもさらにのんびりとした時間が流れ、落ち着いた滞在を楽しめます。
  • 「乳房山」からの絶景: 島の最高峰である乳房山(ちぶさやま)からの眺めは、母島の豊かな自然と絶景の海を一望できます。

おすすめスポット

  • 乳房山: 頂上からは360度のパノラマビューが楽しめます。
  • 沖村海岸: 静かで美しいビーチ。
  • 石門: 独特の形状をした奇岩群。

滞在方法

民宿が中心で、1泊5,000円~12,000円程度です。宿泊施設は限られています。

アクティビティ

トレッキング、シュノーケリング、釣り、ホエールウォッチング(父島と合わせて)、バードウォッチング。

グルメ

新鮮な魚介類、母島でしか味わえない島野菜、ラム酒などが特産品です。

注意点

父島と合わせての訪問が基本。交通手段が限られるため、長期滞在の計画が必要です。

八丈小島

アクセス

八丈島からの周遊船ツアーなどで海上から見学するのが一般的です。上陸は厳しく制限されています。

魅力

  • 手つかずの自然が残る無人島: 八丈島の西に浮かぶ無人島で、豊かな自然と神秘的な雰囲気が漂います。
  • 海上からの絶景: 八丈島からの遊覧船やダイビングクルーズで、海上からその絶景を眺めることができます。
  • 独特の地形: 侵食によって形成された断崖絶壁や奇岩は、見る者を圧倒する迫力があります。

おすすめスポット

  • 八丈島からの八丈島観光遊覧船: 八丈小島を海上から巡るツアー。

滞在方法

基本的には無人島のため宿泊施設はありません。八丈島に宿泊して日帰りツアーなどで訪れます。

アクティビティ

遊覧船での海上クルーズ、周辺海域でのダイビングやシュノーケリング(ツアーによる)。

グルメ

八丈島で食事を済ませるのが一般的です。

注意点

上陸は許可が必要なため、一般的な観光客は海上からの見学となります。天候によってはツアーが中止になることがあります。

週末旅行プラン例

東京から行ける離島への週末旅行は、日常を忘れさせてくれる特別な体験です。ここでは、目的別におすすめのモデルプランを2パターンご紹介します。

1泊2日 気軽に自然を満喫!伊豆大島満喫プラン

  • 目的: 絶景と自然体験、手軽なリフレッシュ
  • 訪問島: 伊豆大島
  • 交通手段: 往復高速ジェット船(片道約1時間45分)
  • 費用目安: 宿泊費+交通費+アクティビティで約30,000円~50,000円
  • スケジュール:
    • 1日目:
      • 朝: 竹芝桟橋より高速ジェット船で伊豆大島へ出発。
      • 午前: 島到着後、レンタカーを借りて三原山へ。三原山頂口から火口遊歩道を散策し、雄大な景色を堪能。
      • 昼: 島内で島グルメを堪能(べっこう寿司など)。
      • 午後: 裏砂漠で非日常的な景観を体験。地層大切断面を見学。
      • 夕方: 宿へチェックイン。夕食は新鮮な海の幸を味わう。
    • 2日目:
      • 午前: 大島公園椿園を散策(冬期は特におすすめ)。動物園も併設。
      • 昼: 島内で軽食をとり、お土産探し。
      • 午後: 元町港周辺を散策し、伊豆大島発の高速ジェット船で竹芝桟橋へ帰着。
  • メリット: 東京からのアクセスが良く、手軽に絶景と自然を満喫できる。
  • デメリット: 滞在時間が短いため、全ての観光スポットを回りきれない場合がある。

2泊3日 ゆったり自然と癒やしを!式根島・新島満喫プラン

  • 目的: 温泉と美しい海でのんびり過ごす、日帰りでは味わえない滞在
  • 訪問島: 式根島、新島
  • 交通手段: 往復高速ジェット船(式根島まで約3時間20分)、新島と式根島間は連絡船。
  • 費用目安: 宿泊費+交通費+アクティビティで約40,000円~70,000円
  • スケジュール:
    • 1日目:
      • 朝: 竹芝桟橋より高速ジェット船で式根島へ出発。
      • 午後: 島到着後、宿に荷物を置き、レンタサイクルで島内を散策。地鉈温泉や松が下雅の湯で天然温泉を満喫。
      • 夕方: 泊海水浴場など、美しい入り江で夕日を眺める。新鮮な海の幸を堪能。
    • 2日目:
      • 午前: 連絡船で新島へ渡る。新島到着後、羽伏浦海岸の絶景を楽しみ、シュノーケリングや海水浴を満喫。
      • 昼: 新島で島グルメを味わう。
      • 午後: 新島ガラスアートセンターで体験。モヤイ像などアートスポット巡り。
      • 夕方: 再び連絡船で式根島へ戻り、夕食と温泉を楽しむ。
    • 3日目:
      • 午前: 式根島でのんびりと過ごし、お土産探し。
      • 昼: 島の特産品を使った食事。
      • 午後: 式根島発の高速ジェット船で竹芝桟橋へ帰着。
  • メリット: 二つの島の異なる魅力を楽しめる。自然温泉で癒やされ、美しい海でアクティブに過ごせる。
  • デメリット: 船の乗り換えが発生するため、スケジュール管理が重要。

東京近郊離島旅行のポイント

東京近郊の離島への旅行を計画する際に知っておくと便利なポイントをまとめました。

旅行前に準備しておくべきこと

  • 交通手段の予約: 船や飛行機は特に夏期や連休中は混み合います。早めの予約が必須です。特に小笠原諸島は運航本数が限られます。
  • 宿泊施設の予約: 民宿が多い島では、部屋数が限られているため、こちらも早めの予約が肝心です。
  • 持ち物: 季節に応じた服装に加え、日焼け止め、帽子、虫よけ、水着、ビーチサンダル、酔い止め薬などは必須です。シュノーケリング用品やカメラの防水ケースもおすすめです。
  • 現金: ATMがない島や、クレジットカードが使えない店舗もあるため、ある程度の現金を用意しておくと安心です。

各島の気候や季節ごとの見どころ

  • 春(3月~5月): 気候が穏やかで、新緑が美しい季節です。椿が見頃の島もあります。
  • 夏(6月~9月): 海水浴、シュノーケリング、ダイビングなどマリンスポーツのベストシーズンです。特に夏休み期間は賑わいます。
  • 秋(10月~11月): 気候が安定し、トレッキングや釣りを楽しむのに適しています。海の透明度も高い傾向にあります。
  • 冬(12月~2月): 観光客が減り、静かに過ごしたい方にはおすすめです。八丈島では温泉巡り、小笠原ではホエールウォッチングが楽しめます。

交通手段の選び方、予約方法

  • 大型客船: 比較的安価で、夜出発して朝到着するため、時間を有効活用できます。ゆっくり船旅を楽しみたい方に。
  • 高速ジェット船: 短時間で到着するため、時間を節約したい方や、船酔いが心配な方にもおすすめです。
  • 飛行機: 最も早く到着しますが、料金は高めです。日帰り旅行や、船が苦手な方に最適です。
  • 予約方法: 東海汽船のウェブサイトや、各航空会社のウェブサイトから直接予約できます。

予算の目安

  • 1泊2日: 交通費と宿泊費、食費、アクティビティで約30,000円~60,000円。
  • 2泊3日: 約40,000円~80,000円。
  • 小笠原諸島は交通費が高額なため、100,000円以上の予算を見ておくと良いでしょう。

環境保護への配慮

離島の自然はかけがえのないものです。滞在中は以下の点に留意し、環境保護にご協力ください。

  • ゴミは持ち帰るか、適切に分別する: 島のゴミ処理施設には限りがあります。
  • 野生生物に餌を与えない、触れない: 自然の生態系を乱さないよう配慮しましょう。
  • 植物や岩石を採取しない: 島の自然は、その場所にあるからこそ価値があります。
  • 環境に配慮したアクティビティを選ぶ: ドルフィンスイムやイルカウォッチングでは、ルールを守り、生物にストレスを与えないようにしましょう。

まとめ

東京から手軽にアクセスできる離島は、都会では味わえない絶景と癒やし、そして冒険が待つ特別な場所です。伊豆諸島の活火山が織りなす雄大な自然や、小笠原諸島の神秘的な世界自然遺産の海、それぞれが独自の魅力で私たちを惹きつけます。

本記事でご紹介した12の離島は、それぞれ異なる個性を持っています。目的や日程に合わせて、あなたにぴったりの島を見つけてみてください。美しい海の幸を堪能し、豊かな自然の中でアクティビティを楽しみ、満天の星空の下で心安らぐひとときを過ごす…そんな贅沢な週末旅行が、東京からわずかな時間で実現します。

次の休日は、喧騒を離れて離島の旅へ。きっと忘れられない思い出と、心のリフレッシュがあなたを待っています。今すぐ、あなたのおすすめの離島を探して、旅の計画を始めてみませんか?

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