はじめに
「三重県といえば?」何を思い浮かべますか?伊勢神宮、美しいリアス式海岸、それともF1が開催される鈴鹿サーキットでしょうか。もちろん、それらも三重県の大きな魅力ですが、旅の醍醐味といえばやはり「食」!三重県は「美し国(うましくに)」とも呼ばれ、古くから豊かな食材に恵まれた土地として知られています。伊勢湾や熊野灘がもたらす新鮮な海の幸、肥沃な大地で育まれる山の幸、そしてそれらを活かした個性豊かなご当地グルメが数多く存在します。この記事では、そんな魅力あふれる三重県の食文化を堪能していただくために、定番の味から地元民に愛される隠れた逸品まで、厳選した30のご当地グルメを地域別にご紹介します。次回の三重旅行の計画に、ぜひお役立てください!
三重グルメ30選
三重県には、その土地ならではの歴史や文化を反映した美味しいものがたくさんあります。今回は、「定番から隠れた名物まで」「地元民に愛される味」「観光客にも人気」という基準で30品を厳選しました。旅行の計画を立てやすいように、伊勢志摩、中南勢、北勢、伊賀の4つのエリアに分けてご紹介します。気になるグルメを見つけて、三重の味覚を巡る旅に出かけましょう!
I. 伊勢志摩エリア (海の幸の宝庫!)
リアス式海岸が美しい伊勢志摩エリアは、新鮮な海の幸の宝庫。伊勢神宮のお膝元としても知られ、歴史ある食文化も根付いています。
1. 伊勢うどん (いせうどん)
出典:「伊勢うどんの通販 山口製麺⧉」|伊勢うどんの通販 山口製麺
https://www.ise-udon.net/
たまり醤油ベースの濃厚で甘辛い真っ黒なつゆに、極太でふわふわと柔らかい麺を絡めて食べる独特のうどん。伊勢神宮参拝後の定番グルメです。見た目のインパクトに反して、意外とあっさりとした優しい味わいです。薬味のネギが良いアクセントになります。
おすすめのお店:
- おかげ横丁「ふくすけ」: 住所: 三重県伊勢市宇治中之切町52 / URL: https://okageyokocho.com/main/tenpo/fukusuke/ (おかげ横丁内) / 価格帯: 500円~800円程度
- 中むら: 住所: 三重県伊勢市宮後1-1-18 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: 500円~800円程度。地元民にも人気のお店です。
個人的な感想:初めて食べた時はその柔らかさに驚きましたが、つゆとの絡みが絶妙で、なぜかまた食べたくなる不思議な魅力があります。
2. てこね寿司 (てこねずし)
カツオやマグロなどの赤身の魚を醤油ベースのタレに漬け込み、酢飯と合わせた郷土料理。漁師が船上で手で混ぜて食べたのが始まりとされています。甘めのタレと薬味の生姜や大葉が食欲をそそります。カツオの時期には特に新鮮なものが味わえます。
おすすめのお店:
- すし久: 住所: 三重県伊勢市宇治中之切町20 / URL: https://okageyokocho.com/main/tenpo/sushikyu/ (おかげ横丁内) / 価格帯: 1,500円~2,500円程度
- 手こね茶屋 おかげ横丁店: 住所: 三重県伊勢市宇治中之切町 (おかげ横丁内) / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: 1,500円~2,500円程度
3. 赤福餅 (あかふくもち)
出典:「赤福餅⧉」|赤福餅
https://www.instagram.com/akafuku.official/
伊勢神宮内宮の門前町「おはらい町」で300年以上の歴史を持つ老舗「赤福」の餅菓子。お餅の上にこし餡をのせたもので、五十鈴川のせせらぎを表した三筋の形が特徴です。上品な甘さで、お土産にも喜ばれます。毎月1日に限定販売される「朔日餅(ついたちもち)」も人気です。
おすすめのお店:
- 赤福 本店: 住所: 三重県伊勢市宇治中之切町26 / URL: https://www.akafuku.co.jp/ / 価格帯: 2個入り250円~ (店内飲食)
個人的な感想:作りたての赤福餅を五十鈴川を眺めながらいただくのは格別です。ほうじ茶との相性も抜群!
4. 伊勢海老料理 (いせえびりょうり)
出典:「三重県|おさかな図鑑:イセエビ(みえのおさかな別情報)⧉」|pref.mie.lg.jp
https://www.pref.mie.lg.jp/suigi/hp/86940017304.htm
三重県を代表する高級食材、伊勢海老。ぷりぷりとした食感と濃厚な甘みが特徴で、お造り、焼き物、残酷焼き、味噌汁など様々な料理で楽しめます。特に志摩半島は伊勢海老の水揚げ量が多く、新鮮なものが味わえます。旬は10月~4月頃。
おすすめのお店:
- 華月: 住所: 三重県鳥羽市鳥羽1-2383-13 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: コース料理 8,000円~
- 海の幸 味処 しま: 住所: 三重県志摩市阿児町鵜方4031-4 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: 伊勢海老料理 5,000円~
5. 鮑料理 (あわびりょうり)
出典:「伊勢志摩の天然鮑専門店 | 伊勢海老 海鮮蒸し料理 華月⧉」|kagetu.co.jp
https://kagetu.co.jp/%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E5%BF%97%E6%91%A9%E3%81%AE%E5%A4%A9%E7%84%B6%E9%AE%91%E5%B0%82%E9%96%80%E5%BA%97/
伊勢志摩の海女漁で採られる鮑もまた、三重を代表する海の幸。コリコリとした食感と磯の香りがたまらない高級食材です。お造りやステーキ、酒蒸しなどでその豊かな風味を堪能できます。旬は夏ですが、通年提供しているお店も多いです。
おすすめのお店:
- 網元の宿 八代: 住所: 三重県鳥羽市相差町1469 / URL: (公式サイト等で検索) / 価格帯: 鮑料理 5,000円~(宿泊プランに含む場合あり)
- 海女小屋はちまんかまど: 住所: 三重県鳥羽市相差町819 / URL: https://amakoya.com/ / 価格帯: 焼き貝コースに含む場合あり 3,500円~
6. サザエの壺焼き (さざえのつぼやき)
出典:「伊勢・志摩・鳥羽でおすすめのグルメ情報(さざえつぼ焼き)をご紹介! | 食べログ⧉」|食べログ
https://s.tabelog.com/keywords/%E3%81%95%E3%81%96%E3%81%88%E3%81%A4%E3%81%BC%E7%84%BC%E3%81%8D/mie/A2403/kwdLst?sk=%E3%81%95%E3%81%96%E3%81%88%E3%81%A4%E3%81%BC%E7%84%BC%E3%81%8D&srchTg=2&sw=%E3%81%95%E3%81%96%E3%81%88%E3%81%A4%E3%81%BC%E7%84%BC%E3%81%8D
伊勢志摩の磯料理の定番といえば、サザエの壺焼き。新鮮なサザエを殻ごと醤油ベースのタレで焼き上げたもので、磯の香りと旨味が凝縮されています。コリコリとした身と、ほろ苦い肝が日本酒によく合います。多くの海鮮料理店や旅館で味わえます。
おすすめのお店:
- 鳥羽・志摩エリアの海鮮料理店や海女小屋で広く提供されています。
- 価格帯: 1個 500円~1,000円程度
7. 的矢かき (まとやがき)
出典:「的矢かき 志摩半島⧉」|kaki-shimahantou.com
https://kaki-shimahantou.com/
志摩市的矢湾で育てられるブランド牡蠣。清浄な海水で浄化されているため、生で安心して食べられるのが特徴です。身はふっくらと肉厚で、クリーミーで濃厚な味わいが楽しめます。旬は11月~3月頃。焼き牡蠣やカキフライも絶品です。
おすすめのお店:
- 的矢かき料理 華月: 住所: 三重県志摩市的矢889 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: かきコース 5,000円~
- かきいち: 住所: 三重県志摩市的矢880-5 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: かき料理 3,000円~
8. とばーがー
出典:「とばーがー | 観光スポット | 観光三重(かんこうみえ)⧉」|kankomie.or.jp
https://www.kankomie.or.jp/spot/21548
鳥羽市のご当地バーガーで、地元食材を使うことが条件。伊勢海老やタコ、サザエ、牡蠣、あらめ(海藻)など、店ごとに個性的な具材を使ったバーガーが楽しめます。食べ歩きにもぴったりです。
おすすめのお店:
- 鳥羽一番街 各店舗: 鳥羽駅前の商業施設「鳥羽一番街」内には、複数の店舗でとばーがーを提供しています。/ URL: https://www.toba1ban.co.jp/
- 価格帯: 500円~1,500円程度
9. 海鮮丼 (かいせんどん)
出典:「三重県のおススメ海鮮丼特集!絶対食べたいおススメの16店をご紹介♪ | 特集 | 観光三重(かんこうみえ)⧉」|kankomie.or.jp
https://www.kankomie.or.jp/season/article/153
伊勢志摩を訪れたら外せないのが、新鮮な地魚をふんだんに使った海鮮丼。その日獲れた魚介がたっぷりのった丼は、見た目も豪華で満足度が高い一品です。伊勢海老や鮑がのった贅沢な海鮮丼を提供するお店もあります。
おすすめのお店:
- 市場食堂(鳥羽市): 住所: 三重県鳥羽市鳥羽1-2383-52 鳥羽磯部漁協内 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: 1,500円~3,000円程度
- 黒潮ダイニング パールロード店: 住所: 三重県鳥羽市浦村町7-1 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: 2,000円~4,000円程度
10. 漣(さざなみ)のエビフライ
出典:「【公式】漣(さざなみ)鳥羽店 名物開きエビフライ|ランチ,食事⧉」|sazanami.co.jp
https://sazanami.co.jp/
鳥羽市にある「漣(さざなみ)」は、大きなエビフライで有名なお店。開いた大海老を使い、サクサクの衣で揚げたエビフライは、食べ応え満点。タルタルソースとの相性も抜群で、連日多くの人で賑わっています。
おすすめのお店:
- 漣 鳥羽店: 住所: 三重県鳥羽市鳥羽3-5-28 / URL: http://sazanami.co.jp/ / 価格帯: エビフライ定食 2,000円~3,000円程度
11. 伊勢えびせんべい (いせえびせんべい)
伊勢志摩のお土産として人気の伊勢えびせんべい。伊勢海老の風味が豊かに香る上品な味わいのせんべいは、幅広い年代に喜ばれます。様々なメーカーから販売されており、それぞれ特徴があります。
おすすめのお店:
- 伊勢志摩エリアの主要なお土産店で購入可能。
- 価格帯: 1箱 1,000円前後~
II. 中南勢エリア (松阪牛と多彩な味覚)
出典:「松阪牛 トップ – お肉のまち 松阪市公式ホームページ⧉」|city.matsusaka.mie.jp
https://www.city.matsusaka.mie.jp/site/matsusakaushi/
日本を代表するブランド牛「松阪牛」の産地である松阪市や、県庁所在地の津市などを含む中南勢エリア。肉料理はもちろん、個性的なローカルフードも楽しめます。
12. 松阪牛 (まつさかうし/まつさかぎゅう)
「肉の芸術品」と称される日本三大和牛の一つ、松阪牛。きめ細かい霜降りと、とろけるような柔らかさ、上品な甘みが特徴です。すき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキ、焼肉など、様々な調理法でその極上の味を堪能できます。
おすすめのお店:
- 和田金: 住所: 三重県松阪市中町1878 / URL: https://www.wadakin.co.jp/ / 価格帯: すき焼き 15,000円~
- 牛銀本店: 住所: 三重県松阪市魚町1618 / URL: https://www.gyugin-honten.co.jp/ / 価格帯: すき焼き 10,000円~
- 一升びん本店: 住所: 三重県松阪市南町232-4 / URL: https://www.issyoubin.com/ / 価格帯: 焼肉 5,000円~(回転焼肉もあり)
13. 津ぎょうざ (つぎょうざ)
出典:「大人気ご当地グルメ、津ぎょうざおすすめ5選 – 津の時間。(津市観光協会)⧉」|津の時間。(津市観光協会) – 三重県津市の観光情報
https://tsukanko.jp/feature/feature-6736/
直径15cmの大きな皮で具を包み、油で揚げた巨大な揚げ餃子。津市の学校給食から生まれたご当地グルメで、パリパリの皮とジューシーな餡が特徴です。見た目のインパクトも大きく、食べ応えがあります。
おすすめのお店:
- いたろう: 住所: 三重県津市大門7-15 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: 1個 300円~400円程度
- 氷花餃子 津駅前本店: 住所: 三重県津市羽所町306 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: 1個 350円程度
14. うなぎ料理 (うなぎりょうり)
出典:「津市・周辺にあるうなぎの人気店30選!地元民の通う名店がズラリ [食べログまとめ]⧉」|食べログ
https://tabelog.com/matome/15581/
実は、津市はうなぎの消費量が日本トップクラス。市内には多くのうなぎ専門店があり、比較的リーズナブルに美味しいうなぎが食べられます。香ばしく焼き上げられたうなぎは、蒲焼やひつまぶしで。関西風の地焼きが主流です。
おすすめのお店:
- はし家: 住所: 三重県津市大門5-7 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: うな丼 2,000円~
- 新玉亭: 住所: 三重県津市丸之内養正町20-25 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: うな丼 2,000円~
個人的な感想:津のうなぎは皮がパリッとしていて香ばしく、身はふっくら。タレも甘すぎず、ご飯が進みます。
15. 松阪鶏焼き肉 (まつさかとりやきにく)
松阪市で古くから親しまれているソウルフード。若鶏や親鶏などの鶏肉を、甘辛い味噌ダレに絡めて網焼きでいただきます。松阪牛に比べてリーズナブルで、地元民にとっては気軽に楽しめる焼肉です。
おすすめのお店:
- 前島食堂: 住所: 三重県松阪市大河内町612-1 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: 1人前 700円~
- とりいち: 住所: 三重県松阪市宮町162-3 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: 1人前 600円~
16. 天むす (てんむす)
えびの天ぷらを具にした小さなおにぎり「天むす」の発祥は、実は津市の「千寿」というお店。名古屋名物として有名ですが、元祖の味を三重で味わうのも一興です。小ぶりで食べやすく、お土産にも人気です。
おすすめのお店:
- 元祖天むす めいふつ「千寿」本店: 住所: 三重県津市大門9-5 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: 5個入り 750円程度
17. あおさの味噌汁・佃煮 (あおさのみそしる・つくだに)
三重県はあおさのりの生産量が日本一。特に伊勢志摩や中南勢の沿岸部で養殖が盛んです。磯の香り豊かなあおさは、味噌汁の具材として定番。また、佃煮にしても美味しく、ご飯のお供に最適です。
おすすめのお店:
- 多くの飲食店や旅館で、味噌汁として提供されています。
- お土産店では、乾燥あおさや佃煮が購入できます。価格帯: 乾燥あおさ 500円~、佃煮 600円~
18. 伊勢たくあん (いせたくあん)
伊勢平野で収穫された大根を使い、伝統的な製法で作られるたくあん。米ぬかと塩だけで漬け込み、自然発酵させるため、素朴で深みのある味わいです。お土産としても人気があります。
おすすめのお店:
- 伊勢志摩、中南勢エリアの道の駅やお土産店で購入可能。
- 価格帯: 1本 500円~
III. 北勢エリア (個性派B級グルメの競演)
工業地帯として発展してきた四日市市や、東海道の宿場町として栄えた亀山市、桑名市などがある北勢エリア。パンチの効いたB級グルメや、歴史ある和菓子が楽しめます。
19. 四日市とんてき (よっかいちとんてき)
出典:「四日市とんてきの美味しい店8選!テイクアウト情報も紹介<三重・2024> |じゃらんニュース⧉」|じゃらんニュース
https://www.jalan.net/news/article/418259/
分厚い豚肩ロース肉をニンニクと一緒に濃い目のソースでソテーし、たっぷりのキャベツを添えたスタミナ満点のご当地グルメ。ウスターソースベースの黒っぽいタレが特徴で、ご飯が進むこと間違いなしです。
おすすめのお店:
- まつもとの来来憲: 住所: 三重県四日市市松本2-7-24 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: 1,500円~2,000円程度
- 隆座: 住所: 三重県四日市市鵜の森1-13-16 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: 1,500円~2,000円程度
20. 亀山みそ焼きうどん (かめやまみそやきうどん)
亀山市で焼肉の締めとして食べられていたものが発展したB級グルメ。太めのうどんとキャベツ、豚肉などを、甘辛い赤味噌ベースのタレで炒めます。濃厚な味噌の風味と香ばしさが食欲をそそります。
おすすめのお店:
- うえだ食堂: 住所: 三重県亀山市みずほ台5-1 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: 800円~1,200円程度
- 亀八食堂: 住所: 三重県亀山市布気町801-1 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: 800円~1,200円程度
21. 桑名の蛤料理 (くわなのはまぐりりょうり)
「その手は桑名の焼き蛤」という言葉でも知られる桑名市の名物、蛤。木曽三川の河口で獲れる蛤は、身が大きくふっくらとしており、旨味が濃厚です。焼き蛤や酒蒸し、しぐれ煮などで楽しめます。旬は春から初夏。
おすすめのお店:
- 丁子屋: 住所: 三重県桑名市江戸町14 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: 蛤料理コース 5,000円~
- 日の出: 住所: 三重県桑名市川口町17 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: 蛤料理 3,000円~
22. 安永餅 (やすながもち)
桑名市長島町の名物で、細長く伸ばした餅で粒あんを包み、両面を香ばしく焼き上げた餅菓子。江戸時代から旅人たちに親しまれてきました。素朴な甘さと香ばしさが特徴です。
おすすめのお店:
- 安永餅本舗 柏屋: 住所: 三重県桑名市長島町西外面185 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: 1本 120円程度
23. なが餅 (ながもち)
四日市市の名物で、安永餅と似ていますが、こちらは餅がより薄く、あんこが透けて見えるのが特徴。こちらも細長い形で、香ばしく焼き上げられています。地元ではおやつや贈答品として親しまれています。
おすすめのお店:
- 笹井屋: 住所: 三重県四日市市北町5-13 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: 1本 100円程度
24. 桑名カレー (くわなかれー)
桑名の新しいご当地グルメとして注目されているのが桑名カレー。桑名産の食材(特に蛤の出汁など)を使用することなどが定義とされています。各店が趣向を凝らしたオリジナルカレーを提供しています。
おすすめのお店:
- 桑名市内の参加飲食店で提供。詳細は桑名市の観光情報サイトなどで確認。
- 価格帯: 1,000円~2,000円程度
IV. 伊賀エリア (忍者の里の素朴な味わい)
忍者の里として有名な伊賀市や、城下町の風情が残る名張市を中心とする伊賀エリア。伊賀牛をはじめ、素朴ながらも味わい深いグルメが楽しめます。
出典:「伊賀牛 | JAいがふるさと⧉」|jaiga.or.jp
https://www.jaiga.or.jp/?p=470
25. 伊賀牛 (いがぎゅう)
豊かな自然の中で育てられる伊賀牛は、鮮やかな赤身と上質な脂が特徴。肉の旨みが濃く、とろけるような食感が楽しめます。ステーキやすき焼き、焼肉などで、その質の高さを味わってみてください。
おすすめのお店:
- レストランito: 住所: 三重県伊賀市上野車坂町731 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: ステーキ 5,000円~
- 金谷 本店: 住所: 三重県伊賀市上野農人町420 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: すき焼き 8,000円~
26. かたやき
伊賀地方の伝統的な菓子で、「日本一硬いせんべい」とも言われます。小麦粉に砂糖を加えて練り、薄く伸ばして焼き上げたもので、非常に硬いため、木槌で割って食べることも。忍者の携帯食だったという説もあります。
おすすめのお店:
- 伊賀市内の和菓子店やお土産店で購入可能。
- 価格帯: 1枚 100円~、袋入り 500円~
27. 豆腐田楽 (とうふでんがく)
伊賀地方で古くから親しまれている豆腐田楽。水切りした豆腐に甘辛い味噌だれを塗り、香ばしく焼き上げた素朴な味わいです。山椒の風味がアクセントになることも。地元の豆腐を使ったものが特に美味しいです。
おすすめのお店:
- 田楽座わかや: 住所: 三重県伊賀市上野農人町465 / URL: (食べログ等で検索) / 価格帯: 1本 200円~、定食 1,500円~
28. 養肝漬 (ようかんづけ)
白瓜の中にしそ、生姜、大根、胡瓜などを刻んで詰め、たまり醤油で漬け込んだ伊賀地方の伝統的な漬物。藤堂藩主が陣中の食料として考案したとも言われています。独特の風味と歯ごたえが楽しめます。
おすすめのお店:
- 伊賀市内の漬物店やお土産店で購入可能。
- 価格帯: 1個 800円~
V. その他・全県 (三重の恵みを味わう)
特定の地域だけでなく、三重県全体で楽しめる美味しいものもあります。
29. 伊勢茶 (いせちゃ)
三重県は全国有数のお茶の産地で、特に「かぶせ茶」の生産量は日本一。深みのある緑色とまろやかな旨味、上品な香りが特徴です。お茶として味わうのはもちろん、伊勢茶を使ったスイーツも人気です。
おすすめのお店:
- 県内各地のお茶専門店やカフェ、お土産店で茶葉や関連商品を購入できます。
- 価格帯: 茶葉 100g 1,000円~、伊勢茶スイーツ 300円~
30. 柑橘類 (かんきつるい)
三重県南部、特に御浜町や紀宝町は温暖な気候を活かした柑橘類の栽培が盛ん。「マイヤーレモン」や「セミノール」、三重県生まれの「デコポン(不知火)」など、様々な種類の美味しい柑橘が楽しめます。ジュースやジャムなどの加工品も豊富です。
おすすめの場所:
- 道の駅「パーク七里御浜」(御浜町)などで新鮮な柑橘類や加工品が購入できます。
- 価格帯: 時期や種類により変動
まとめ
三重県が誇るご当地グルメ30選、いかがでしたでしょうか?伊勢志摩の新鮮な海の幸から、松阪牛や伊賀牛といったブランド牛、そして伊勢うどんやてこね寿司、四日市とんてき、津ぎょうざといった個性豊かな麺類やB級グルメ、さらには赤福餅のような歴史ある甘味まで、三重県には本当に美味しいものが溢れています。この記事で紹介したグルメは、三重の食文化のほんの一部に過ぎません。ぜひ実際に三重県を訪れて、その土地ならではの味覚を堪能し、お気に入りの一品を見つけてみてください。あなたの三重旅行が、美味しい思い出でいっぱいになることを願っています!この記事が、あなたの旅の計画の一助となれば幸いです。ぜひ、旅の感想やおすすめの三重グルメをコメントで教えてくださいね!
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