北海道夏ドライブ!絶景&ひまわり満喫1泊2日モデルコース

Hokkaido 観光地紹介
Hokkaido | Picture from Pixabay

息をのむような絶景、爽やかな空気、そして美味しいグルメ。夏の北海道は、まさにドライブ天国!この記事では、新千歳空港を発着点とし、北海道の雄大な自然と人気観光スポットを巡る1泊2日のモデルコースをご紹介します。「北海道ドライブで最高の思い出を作りたい!」そんなあなたにぴったりの情報が満載です。さあ、忘れられない夏の旅へ出かけましょう!

I. はじめに

夏の北海道は、本州の蒸し暑さから逃れられる絶好の避暑地。どこまでも広がる青い空と緑の大地、そして美しい花々が織りなす風景は、訪れる人々を魅了してやみません。特にドライブでは、走りやすい道が多く、窓を開ければ涼やかな風を感じながら、北海道ならではの広大な景色を存分に楽しむことができます。この記事で提案するのは、新千歳空港をスタートし、透明度抜群の支笏湖、幻想的な雲海テラス、色彩豊かなファーム富田、爽快なジェットコースターの路、そして太陽のように輝く北竜町ひまわりの里を巡る、まさに北海道の夏を凝縮したような1泊2日のドライブコースです。このおすすめルートで、北海道の絶景とグルメを心ゆくまで満喫してください!

北竜町ひまわりの里

出典:「北竜町ひまわりの里・ひまわりまつり|観光スポット|【公式】北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE!⧉」|北海道観光公式サイト HOKKAIDO LOVE!
https://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail_10016.html

支笏湖

出典:「支笏湖|観光スポット|【公式】北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE!⧉」|北海道観光公式サイト HOKKAIDO LOVE!
https://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail_10145.html

II. 1日目:新千歳空港発!支笏湖の透明感と雲海テラスの絶景

旅の始まりは新千歳空港から。レンタカーを借りて、いよいよ北海道ドライブのスタートです!1日目は、美しい湖と天空の絶景を目指します。

新千歳空港から支笏湖へのアクセス

新千歳空港から最初の目的地、支笏湖までは一般道を利用して約50分~1時間ほど。道央自動車道「千歳IC」を利用する場合は約45分です。空港周辺のレンタカー会社で手続きを済ませ、ナビをセットすれば、快適なドライブが始まります。

新千歳空港

出典:「国際線をご利用の方-飛行機に乗る|新千歳空港⧉」|新千歳空港
https://www.hokkaido-airports.com/ja/new-chitose/airport/inter/

支笏湖(しこつこ):神秘の支笏ブルーに心奪われる

支笏湖は、約4万年前の火山活動によって形成されたカルデラ湖。その最大水深は363mと、秋田県の田沢湖に次いで日本で2番目の深さを誇ります。特筆すべきはその透明度で、環境省の湖沼水質調査では何度も日本一に輝いています。湖水は「支笏ブルー」と称される美しい青色を湛え、見る者を圧倒します。

  • クリアカヤック体験: 北海道でも珍しい底が透明なクリアカヤックに乗れば、まるで空中に浮いているかのような不思議な感覚を味わえます。湖の底まで見通せるほどの透明度を実感できるアクティビティです。(大人2名以上/中学生以上:8,000円~、小人:5,000円~ ※7~9月は料金変動あり、要予約)
  • 支笏湖体験ダイビング: 透明度の高い湖でのダイビングは格別。湖に生息する生き物たちとの出会いが待っています。(料金:15,000円~、要予約)

夏の支笏湖周辺の平均気温は約19.4℃と涼しく、避暑にも最適。湖畔にはビジターセンターや飲食店、お土産店も点在しており、散策も楽しめます。ランチには、名物のヒメマス料理などがおすすめです。

支笏湖ビジターセンター

出典:「支笏湖ビジターセンター – ちとせの観光 – 北海道千歳市公式観光サイト⧉」|ちとせの観光 – 北海道千歳市公式観光サイト
https://www.welcome-to-chitose.jp/archives/see/9187.html

支笏湖ビジターセンター

  • 所在地: 北海道千歳市支笏湖温泉番外地
  • アクセス: 道央自動車道「千歳IC」より約45分
  • 駐車場: あり/有料(普通車500円 ※12月1日~3月31日は無料)
  • 入場料: 無料
  • 営業時間: 9:00~17:30(4月~11月)、9:30~16:30(12月~3月)※変更の場合あり
  • 休業日: 年末年始(12月29日~1月3日)、12月~3月は火曜日(祝日の場合は翌日)※変更の場合あり
  • 支笏湖ビジターセンター公式サイト

※クリアカヤック、体験ダイビングの料金や営業時間は事業者により異なります。詳細は各事業者の公式サイトをご確認ください。

雲海テラスへのアクセス

支笏湖の美しさを堪能した後は、天空の絶景スポット「星野リゾート トマム 雲海テラス」へ。支笏湖からは一般道と高速道路(道東自動車道)を利用し、車で約2時間15分ほどの道のりです。「トマムIC」で高速を降り、約10分で到着します。雲海テラスへは、リゾート内のゴンドラ(有料)に乗ってアクセスします。

雲海テラス:手が届きそうな雲上の散歩

標高1,088mに位置する雲海テラスは、気象条件が整った早朝に、眼下に広がる壮大な雲海を望むことができる人気の絶景スポットです。元々はゴンドラを整備するスタッフだけが見ていた景色を、お客様にも見てもらいたいという思いから始まったこのサービス。今では多くの観光客がこの神秘的な光景を求めて訪れます。

雲海テラスには、ユニークなデザインの展望スポットが9つも用意されています。「Cloud Walk(クラウドウォーク)」ではまるで雲の上を歩いているような気分に、「Cloud Pool(クラウドプール)」では巨大なハンモックのような場所から雲海を眺められます。どのスポットからも、息をのむような絶景が広がります。

服装・持ち物のアドバイス:
雲海が発生しやすい早朝は、夏でも気温が10℃を下回ることがあります。薄手のダウンジャケットやフリース、羽織れる上着などを必ず持参しましょう。また、歩きやすい靴も必須です。2025年はアニバーサリーイヤーとして特別なコンテンツも予定されているとのことなので、訪れる際は公式HPで最新情報をチェックしましょう。

雲海テラス(星野リゾート トマム)

  • 所在地: 北海道勇払郡占冠村中トマム
  • アクセス: 道東自動車道「トマムIC」より約10分
  • 駐車場: あり/無料(約1500台)
  • 雲海ゴンドラ料金(往復): 大人 1,900円、小学生 1,200円、ペット 500円、未就学児 無料(2025年情報)
  • 2025年営業期間・時間: 5月8日~10月14日(期間により営業時間が異なります。例:5月8日~5月31日は5:00~7:00、6月1日~10月14日は5:00~8:00)
  • 休業日: 営業期間中はなし(天候状況によりゴンドラ休業の可能性あり)
  • 雲海テラス公式サイト

※上記は2025年の情報です。最新の情報は必ず公式サイトをご確認ください。

宿泊施設:トマムまたは富良野エリアで快適な夜を

雲海テラスを満喫した後は、宿泊施設へ。星野リゾート トマム内に宿泊すれば、翌朝の雲海テラスへのアクセスも便利です。また、翌日の観光を考えて富良野エリアまで移動し、そちらで宿泊するのも良いでしょう。富良野にはペンションやホテルなど多様な宿泊施設があります。夕食は、宿泊施設内のレストランや、地元の食材を活かした料理が楽しめるお店を探してみましょう。

【宿泊候補エリア】

    • トマムエリア: 星野リゾート トマム ザ・タワー、リゾナーレトマムなど。リゾート内で食事やアクティビティも楽しめます。
    • 富良野エリア: 富良野市街地や中富良野町周辺には、ホテル、ペンション、民宿などが多数あります。予算や好みに合わせて選びましょう。富良野オムカレーなどのご当地グルメもおすすめです。

富良野オムカレー

出典:「富良野名物“オムカレー”おすすめ6選!ランチとディナーにもってこいの絶品グルメ! | 札幌diary⧉」|札幌diary
https://spinning.jp/furano-omcary/

※宿泊施設の予約は早めに行うことをおすすめします。

III. 2日目:ラベンダー畑とひまわり畑!ジェットコースターの路をドライブ

2日目は、北海道らしい広大な花畑と、ユニークな絶景ロードを巡ります。鮮やかな色彩と爽快なドライブで、夏の思い出をさらに彩りましょう。

ファーム富田へのアクセス

宿泊地(トマムまたは富良野エリア)から、ラベンダーで有名な「ファーム富田」へ向かいます。トマムエリアからファーム富田へは、一般道と高速道路を利用して約1時間25分ほど。富良野エリアからの場合は、より近距離でアクセス可能です。

ファーム富田:紫の絨毯と甘い香りに包まれる

ファーム富田は、日本最大級のラベンダー畑を有する観光農園です。園内には14種類もの花畑があり、春から秋にかけて色とりどりの花々が咲き誇りますが、やはり一番の見どころは7月上旬から中旬にかけて見頃を迎えるラベンダー。特に「トラディショナルラベンダー畑」は、日本で最も歴史のあるラベンダー畑として知られ、丘一面が鮮やかな紫色に染まる光景は圧巻です。

園内にはカフェやレストラン、お土産ショップも充実しています。名物の「ラベンダーソフトクリーム」や「ラベンダーかき氷」は、訪れたらぜひ味わいたいグルメ。ラベンダーの優しい香りに包まれながら、美しい花畑を散策するのは最高の癒やしです。夏の平均気温も20.8℃と過ごしやすく、快適に観光を楽しめます。

花人の畑

出典:「ラベンダーソフトクリーム | カフェ | 北海道のラベンダー畑「ファーム富田」オフィシャルサイト⧉」|farm-tomita.co.jp
https://www.farm-tomita.co.jp/sp/cafe/detail.asp?id=1

ファーム富田

    • 所在地: 北海道空知郡中富良野町基線北15号
    • アクセス: 道央自動車道「三笠IC」より約1時間30分、JR富良野線「ラベンダー畑駅」(臨時駅・夏季営業)から徒歩約7分

三笠IC

出典:「交通アクセス | 北海道三笠市⧉」|北海道三笠市
https://www.city.mikasa.hokkaido.jp/hotnews/detail_sp/00000055.html

  • 駐車場: あり/無料(約500台)
  • 入場料: 無料
  • 営業時間: 9:00~17:00(季節により変動あり)
  • 休業日: なし
  • ファーム富田公式サイト

※ラベンダーの見頃は天候により変動します。開花情報は公式サイトでご確認ください。

ジェットコースターの路へのアクセス

ファーム富田でラベンダーを満喫した後は、ドライブ好きにはたまらない絶景ロード「ジェットコースターの路」へ。ファーム富田からは一般道を利用し、車で約20分ほどで到着します。上富良野町の田園地帯にその道はあります。

ジェットコースターの路:まるで空へ続く道

「ジェットコースターの路」は、その名の通り、急なアップダウンが連続する約2.5kmの直線道路です。高低差が激しく、まるでジェットコースターに乗っているかのようなスリリングなドライブが楽しめます。道路の両側には、雄大な十勝岳連峰を背景に、どこまでも広がる畑作地帯や丘陵地帯ののどかな風景が広がります。この北海道らしいダイナミックな景観は、「かみふら八景」の一つにも選ばれています。

注意点:景色に見とれてスピードを出しすぎないよう、安全運転を心がけましょう。この道路には駐車場は設置されていませんので、車窓からの眺めを楽しむ形になります。写真撮影などで停車する際は、他の車両の通行の妨げにならないよう、十分に注意してください。

ジェットコースターの路

    • 所在地: 北海道空知郡上富良野町西11線北(国道237号線から深山峠方面へ向かう途中)
    • アクセス: 道央自動車道「旭川北IC」より約1時間

旭川北IC

出典:「旭川北IC(旭川市/高速道路IC(インターチェンジ))の住所・地図|マピオン電話帳⧉」|mapion.co.jp
https://www.mapion.co.jp/phonebook/M08010/01204/ILRF0055438648_ipclm/

北竜町ひまわりの里へのアクセス

ジェットコースターの路で爽快なドライブを楽しんだ後は、夏の北海道を代表するもう一つの花畑「北竜町ひまわりの里」へ。ジェットコースターの路からは一般道を利用し、車で約1時間40分ほどの道のりです。深川留萌自動車道「秩父別IC」からは約15分です。

秩父別IC

出典:「深川留萌自動車道 秩父別IC/ホームメイト⧉」|homemate-research-ic.com
https://www.homemate-research-ic.com/dtl/4901000040/

北竜町ひまわりの里:200万本のひまわりが織りなす黄金色の絶景

北竜町ひまわりの里は、23ヘクタールという広大な敷地に、なんと約200万本ものひまわりが咲き誇る日本最大級のひまわり畑です。毎年7月中旬から8月中旬にかけて「ひまわりまつり」が開催され、多くの観光客で賑わいます。見頃は8月上旬頃で、一面が鮮やかな黄色に染まる光景は圧巻の一言。青空とのコントラストも実に見事です。

まつり期間中は、ひまわり迷路や世界のひまわりコーナー、レンタサイクルなどが楽しめ、ひまわりにちなんだスイーツやグルメも登場します。夏の平均気温も19.8℃と涼しく、快適に過ごせるのも魅力です。太陽に向かって元気に咲くひまわりたちから、たくさんのエネルギーをもらえるでしょう。

北竜町ひまわりの里

  • 所在地: 北海道雨竜郡北竜町字板谷143-2
  • アクセス: 深川留萌自動車道「秩父別IC」より約15分
  • 駐車場: あり/無料(約500台)
  • 入場料: 無料(一部有料施設あり)
  • ひまわりまつり期間: 7月中旬~8月中旬(期間外も入場可、開花状況による)
  • 休業日: なし
  • 北竜町ひまわりの里公式サイト

※ひまわりの見頃やまつりの開催期間は、公式サイトで最新情報をご確認ください。

新千歳空港への帰路

北竜町ひまわりの里で夏の絶景を心に焼き付けたら、いよいよ帰路へ。北竜町ひまわりの里から新千歳空港までは、高速道路(道央自動車道)を利用して約1時間30分~2時間ほどです。フライトの時間に余裕をもって出発しましょう。

IV. まとめ

この1泊2日の北海道夏ドライブモデルコース、いかがでしたでしょうか?新千歳空港を発着点に、支笏湖の神秘的な青、雲海テラスの幻想的な光景、ファーム富田のラベンダー、ジェットコースターの路の爽快感、そして北竜町ひまわりの里の壮大な黄色い絨毯と、北海道の夏を代表する絶景と観光スポットを効率よく巡ることができます。

コース全体の所要時間(概算):観光時間を除いた純粋な運転時間は、約5時間40分~6時間程度です。各観光スポットでの滞在時間を考慮すると、1泊2日で十分に満喫できるでしょう。
費用(概算):レンタカー代、ガソリン代、高速道路料金、宿泊費、食費、各施設の入場料やアクティビティ費などを含めると、1人あたり3万円~6万円程度が目安となります(利用するレンタカー、宿泊施設、食事の内容によって変動します)。

本記事で紹介したスポット以外のおすすめスポット:

  • 日の出公園ラベンダー園(上富良野町): ファーム富田とはまた違った雰囲気のラベンダー園。展望台からの眺めも素晴らしいです。
  • 青い池(美瑛町): 神秘的な青色が美しい人気の観光スポット。
  • 旭山動物園(旭川市): 行動展示で有名な動物園。時間に余裕があればぜひ。

北海道夏ドライブを楽しむためのアドバイス:

  • 服装: 夏でも朝晩は冷え込むことがあります。特に雲海テラスなど標高の高い場所へ行く場合は、羽織れる上着を必ず持参しましょう。日中は日差しが強いこともあるので、帽子やサングラス、日焼け止めも忘れずに。
  • 持ち物: 運転免許証、ETCカード(あれば)、カメラ、モバイルバッテリー、常備薬など。虫よけスプレーもあると便利です。
  • 注意点:
    • 北海道の道は広く走りやすいですが、スピードの出しすぎには注意しましょう。
    • キタキツネやエゾシカなどの野生動物が道路に飛び出してくることがあります。特に早朝や夕暮れ時は注意が必要です。
    • 観光シーズンは混雑が予想されるため、時間に余裕を持った計画を立てましょう。
    • ガソリンスタンドが少ないエリアもあるため、早めの給油を心がけましょう。

北海道の夏は、何度訪れても新しい発見と感動があります。このモデルコースを参考に、あなただけの最高の北海道ドライブを計画してみてくださいね!忘れられない夏の思い出が、きっとあなたを待っています。

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