房総半島絶景ドライブコース!紅葉とグルメ満喫

Drive 観光地紹介
Drive | Picture from Pixabay

都心からのアクセスも良く、気軽に大自然を満喫できる房総半島。美しい海岸線、緑豊かな山々、そして新鮮な海の幸や山の幸…。この記事では、そんな魅力あふれる房総半島を巡る、絶景ドライブコースをご紹介します。特に紅葉の季節は息をのむような美しさで、ツーリング好き、ドライブ好きにはたまらない体験が待っています。週末の旅行計画に、ぜひ参考にしてください。本記事では、海沿いの道を走りながら絶景スポットや紅葉の名所、そして地元グルメを堪能できる欲張りなドライブコースを詳細にご案内し、さらに寄り道スポットや宿泊情報もお届けします。

房総半島いいとこ取り!絶景シーサイド&紅葉満喫ドライブコース

今回提案するドライブコースは、房総半島の美しい海岸線と紅葉の名所を巡り、地元の絶品グルメも味わえる「房総シーサイド&紅葉満喫ルート」です。東京湾アクアラインを利用すれば、都心から約1時間ほどで房総半島に到着。日帰りでも十分に楽しめますが、時間に余裕があれば1泊して、ゆっくりと房総の魅力を堪能するのがおすすめです。

コース概要とルート紹介

スタート地点: 海ほたるパーキングエリア(東京湾アクアライン)

海ほたるパーキングエリア

出典:「海ほたるパーキングエリア|スポット・体験|千葉県公式観光サイト ちば観光ナビ⧉」|ちば観光ナビ
https://maruchiba.jp/spot/detail_10316.html

主な経由地: 木更津 → 富津(鋸山) → 館山(洲崎灯台・野島崎灯台) → 鴨川(鴨川シーワールド・魚見塚展望台) → 勝浦 → 養老渓谷(紅葉) → 市原(高滝湖)
総距離: 約250km~300km(立ち寄り箇所により変動)
所要時間: 1日~2日(観光時間を含む)

この房総半島ドライブコースは、前半に東京湾沿いの絶景を楽しみ、後半は内陸部に入り紅葉スポットを巡るルートです。海沿いの道が多く、爽快なツーリングが楽しめます。

  • 海ほたるPA → 鋸山 (約1時間 / 約40km)東京湾アクアラインの海ほたるPAで休憩し、まずは360度のパノラマビューを堪能。その後、館山自動車道を経由して鋸山へ。道中の景色も素晴らしく、ドライブの序盤から気分が高まります。
  • 鋸山 → 洲崎灯台 (約40分 / 約25km)鋸山で絶景を楽しんだ後は、房総フラワーラインなどの海沿いの道を走り、館山の洲崎灯台へ。この区間は、まさに「海沿いの道」を満喫できるツーリングに最適なルートです。
  • 洲崎灯台 → 野島崎灯台 (約30分 / 約20km)房総半島最南端の野島崎灯台へ。美しい海岸線が続き、カフェなどで休憩するのも良いでしょう。
  • 野島崎灯台 → 鴨川 (約1時間 / 約40km)太平洋側の海岸線を北上し、鴨川エリアへ。途中、道の駅などで地元の特産品を探すのも楽しみの一つです。
  • 鴨川 → 養老渓谷 (約1時間 / 約30km)海沿いのドライブから一転、内陸部の紅葉スポットへ。山道になりますが、紅葉シーズンは特に美しい景色が広がります。
  • 養老渓谷 → 市原・高滝湖 (約40分 / 約25km)紅葉を満喫した後は、高滝湖周辺で最後の休憩。ここから都心への帰路も比較的スムーズです。

見どころ詳細

絶景スポット:房総半島が誇る圧巻の景色

  • 鋸山(のこぎりやま)千葉県富津市と鋸南町の境に位置する鋸山は、房総半島を代表する絶景スポット。石切場跡の切り立った崖が特徴的で、山頂エリアには日本寺があり、日本一の大きさを誇る大仏(薬師瑠璃光如来)や、スリル満点の「地獄のぞき」、圧倒的なスケールの「百尺観音」など見どころ満載です。山頂の展望台からは東京湾を一望でき、天気が良ければ富士山や三浦半島まで見渡せます。アクセス:鋸山ロープウェイ(公式サイト)、または登山道(JR浜金谷駅から徒歩約1時間)。ロープウェイ山麓駅周辺に駐車場あり。
  • 鋸山

    出典:「鋸山 日本寺 公式サイト – 鋸山 日本寺 公式サイト⧉」|鋸山 日本寺 公式サイト
    https://www.nihonji.jp/

  • 海ほたるパーキングエリア東京湾アクアライン上にあるパーキングエリア。360度のオーシャンビューが楽しめる絶景スポットで、特に夕暮れ時はロマンチックな雰囲気に包まれます。レストランやお土産店も充実しており、ドライブの休憩地点として最適です。アクセス:東京湾アクアライン内。
  • 野島崎灯台(のじまざきとうだい)房総半島最南端、南房総市白浜町に位置する白亜の灯台。日本の灯台50選にも選ばれており、周辺は公園として整備されています。夕日の名所としても知られ、太平洋に沈む夕日は感動的です。灯台内部も見学可能です(有料)。アクセス:館山自動車道 富浦ICから約40分。駐車場あり。
  • 犬吠埼灯台(いぬぼうさきとうだい)



    出典:「犬吠埼灯台 | 銚子市観光協会⧉」|銚子市観光協会
    https://www.choshikanko.com/kankoDB/犬吠埼灯台/

    銚子市の犬吠埼に立つ、日本を代表する灯台の一つ。国内で2番目に高い灯台で、99段のらせん階段を上ると太平洋の大パノラマが広がります。「世界灯台100選」「日本の灯台50選」にも選定されており、山頂や離島を除き日本で最も早く初日の出を見られる場所としても有名です。このドライブコースからは少し外れますが、時間に余裕があればぜひ訪れたい絶景スポットです。

    アクセス:銚子連絡道路 横芝光ICから約50分。駐車場あり。

  • 洲崎灯台(すのさきとうだい)館山市の南西端、東京湾の入口に位置する灯台。対岸の三浦半島や伊豆大島、富士山などを望むことができる景勝地です。夕景も美しく、静かに景色を楽しみたい方におすすめのスポットです。アクセス:館山自動車道 富浦ICから約30分。駐車場あり。
  • 魚見塚展望台(うおみづかてんぼうだい)鴨川市街と太平洋を一望できる高台にある展望台。「誓いの丘」とも呼ばれ、女神像「暁風」がシンボル。夜景も美しく、デートスポットとしても人気です。アクセス:JR安房鴨川駅から車で約10分。駐車場あり。

紅葉スポット:秋の房総半島を彩る錦秋

房総半島の紅葉は、例年11月中旬から12月上旬にかけて見頃を迎えます。都心近郊では比較的遅くまで紅葉を楽しめるのが特徴です。

  • 養老渓谷(ようろうけいこく)市原市と大多喜町にまたがる養老渓谷は、房総半島随一の紅葉の名所。粟又の滝(養老の滝)周辺や梅ヶ瀬渓谷、筒森もみじ谷など、見どころが点在しています。渓谷沿いには遊歩道が整備されており、ハイキングをしながら紅葉狩りを楽しめます。温泉地でもあるため、紅葉と温泉を一緒に満喫するのもおすすめです。見頃時期:11月下旬~12月上旬
    アクセス:圏央道 市原鶴舞ICから約30分。紅葉シーズンは道が混雑し、駐車場も限られているため早めの行動が吉。
  • 亀山湖(かめやまこ)・高滝湖(たかたきこ)亀山ダムによってできた亀山湖や、市原市にある高滝湖は、湖面に映る紅葉が美しいスポット。亀山湖では紅葉クルーズも楽しめます。比較的アクセスしやすく、ドライブの途中に立ち寄るのに最適です。見頃時期:11月中旬~12月上旬
    アクセス(亀山湖):圏央道 木更津東ICから約30分。駐車場あり。
    アクセス(高滝湖):圏央道 市原鶴舞ICから約10分。駐車場あり。
  • 高宕山自然動物園(たかごやましぜんどうぶつえん)周辺富津市にある高宕山周辺は、野生のニホンザルが生息するエリアとしても知られています。紅葉と猿のコラボレーションが見られるかもしれません。周辺の渓谷も紅葉が美しいです。見頃時期:11月下旬~12月上旬
    アクセス:館山自動車道 富津中央ICから約40分。道が狭い箇所もあるため注意。

グルメ:房総ならではの味覚を堪能

房総半島は海の幸、山の幸に恵まれたグルメの宝庫。ドライブの楽しみの一つは、やはり美味しい地元グルメです。

  • 新鮮な海鮮料理房総半島といえば、やはり新鮮な海の幸。金目鯛、伊勢海老、アワビ、サザエなど、四季折々の地魚が楽しめます。内房の保田漁港にある「ばんや

    ばんや

    出典:「ばんや – 保田/海鮮 | 食べログ⧉」|食べログ
    https://tabelog.com/chiba/A1206/A120603/12000324/

    」や金谷港の「ザ・フィッシュ」、外房の鴨川や勝浦の漁港周辺には、美味しい海鮮丼や寿司、浜焼きなどを提供するお店が多数あります。特にツーリング客に人気の海沿いの道には、気軽に立ち寄れる食堂も多いです。

  • 房総の二大ご当地ラーメン竹岡式ラーメン:

    竹岡式ラーメン

    出典:「「千葉の竹岡式ラーメン」の名店8選! 一番うまいと思う店はどこ?【人気投票実施中】(1/4) | ラーメン ねとらぼリサーチ⧉」|ねとらぼリサーチ
    https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/3105163/

    富津市竹岡発祥のラーメン。真っ黒なスープと角切り玉ねぎが特徴。醤油の香ばしさと豚肉の旨味が凝縮されています。
    勝浦タンタンメン:

    勝浦タンタンメン

    出典:「千葉県の「勝浦タンタンメン」がウマい店10選!地元で食べたいご当地ラーメンはここ! | なんでもランキング⧉」|なんでもランキング
    https://rankingten.com/archives/235

    勝浦市のご当地ラーメン。ラー油ベースの赤いスープに、ひき肉と玉ねぎがたっぷり。辛さの中に旨味があり、体が温まります。

  • 地元の野菜や果物を使った料理房総半島は温暖な気候を生かした農業も盛ん。道の駅や農産物直売所では、新鮮な野菜や果物が手に入ります。これらを使った料理を提供するレストランやカフェも人気です。特に南房総はびわの産地として有名で、びわを使ったスイーツなども楽しめます。
  • おしゃれな海沿いカフェ近年、房総半島の海沿いにはおしゃれなカフェが増えています。絶景を眺めながらコーヒーや軽食を楽しめるカフェは、ドライブやツーリングの休憩にぴったり。SNS映えするスポットも多いです。

注意点

  • 交通状況:特に週末や祝日、ゴールデンウィーク、夏休み、紅葉シーズンなどは、東京湾アクアラインや主要な観光地周辺で渋滞が発生しやすいです。時間に余裕を持った計画を立てましょう。
  • 駐車場の確保:人気観光地や紅葉スポットでは、駐車場が満車になることがあります。早めの到着を心がけるか、公共交通機関の利用も検討しましょう。
  • 道の状況:海沿いの道は風が強い場合があります。特にバイクでのツーリングの際は注意が必要です。山間部の道は、一部狭かったりカーブが多かったりする区間もありますので、安全運転を心がけてください。
  • 天候:房総半島は天候が変わりやすいこともあります。事前に天気予報を確認し、雨具などの準備もしておくと安心です。

おすすめ寄り道スポット:房総半島をもっと楽しむ

メインのドライブコースに加えて、時間に余裕があれば立ち寄りたいおすすめスポットをご紹介します。

  • 鴨川シーワールド海の王者シャチのダイナミックなパフォーマンスをはじめ、イルカやアシカのショー、多種多様な海の生き物たちに出会える大規模な水族館です。家族連れはもちろん、大人も楽しめる人気のテーマパーク。所在地:千葉県鴨川市東町1464-18
    アクセス:JR安房鴨川駅から無料送迎バスで約10分。館山自動車道 君津ICから約45分。
    営業時間・料金:公式サイトをご確認ください。
  • マザー牧場



    出典:「マザー牧場 公式オンラインショップ⧉」|マザー牧場ウェブショップ
    https://www.motherfarm.jp/

  • 鹿野山にある広大な観光牧場。羊やアルパカなど、たくさんの動物たちとのふれあいや、乳搾り体験、季節の花畑、味覚狩りなどが楽しめます。ドッグランも併設されており、愛犬連れにも人気です。ジンギスカンなどのグルメも充実しています。

    所在地:千葉県富津市田倉940-3
    アクセス:館山自動車道 君津PAスマートICから約10分。
    営業時間・料金:公式サイトをご確認ください。

  • 濃溝の滝・亀岩の洞窟(のうみぞのたき・かめいわのどうくつ)

    濃溝の滝・亀岩の洞窟

    出典:「濃溝の滝・亀岩の洞窟へのアクセスとハート形・ホタル・紅葉の見頃!濃溝の滝はどれ? | ウォルタビ⧉」|ウォルタビ
    https://walttraveler.com/domestic-travel/kanto/chiba/nomizo-falls/

    君津市にある清水渓流広場内の滝と洞窟。洞窟から差し込む光が水面に反射し、ハート型に見えることがあるとSNSで話題になりました。特に3月と9月のお彼岸時期の早朝、条件が揃うと神秘的な光景が見られる可能性があります。新緑や紅葉の時期も美しいです。

    所在地:千葉県君津市笹1954-17
    アクセス:館山自動車道 君津ICから約30分。駐車場あり。

  • 道の駅房総半島には魅力的な道の駅がたくさんあります。「道の駅とみうら枇杷倶楽部」ではびわソフトクリームが人気。「道の駅保田小学校」は廃校を利用したユニークな道の駅で、宿泊も可能です。地元の特産品やお土産探し、グルメ、休憩にぜひ立ち寄ってみてください。
  • 温泉養老渓谷温泉郷、鴨川温泉、館山温泉、白浜温泉など、房総半島には多くの温泉地があります。ドライブの疲れを癒すのに最適。日帰り入浴ができる施設も多いので、気軽に立ち寄れます。

宿泊施設情報:房総ドライブをさらに満喫するために

房総半島でのドライブ旅行を1泊2日で計画するなら、宿泊施設の選択も重要です。旅のスタイルに合わせて選びましょう。

  • 温泉旅館:養老渓谷や鴨川、館山などの温泉地には、風情ある温泉旅館が点在しています。地元の食材を活かした会席料理や、露天風呂からの絶景を楽しめる宿もあります。ゆっくりと旅の疲れを癒したい方におすすめです。
  • リゾートホテル:館山や鴨川、勝浦などの海沿いには、オーシャンビューが自慢のリゾートホテルが多くあります。プールやエステなどの施設が充実しているところもあり、リッチな気分を味わえます。
  • 民宿・ペンション:アットホームな雰囲気で、地元の家庭料理が楽しめる民宿やペンションも人気です。リーズナブルな価格で宿泊できる場合が多く、オーナーとの交流も旅の思い出になるでしょう。
  • グランピング施設:近年、房総半島にもおしゃれなグランピング施設が増えています。手ぶらで気軽にアウトドア体験ができ、自然を満喫したいカップルやファミリーにおすすめです。

予約方法:各宿泊施設の公式サイトのほか、「じゃらんnet」や「楽天トラベル」などの大手宿泊予約サイトで簡単に検索・予約ができます。特に紅葉シーズンや連休は早めの予約がおすすめです。

まとめ:魅力満載の房総半島へドライブに出かけよう!

今回は、房総半島の絶景、紅葉、グルメを満喫できるドライブコースをご紹介しました。都心からのアクセスも良く、豊かな自然と美味しい食事、そして爽快な海沿いの道が楽しめる房総半島は、日帰りでも泊りがけでも、きっと素晴らしい旅の思い出を作ってくれるはずです。この記事を参考に、次の週末は房総半島へのドライブやツーリングを計画してみてはいかがでしょうか。四季折々の魅力があふれる房総半島が、あなたを待っています!

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