忙しい日常からちょっと抜け出して、気分転換しませんか?週末の予定がまだ決まっていないあなたへ!関東近郊には、思い立ったらすぐ行ける、魅力的な日帰りドライブコースがたくさんあります。この記事では、息をのむような絶景、旬のグルメ、癒やしの温泉、そして心ときめく紅葉まで楽しめる、とっておきの日帰りドライブコースを3つ厳選してご紹介します。
今回ご紹介するコースは、都心からのアクセスも良く、時間効率も抜群。それでいて、自然、歴史、グルメ、温泉と、多様な楽しみ方がギュッと詰まっています。特別な準備は不要!車に乗って、アクセルを踏み出せば、そこには非日常の感動が待っています。さあ、次の週末は、絶景を巡る最高のドライブに出かけましょう!
厳選!関東日帰りドライブ おすすめコース3選
それでは、関東エリアで特におすすめのドライブコースを3つ、それぞれの魅力とともに詳しくご紹介していきます。
コース1:紅葉狩り&温泉を楽しむ!定番人気の「箱根・芦ノ湖コース」
出典:「芦ノ湖・芦之湯エリア|箱根町観光協会公式サイト 温泉・旅館・ホテル・観光情報満載!⧉」|箱根町観光協会公式サイト 温泉・旅館・ホテル・観光情報満載!
https://www.hakone.or.jp/6415
出典:「箱根町観光協会公式サイト 温泉・旅館・ホテル・観光情報満載!⧉」|箱根町観光協会公式サイト 温泉・旅館・ホテル・観光情報満載!
https://hakone.or.jp/
都心からのアクセスも抜群で、豊かな自然とアート、温泉、グルメが揃う箱根は、日帰りドライブの王道コース。特に秋は、山々が鮮やかに色づき、一年で最も美しい季節を迎えます。芦ノ湖畔を走りながら、絶景の紅葉と温泉で心身ともにリフレッシュしましょう。
ドライブルート
都心から東名高速道路を利用し、厚木ICまたは御殿場ICへ。そこから箱根新道や小田原厚木道路を経由して箱根湯本、芦ノ湖方面へ向かうのが一般的です。芦ノ湖スカイラインや箱根スカイラインを利用すれば、さらにダイナミックな景色を楽しめます。(有料道路の料金は事前に確認しましょう)
- 推奨ルート例:
- 都心 → 東名高速道路 → 厚木IC → 小田原厚木道路 → 箱根口IC → 国道1号線 → 芦ノ湖
- または:都心 → 東名高速道路 → 御殿場IC → 国道138号線 → 芦ノ湖
- ポイント:紅葉シーズンや週末は渋滞が予想されるため、早めの出発がおすすめです。カーブが多い道もあるので、運転には注意しましょう。
見どころ
- 芦ノ湖畔の紅葉:例年11月上旬から中旬にかけて見頃を迎える芦ノ湖周辺の紅葉は圧巻。湖面に映る逆さ紅葉や、富士山とのコラボレーションはまさに絶景です。遊覧船に乗って湖上から眺めるのもおすすめです。
- 箱根神社:
出典:「箱根神社(九頭龍神社)公式ホームページ⧉」|hakonejinja.or.jp
https://hakonejinja.or.jp/
芦ノ湖畔に佇むパワースポット。湖上に立つ「平和の鳥居」は人気のフォトスポットです。参道杉並木の荘厳な雰囲気も感じてみてください。
- 箱根ロープウェイ:
出典:「運行情報|箱根ナビ⧉」|箱根ナビ
https://www.hakonenavi.jp/transportation/
早雲山駅から桃源台駅を結ぶロープウェイからは、大涌谷の噴煙や富士山、芦ノ湖の大パノラマを一望できます。空中散歩で絶景を満喫しましょう。(※運行状況は事前に公式サイトで確認してください)
- 箱根ガラスの森美術館(オプション):
出典:「箱根ガラスの森美術館|箱根町観光協会公式サイト 温泉・旅館・ホテル・観光情報満載!⧉」|箱根町観光協会公式サイト 温泉・旅館・ホテル・観光情報満載!
https://www.hakone.or.jp/541
ヴェネチアングラス専門の美術館。キラキラと輝くガラスの庭園は、特に晴れた日におすすめ。おしゃれなカフェも併設されています。
グルメ
箱根には、老舗から新しいカフェまで、魅力的なグルメスポットがたくさんあります。
- 芦ノ湖周辺のレストラン・カフェ:
- ベーカリー&テーブル 箱根:
出典:「Bakery&Table(ベーカリー&テーブル)⧉」|bthjapan.com
https://www.bthjapan.com/
芦ノ湖を一望できる絶景ベーカリーレストラン。足湯に浸かりながらパンやランチを楽しめます。(予算:ランチ 2,000円~)
- サロン・ド・テ ロザージュ:
出典:「芦ノ湖畔で人気のスイーツ【公式】サロン・ド・テ ロザージュ⧉」|箱根のホテルなら、芦ノ湖畔の山のホテル【公式】
https://www.hakone-hoteldeyama.jp/restaurant/rosage/menu-rosage/
「山のホテル」直営のデザートレストラン。伝統のアップルパイや季節のスイーツが人気です。(予算:1,500円~)
- 深生そば:
出典:「深生そば – そば・うどん店⧉」|shinshou-soba.gorp.jp
https://shinshou-soba.gorp.jp/
箱根神社の近くにある人気の蕎麦店。コシのある蕎麦と美味しい天ぷらが味わえます。(予算:1,500円~)
- ベーカリー&テーブル 箱根:
- 地元の特産品:温泉まんじゅう、黒たまご(大涌谷)、寄木細工など、お土産探しも楽しみの一つです。
温泉
ドライブの疲れを癒やすなら、やはり温泉。箱根には多くの日帰り温泉施設があります。
- 箱根湯寮:
出典:「箱根湯寮 観光に最適の箱根湯本の日帰り温泉⧉」|hakoneyuryo.jp
https://www.hakoneyuryo.jp/
古民家風の趣ある日帰り温泉施設。露天風呂付きの貸切個室もあり、プライベートな時間を過ごせます。(入浴料:大人 1,600円~)
- 天山湯治郷:
出典:「【天山湯治郷】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet⧉」|jalan.net
https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000161364/
自然に囲まれた野趣あふれる温泉。泉質の異なる複数の湯船を楽しめます。休憩処も充実。(入浴料:大人 1,300円~)
- 龍宮殿本館(日帰り入浴):
出典:「【公式】絶景日帰り温泉 龍宮殿本館TOPページ | 箱根 芦ノ湖畔 蛸川温泉 龍宮殿-プリンスホテル⧉」|芦ノ湖畔蛸川温泉 龍宮殿
https://www.princehotels.co.jp/ryuguden/honkan/
芦ノ湖と富士山を望む絶景露天風呂が自慢。登録有形文化財の建物も魅力的です。(入浴料:大人 2,000円~ ※変動の可能性あり)
※料金や営業時間は変更される場合があります。訪れる前に各施設の公式サイトで最新情報をご確認ください。
所要時間
都内から日帰りで楽しむ場合、移動時間も含めて約8時間~10時間程度を見込むのが良いでしょう。見たいスポットや休憩時間によって調整してください。
交通手段(車以外)
箱根登山電車、箱根登山バス、箱根ロープウェイ、箱根観光船などを乗り継いで巡ることも可能です。フリーパスを利用するとお得に周遊できます。
運転のポイント
箱根エリアは山道が多く、カーブや勾配がきつい箇所があります。特に紅葉シーズンは道が混雑しやすいため、時間に余裕を持った計画と慎重な運転を心がけましょう。
コース2:太平洋の絶景を望む!爽快シーサイド「房総半島コース」
都心からアクアラインを使えばあっという間!温暖な気候と開放的な海の景色が魅力の房総半島は、気軽にリゾート気分を味わえる日帰りドライブコースです。海沿いの道を走りながら、絶景スポットや新鮮な海の幸を堪能しましょう。
ドライブルート
東京湾アクアラインを利用して木更津へ渡り、館山自動車道や国道127号線(内房なぎさライン)、国道410号線などを利用して房総半島を南下、または東側の九十九里方面へ向かうのがおすすめです。海沿いの道を走る爽快感を満喫できるルートを選びましょう。
- 推奨ルート例(南房総):
- 都心 → 首都高速湾岸線 → 東京湾アクアライン → 木更津JCT → 館山自動車道 → 富津館山道路 → 鋸南保田IC または 富浦IC → 海沿いの国道・県道へ
- 推奨ルート例(九十九里):
- 都心 → 首都高速湾岸線 → 東関東自動車道 → 宮野木JCT → 京葉道路 → 千葉東JCT → 千葉東金道路 → 東金IC → 九十九里有料道路
- ポイント:アクアラインは風の影響で通行止めになることもあるので、事前に交通情報を確認しましょう。海沿いの道は景色が良いですが、脇見運転には注意が必要です。
見どころ
- 鋸山(のこぎりやま):
出典:「絶景と歴史が詰まった鋸山!ロープウェーと登山の魅力を徹底解説します|特集|千葉県公式観光サイト ちば観光ナビ⧉」|ちば観光ナビ
https://maruchiba.jp/feature/detail_108.html
ロープウェーで山頂へ登れば、東京湾を一望できる絶景が待っています。「地獄のぞき」と呼ばれるスリル満点の展望台は必見。日本寺の大仏(薬師瑠璃光如来)も有名です。
- 海沿いのドライブウェイ:内房なぎさラインや外房黒潮ラインなど、海を眺めながら走れる道が多くあります。窓を開けて潮風を感じながらのドライブは最高です。
- 千葉フォルニア:
出典:「「千葉フォルニア」現在駐車禁止&写真撮影禁止⁉垂れ幕がある理由! | 関東旅行ブログ⧉」|関東旅行ブログ
https://tabigonomi.com/5794/
袖ケ浦海浜公園へと続く約1kmのヤシの木が並ぶ道路。まるでカリフォルニアのような景色が広がり、人気のインスタ映えスポットとなっています。夕暮れ時は特にロマンチック。
- 道の駅 保田小学校:
出典:「【道の駅 保田小学校】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet⧉」|jalan.net
https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000186187/
廃校になった小学校をリノベーションした人気の道の駅。地元の新鮮な野菜や海産物、おしゃれなカフェやレストラン、宿泊施設まで揃っています。
- 九十九里浜:
出典:「交通アクセス | 九十九里町観光協会⧉」|九十九里町観光協会
https://99kankou.com/access
日本有数の長さを誇る砂浜海岸。どこまでも続く海岸線をドライブしたり、浜辺を散策したりするだけでも気持ちが良いです。
グルメ
房総半島といえば、やはり新鮮な海の幸!地元の味覚を堪能しましょう。
- 海鮮料理:
- ばんや(鋸南町):漁協直営の人気店。新鮮な地魚を使った刺身や煮魚、フライなどがリーズナブルに味わえます。行列必至。(予算:1,500円~)
- 海鮮茶屋 活き活き亭(金谷):東京湾フェリー乗り場近く。浜焼きや海鮮丼が人気。(予算:2,000円~)
- いさりび食堂(九十九里町):名物のいわし料理をはじめ、様々な海鮮料理が楽しめます。(予算:1,500円~)
- 地元の特産品・スイーツ:びわ(南房総)、落花生(千葉県全域)を使ったお菓子やソフトクリーム、新鮮な野菜や果物もおすすめです。
その他アクティビティ
海に近い房総半島ならではのアクティビティも楽しめます。
- サーフィン・SUP:九十九里浜や南房総の海岸はサーフスポットとしても有名。体験スクールもあります。
- 釣り:海釣り公園や堤防、船釣りなど、様々なスタイルで釣りを楽しめます。
- いちご狩り・花摘み:季節によっては、いちご狩り(冬~春)や花摘み(春)なども楽しめます。
所要時間
都内から日帰りで楽しむ場合、移動時間も含めて約7時間~9時間程度。アクアラインの渋滞状況によって変動します。
交通手段(車以外)
JR内房線・外房線や高速バスを利用してアクセス可能です。現地での移動はレンタカーやタクシー、路線バスになります。
運転のポイント
海岸沿いの道は比較的平坦で走りやすいですが、夏場や週末は海水浴客などで混雑することがあります。一部、道幅が狭い箇所もあるので注意しましょう。
コース3:歴史と自然を満喫!世界遺産と絶景の「日光・奥日光コース」
世界遺産に登録されている日光の社寺と、中禅寺湖や華厳の滝など雄大な自然が織りなす絶景を一度に楽しめるのが日光・奥日光コース。歴史の重みと自然の美しさに触れる、荘厳な日帰りドライブが可能です。特に新緑や紅葉の季節は格別です。
ドライブルート
都心からは東北自動車道を利用し、宇都宮ICから日光宇都宮道路へ。清滝ICで降りて、国道120号線(日本ロマンチック街道)で日光市内や奥日光方面へ向かいます。特に中禅寺湖へ続く「いろは坂」は、急カーブが連続する有名なドライブコースです。
- 推奨ルート例:
- 都心 → 首都高速道路 → 東北自動車道 → 宇都宮IC → 日光宇都宮道路 → 清滝IC → 国道120号線(いろは坂) → 中禅寺湖・奥日光
- ポイント:「いろは坂」は上り専用(第二いろは坂)と下り専用(第一いろは坂)に分かれています。急カーブが続くため、運転に自信のない方は注意が必要です。紅葉シーズンは大変混雑します。
見どころ
- 中禅寺湖:標高1,269mにある日本で最も高い場所にある湖の一つ。男体山の麓に広がる穏やかな湖畔は、四季折々の美しい景色を見せてくれます。遊覧船での湖上散策もおすすめです。
- 華厳の滝:日本三名瀑の一つに数えられる、高さ97mの壮大な滝。エレベーターで観瀑台へ降りれば、滝壺近くからその迫力を間近で体感できます。
- 日光東照宮:徳川家康公を祀る、豪華絢爛な世界遺産。陽明門や三猿、眠り猫など、見どころ満載です。時間をかけてじっくり見学したいスポット。(※拝観時間や料金は要確認)
- 二荒山神社:日光山信仰の始まりとなった古社。縁結びのご利益があるとも言われています。神橋(しんきょう)は日光の玄関口として有名で、写真映えもします。
- 竜頭の滝:湯川が中禅寺湖に注ぐ手前にある滝。滝つぼ近くが大きな岩によって二分され、竜の頭のように見えることから名付けられました。紅葉の名所としても人気です。
グルメ
日光ならではのグルメといえば、やはり「ゆば」。ヘルシーで上品な味わいを堪能しましょう。
- ゆば料理:
- 西洋料理 明治の館:登録有形文化財の石造りの洋館でいただく洋食。名物の「ニルバーナ(チーズケーキ)」はお土産にも人気。(予算:ランチ 3,000円~)
- ゆば亭 ますだや:日光駅近くにあるゆば料理専門店。様々なゆば料理をコースで楽しめます。(予算:2,000円~)
- 補陀洛(ふだらく)本舗:石臼挽きの手打ちそばと、自家製のゆば料理が味わえるお店。(予算:1,500円~)
- その他:日光天然氷のかき氷(夏季限定)、揚げゆばまんじゅうなども人気です。蕎麦の名店も多くあります。
その他アクティビティ
- 日光市内観光:東照宮周辺の社寺や、日光田母沢御用邸記念公園などを散策するのもおすすめです。
- 戦場ヶ原・小田代ヶ原ハイキング:奥日光まで足を延ばせば、広大な湿原でのハイキングも楽しめます。自然を満喫したい方に。
所要時間
都内から日帰りで楽しむ場合、移動時間も含めて約9時間~11時間程度。見学時間を多く取る場合は、さらに時間が必要です。早めの出発を心がけましょう。
交通手段(車以外)
東武鉄道の特急スペーシアやJR線で日光駅・東武日光駅へ。そこから世界遺産めぐりバスや路線バスを利用して各スポットへアクセスできます。お得なフリーパスもあります。
運転のポイント
日光市街地から中禅寺湖へ向かう「いろは坂」は、第一・第二合わせて48もの急カーブが連続します。特に下りの第一いろは坂はカーブがきついので、スピードの出しすぎに注意し、エンジンブレーキを有効に使いましょう。紅葉シーズンは、いろは坂を中心に激しい渋滞が発生します。
まとめ:あなたにぴったりのコースは?
今回は、関東近郊で楽しめる絶景日帰りドライブコースを3つご紹介しました。
- 箱根・芦ノ湖コース:紅葉と温泉をメインに、アートや定番観光も楽しみたい方へ。都心から近く、アクセスも良好ですが、シーズン中は混雑しやすい点に注意。
- 房総半島コース:開放的な海の絶景と新鮮な海の幸を満喫したい方へ。アクアラインを使えばアクセスは早いですが、風の影響を受けることも。比較的運転しやすいコースです。
- 日光・奥日光コース:世界遺産の歴史と雄大な自然の両方に触れたい方へ。見どころが多く、充実した一日を過ごせますが、移動距離がやや長く、いろは坂の運転には注意が必要です。
どのコースも、四季折々の魅力があり、訪れるたびに新しい発見があるはずです。今回の記事を参考に、あなたの好みや目的に合わせて、最適なドライブコースを選んでみてください。そして、安全運転で、素晴らしい休日をお過ごしください!
関東には、まだまだ紹介しきれない魅力的なドライブコースがたくさんあります。ぜひ、お気に入りのコースを見つけて、何度も足を運んでみてくださいね。
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