【埼玉B級グルメ】気軽に絶品20選!食べ歩き完全ガイド!

Saitama 観光地紹介
Saitama | Picture from Pixabay

はじめに

豊かな自然と独自の文化が息づく埼玉県。

実は、知る人ぞ知るB級グルメの宝庫だってご存知でしたか?県内各地には、その土地ならではの食材を活かし、長年地元の人々に愛されてきたソウルフードが数多く存在します。それは、豊かな土壌が育んだ農産物や、歴史の中で育まれた食文化の賜物。埼玉の豊かな食文化を象徴する、珠玉のB級グルメの数々をご紹介!

この記事では、埼玉が誇る絶品B級グルメを「麺類」「ご飯もの」「お惣菜」「お菓子」のカテゴリーに分け、その魅力と味わいを余すところなくお届けします。地元民がこよなく愛し、訪れる人々を唸らせる、想像を超える美味しさに驚愕すること間違いなし!さあ、埼玉B級グルメ探訪の旅へ一緒に出かけましょう!

埼玉B級グルメ紀行

A. 麺類:埼玉の魂が宿る一杯!個性豊かなうどん文化とラーメン

小麦の生産が盛んな埼玉県では、うどん文化が深く根付いています。地域ごとに特色あるうどんが存在し、地元民の日常食として、また観光客を魅了するグルメとして人気を博しています。ここでは、埼玉を代表する麺類B級グルメをご紹介します。

1. こうのす川幅うどん (鴻巣市)

(写真)川幅田舎汁天付きもりうどん

出典:「こうのす川幅グルメ – 鴻巣市公式ホームページ(商工観光課)⧉」|city.kounosu.saitama.jp
https://www.city.kounosu.saitama.jp/page/1458.html

日本一の川幅を誇る荒川が流れる鴻巣市。その雄大さを表現したのが「こうのす川幅うどん」です。なんといっても特徴的なのは、その名の通り8cm以上とも言われる麺の幅!まるで帯のような極太麺は、お箸で持ち上げるとずっしりとした重みを感じ、その見た目のインパクトは絶大です。つるりとした喉越しと、モチモチとした力強い食感が楽しめます。冷たいつけ汁でいただくのが一般的で、醤油ベースのキリッとした味わいのつゆや、胡麻だれの濃厚なつゆなど、お店によって様々なバリエーションがあります。

おすすめ店:めん工房 久良一(くらいち)

  • 特徴:埼玉B級ご当地グルメ王決定戦で優勝経験もある人気店。手打ちにこだわった麺は、見た目のインパクトだけでなく、小麦の風味豊かな味わいが特徴です。マイルドながらも深みのあるだし汁が、幅広麺と絶妙に絡み合います。
  • 食べログ評価:3.5以上(時期により変動あり)
  • 価格帯:約800円~1,500円
  • 営業時間・定休日:店舗にお問い合わせください。(変動の可能性があるため、訪問前に公式サイト等でご確認ください)
  • アクセス:JR高崎線 鴻巣駅からバスなど
  • 店選びのポイント:伝統的な川幅うどんを味わいたい方におすすめ。地元客で賑わう人気店です。

2. すったて (川島町など)

すったて

出典:「郷土料理 すったて かわじま呉汁 || 埼玉県川島町⧉」|kawajima.or.jp
https://www.kawajima.or.jp/suttate/

夏の風物詩として親しまれているのが、川島町周辺発祥の「すったて」。胡麻、味噌、そして夏野菜(キュウリ、ミョウガ、大葉など)をすり鉢ですり合わせ、冷たいだし汁で伸ばしたつけ汁でうどんをいただく、埼玉の伝統的な郷土料理です。その名前は「すりたて」が訛ったものと言われています。胡麻の香ばしさと味噌のコク、薬味の爽やかな風味が一体となり、暑い日でも食欲をそそるさっぱりとした味わいが特徴。農作業の合間に手早く栄養補給できるようにと生まれた、生活の知恵が詰まった一品です。

おすすめ店:道の駅 庄和内「麦ぼうず」

  • 特徴:道の駅内で手軽に本格的なすったてを味わえます。ゴマの風味が際立ち、薬味の清涼感が食欲を刺激します。定番の「すったてうどん」の他、そばも楽しめる「合盛りすったてうどん天ぷらセット」も人気です。
  • 食べログ評価:3.3前後(時期により変動あり)
  • 価格帯:約700円~1,200円
  • 営業時間:11:00~15:00(道の駅の営業時間に準ずる場合あり)
  • 定休日:道の駅の休館日に準ずる
  • アクセス:東武野田線 南桜井駅からバスなど
  • 店選びのポイント:ドライブの途中に立ち寄りやすい。地元の特産品と共に楽しめます。

3. 武蔵野うどん (県西部地域)

武蔵野うどん

出典:「埼玉はうどん共和国⧉」|CHOCOTABI SAITAMA
https://chocotabi-saitama.jp/special/saitamaudon/

東京都多摩地域から埼玉県西部にかけて広がる武蔵野台地で古くから食べられてきた「武蔵野うどん」。その特徴は、太くて力強いコシのある麺と、豚肉やネギなどが入った温かい肉汁につけて食べるスタイルです。麺はやや茶色がかっており、小麦の風味が豊か。噛みしめるほどに味わいが増します。豚肉の旨味が溶け込んだ甘辛い醤油ベースのつけ汁は、濃厚でパンチがあり、この力強い麺との相性は抜群。かつては家庭で手打ちされることも多かった、まさに「おふくろの味」とも言える存在です。多くの店では、薬味としてネギやほうれん草、刻み海苔などが添えられます。

おすすめ店:元祖武蔵野うどん めんこや本店 (所沢市)

  • 特徴:「元祖」を掲げる人気店。手打ちにこだわったうどんは、まさに武蔵野うどんならではの強いコシと風味を堪能できます。かつおベースの出汁が効いたつけ汁は、豚肉の旨味と深みがあり、太麺にしっかりと絡みます。お土産用のセットも人気です。
  • 食べログ評価:3.5以上(時期により変動あり)
  • 価格帯:約800円~1,500円
  • 営業時間・定休日:店舗にお問い合わせください。(変動の可能性があるため、訪問前に公式サイト等でご確認ください)
  • アクセス:西武池袋線 狭山ヶ丘駅から徒歩圏内
  • 店選びのポイント:武蔵野うどんの真髄を味わいたいなら外せない名店。行列ができることもあります。

4. 豆腐ラーメン (さいたま市岩槻区)

豆腐ラーメン

出典:「岩槻豆腐ラーメン発祥の大手門!岩槻城址公園も散策できる | さいファミ!⧉」|さいファミ!
https://saifami.com/ootemon/

一見ミスマッチに思える「豆腐」と「ラーメン」の組み合わせ。しかし、これが驚くほど絶妙なハーモニーを生み出すのが、さいたま市岩槻区発祥の「豆腐ラーメン」です。鶏ガラベースの醤油スープに、とろみをつけた麻婆豆腐のようなあんがたっぷりとかかっています。このあんには、挽肉、ネギ、そして主役の豆腐がふんだんに使われています。麺は細麺から中太麺が一般的。熱々のあんと麺を絡めていただくと、豆腐の優しい甘みとピリ辛のあん、そしてスープの旨味が口いっぱいに広がります。元々は賄い食だったものが、その美味しさから正式メニューとなり、埼玉B級ご当地グルメ王決定戦で2度も優勝するほどの人気グルメとなりました。

おすすめ店:レストラン大手門 (さいたま市岩槻区)

  • 特徴:市民会館いわつきの1階にあるレストランで、「元祖豆腐ラーメン」を提供しています。地元の豆腐店に特注した豆腐を使い、昔ながらの優しい味わいを守り続けています。とろりとしたあんと麺の絡みが絶妙です。
  • 食べログ評価:3.4前後(時期により変動あり)
  • 価格帯:約700円~1,000円
  • 営業時間・定休日:11:00~15:00頃(市民会館の営業に準ずる場合あり、訪問前にご確認ください)
  • アクセス:東武野田線 岩槻駅から徒歩圏内
  • 店選びのポイント:元祖の味を求めるならここ。地元民に愛されるアットホームな雰囲気です。

5. 煮ぼうとう (深谷市など県北部)

煮ぼうとう/深谷市ホームページ

出典:「煮ぼうとう/深谷市ホームページ⧉」|city.fukaya.saitama.jp
https://www.city.fukaya.saitama.jp/soshiki/sangyoshinko/shokoshinkou/tanto/kanko_info/niboutou.html

山梨の「ほうとう」と名前は似ていますが、埼玉の「煮ぼうとう」は醤油ベースのすっきりとした味わいが特徴の郷土料理です。幅広の麺(ほうとう麺)を、特産の深谷ネギをはじめ、白菜、大根、人参、里芋、きのこなどの地元野菜と共に煮込みます。野菜の旨味が溶け出した優しい味わいの汁が、モチモチとした麺に染み込み、心も体も温まる一品。特に冬場には欠かせない家庭料理として親しまれてきました。埼玉B級ご当地グルメ王決定戦では初代グルメ王にも輝いており、その美味しさは折り紙付き。深谷ネギの甘みととろみが、全体の味を引き立てます。

おすすめ店:割烹 楓 (かえで) (深谷市)

  • 特徴:地元食材をふんだんに使った料理が自慢の割烹。こちらの「煮ぼうとう」は、生麺から煮込むことで生まれる自然なとろみが特徴で、野菜の甘みと醤油の香りが調和した奥深い味わいです。寒い日に食べれば、体の芯から温まります。
  • 食べログ評価:3.4前後(時期により変動あり)
  • 価格帯:約1,000円~1,500円
  • 営業時間・定休日:店舗にお問い合わせください。(変動の可能性があるため、訪問前に公式サイト等でご確認ください)
  • アクセス:JR高崎線 深谷駅から車で数分
  • 店選びのポイント:落ち着いた雰囲気で、本格的な郷土料理を味わいたい方におすすめ。深谷観光の際にぜひ。

B. ご飯もの:ガッツリ満足!埼玉のご当地丼&カレー

麺類だけでなく、ご飯ものにも埼玉ならではの魅力的なB級グルメがたくさんあります。地元食材を活かした丼ぶりや、個性が光るカレーなど、お腹も心も満たされる逸品揃いです。

1. 豚みそ丼 (秩父市)

豚みそ丼

出典:「ちんばた – 秩父/丼 | 食べログ⧉」|食べログ
https://tabelog.com/saitama/A1107/A110701/11029845/

秩父地方を訪れたら絶対に外せないのが「豚みそ丼」。特製の味噌ダレに漬け込んだ豚肉を香ばしく焼き上げ、熱々のご飯の上に豪快に乗せた丼ぶりです。味噌の甘辛い風味と炭火焼きの香ばしさが食欲を刺激し、豚肉の旨味と相まってご飯がどんどん進みます。お店によっては、ロースやバラなど部位を選べたり、温泉卵をトッピングできたりと、バリエーションも楽しめます。秩父の豊かな自然の中で育まれた豚肉と、伝統的な味噌文化が生んだ、まさに秩父を代表するソウルフードです。

おすすめ店:秩父名物 豚みそ丼本舗 野さか (秩父市)

  • 特徴:「豚みそ丼」発祥の店として知られ、連日行列ができるほどの人気店。秘伝の味噌ダレにじっくり漬け込み、備長炭で焼き上げた豚肉は、外は香ばしく中はジューシー。炙りたてのツヤツヤとしたお肉が丼を覆い尽くすビジュアルは圧巻です。
  • 食べログ評価:3.6以上(時期により変動あり)
  • 価格帯:約1,000円~1,800円
  • 営業時間:11:00~15:00頃 (売り切れ次第終了)
  • 定休日:不定休 (訪問前に公式サイト等でご確認ください)
  • アクセス:西武秩父線 西武秩父駅から徒歩圏内
  • 店選びのポイント:元祖の味と圧倒的な人気を体験したいならここ。早めの訪問がおすすめです。

2. わらじカツ丼 (秩父市・小鹿野町)

わらじカツ丼

出典:「秩父名物・わらじカツ丼を食べるなら!おすすめ16選 [食べログまとめ]⧉」|食べログ
https://tabelog.com/matome/20908/

その名の通り、丼から溢れんばかりの巨大なカツが2枚乗った、見た目のインパクト抜群な「わらじカツ丼」。まるで草履(わらじ)のような形と大きさからその名が付けられました。薄めに叩いた豚ロース肉をサクッと揚げ、甘辛い醤油ベースの秘伝のタレにくぐらせています。カツは大きいながらも柔らかく、衣に染み込んだタレがご飯と絶妙に絡み合い、箸が止まらなくなる美味しさ。ボリューム満点で、地元民はもちろん、観光客にも大人気の秩父を代表するB級グルメです。シンプルながらも奥深い味わいが魅力です。

おすすめ店:安田屋 日野田店 (秩父市)

  • 特徴:メニューは「わらじカツ丼」のみという潔さで知られる老舗人気店。注文を受けてから揚げるカツは、衣がサクサクで、甘辛いタレとの相性が抜群。そのボリューム感は期待を裏切りません。多くのメディアでも紹介されています。
  • 食べログ評価:3.5以上(時期により変動あり)
  • 価格:1,000円前後
  • 住所:〒368-0034 埼玉県秩父市日野田町1-6-9
  • 電話番号:0494-75-0074
  • 営業時間:11:30~16:30 (売り切れ次第終了)
  • 定休日:月曜日 (祝日の場合は営業、翌日休みの場合あり。ご来店時は事前に公式Webサイトや電話などでご確認をお願いします。)
  • アクセス:秩父鉄道 御花畑駅から徒歩約10分
  • 店選びのポイント:わらじカツ丼の代表格。シンプルながらも完成された味を求めるなら。

3. 北本トマトカレー (北本市)



出典:「北本トマトカレー提供店舗 | グルメスポット一覧 | 【公式】埼玉観光情報 – ちょこたび埼玉⧉」|【公式】埼玉観光情報 – ちょこたび埼玉
https://chocotabi-saitama.jp/gourmet/61985/

トマトの生産が盛んな北本市が誇るご当地グルメ「北本トマトカレー」。その名の通り、トマトをふんだんに使った真っ赤なルーが特徴です。トマトの酸味と甘みが凝縮され、スパイスと調和した爽やかながらもコクのある味わいが楽しめます。ルーだけでなく、ライスをトマトで赤くしたり、トッピングにトマトを用いたりと、お店によって様々な工夫が凝らされています。全国各地のカレーイベントでも数々の受賞歴があり、その美味しさは折り紙付き。ヘルシーで見た目も鮮やかなカレーは、食欲をそそります。家庭で楽しめるレトルトカレーも人気です。

おすすめ店:インド料理&アジアン居酒屋ヘブン (北本市)

  • 特徴:本格的なインド料理店が提供する北本トマトカレー。スパイスの知識を活かし、トマトの風味を最大限に引き出したカレーは、マイルドでありながらも深みのある味わいです。ナンやライスで楽しめます。
  • 食べログ評価:3.3前後(時期により変動あり)
  • 価格帯:約900円~1,500円
  • 営業時間・定休日:店舗にお問い合わせください。(変動の可能性があるため、訪問前に公式サイト等でご確認ください)
  • アクセス:JR高崎線 北本駅から徒歩圏内
  • 店選びのポイント:本格的なスパイスとトマトの融合を楽しみたい方におすすめ。

C. お惣菜:小腹を満たす絶品ローカルフード

地元で長年愛されてきた、手軽に楽しめるお惣菜系のB級グルメも埼玉の魅力の一つ。おやつにも、おかずにもなる、個性豊かな味わいをご紹介します。

1. ゼリーフライ (行田市)

ゼリーフライ

出典:「行田のB級グルメ「ゼリーフライ」とは!人気店3選♪持ち帰り出来るお店も | 埼玉日和(さいたまびより)⧉」|埼玉日和(さいたまびより)
https://saitamabiyori.com/14217/

「ゼリー」という名前からは想像もつかない、行田市の名物「ゼリーフライ」。その正体は、おからとジャガイモを主原料とした衣のないコロッケのような揚げ物です。形が小判(銭)に似ていたことから「銭フライ」と呼ばれ、それが訛って「ゼリーフライ」になったと言われています。ソースをかけて食べるのが一般的で、外はサクッと、中はホクホクとした食感。おからの優しい甘みと野菜の旨味がソースと絶妙に絡み合い、素朴ながらも後を引く美味しさです。ヘルシーで栄養価も高く、地元ではおやつや軽食として親しまれています。行田市には「行田フライ」というお好み焼きのようなB級グルメもあり、こちらも人気です。

おすすめ店:じゃぱん亭 行田門井店 (行田市)

  • 特徴:地元で人気の弁当・惣菜店。こちらのゼリーフライは、じゃがいもや人参、そしてたっぷりのおからが入っており、どこか懐かしい味わいです。手軽に購入できるので、食べ歩きにも最適です。
  • 食べログ評価:3.0前後(時期により変動あり)
  • 価格帯:1個100円前後
  • 営業時間・定休日:店舗にお問い合わせください。(変動の可能性があるため、訪問前に公式サイト等でご確認ください)
  • アクセス:秩父鉄道 行田市駅からバスなど
  • 店選びのポイント:地元密着型のお店で、手軽に本場の味を楽しみたいときに。

2. みそポテト (秩父市)

みそポテト

出典:「秩父で唯一のみそポテト専門店 お休み処 もへじ – 秩父/カフェ | 食べログ⧉」|食べログ
https://tabelog.com/saitama/A1107/A110701/11051031/

秩父地方で昔からおやつとして親しまれてきた郷土料理「みそポテト」。一口大にカットしたジャガイモに衣をつけて天ぷらのように揚げ、甘辛い味噌ダレを絡めたシンプルな一品です。衣のサクサク感とジャガイモのホクホク感、そして濃厚な味噌ダレのハーモニーが絶妙。味噌ダレは、お店によって甘みが強かったり、ピリ辛だったりと個性があり、食べ比べるのも楽しいB級グルメです。その手軽さと美味しさから、お祭りやイベントの屋台でも定番の人気を誇ります。

おすすめ店:おやつ本舗 (秩父市)

  • 特徴:西武秩父駅前の温泉施設「祭の湯」内にあるお店。揚げたてのホクホクとしたみそポテトに、甘辛い特製味噌ダレがたっぷりと絡んでいます。温泉上がりの小腹満たしにもぴったりです。
  • 食べログ評価:3.2前後(時期により変動あり)
  • 価格帯:300円前後
  • 営業時間・定休日:「祭の湯」の営業時間に準ずる(変動の可能性があるため、訪問前に公式サイト等でご確認ください)
  • アクセス:西武秩父線 西武秩父駅直結
  • 店選びのポイント:駅直結でアクセス抜群。観光の合間に気軽に味わえます。

3. そうからあげ (草加市)

そうからあげ

出典:「草加煎餅を使ったご当地唐揚げ「そうからあげ」とは? からあげグランプリの常連『インどり屋』で食べてきた – 食楽web⧉」|食楽web
https://www.syokuraku-web.com/bar-restaurant/31845/

「草加せんべい」で有名な草加市から生まれた新感覚B級グルメが「そうからあげ」。その名の通り、鶏肉の唐揚げに、砕いた草加せんべいを衣として使用しています。醤油ベースのタレに漬け込んだジューシーな鶏肉と、草加せんべいならではのパリパリ、サクサクとした香ばしい衣の食感が最大の特徴。噛むほどに鶏肉の旨味とせんべいの風味が口の中に広がり、一度食べたらやみつきになる美味しさです。日本唐揚協会主催の「からあげグランプリ®」でも金賞を受賞するなど、その実力は全国区。ビールのお供にも最高です。

おすすめ店:インどり屋 (草加市)

  • 特徴:「そうからあげ」を開発した元祖のお店。長年培ってきた唐揚げのノウハウと、地元の名産である草加せんべいを融合させた逸品です。「からあげグランプリ®」で6年連続金賞を受賞した実績がその味を物語っています。スパイシーで香ばしい、まさに絶品のからあげが堪能できます。
  • 食べログ評価:3.4前後(時期により変動あり)
  • 価格帯:100g 300円前後~
  • 営業時間・定休日:店舗にお問い合わせください。(変動の可能性があるため、訪問前に公式サイト等でご確認ください)
  • アクセス:東武スカイツリーライン 草加駅から徒歩圏内
  • 店選びのポイント:「そうからあげ」発祥の店の味を確かめたいならここ。テイクアウト専門の場合が多いです。

D. お菓子:お土産にも最適!埼玉伝統の銘菓たち

旅の楽しみの一つといえば、その土地ならではのお菓子。埼玉県には、古くから伝わる伝統銘菓や、地元の素材を活かしたスイーツがたくさんあります。お土産にも喜ばれること間違いなしの逸品をご紹介します。

1. 五家宝 (熊谷市)



出典:「トップページ | 製造販売 | 五家宝 たねに | 日本⧉」|五家宝たねに
https://www.gokabou.com/

熊谷市の伝統銘菓として知られる「五家宝(ごかぼう)」。もち米を原料としたおこし種を水飴で固め、きな粉をまぶした素朴で優しい味わいのお菓子です。サクッとした軽い食感と、きな粉の香ばしさ、そしてほんのりとした甘さが特徴。江戸時代から作られていると言われ、その歴史は古く、熊谷を代表する銘菓として長年愛されています。きな粉の他に、青大豆を使ったうぐいす色のものなどもあり、見た目も楽しめます。お茶請けにぴったりで、どこか懐かしさを感じる風味が魅力です。

おすすめ店:堀内製菓 (熊谷市)

  • 特徴:130年以上の歴史を持つ老舗和菓子店。伝統製法を守り、上質な大豆ともち米を使用した「きな粉」や、貴重な青大豆を使用した上品な「うぐいす」など、こだわりの五家宝を作り続けています。「末長く」という日本一長い五家宝は贈答用にも人気です。
  • 食べログ評価:3.2前後(時期により変動あり)
  • 価格帯:詰め合わせで1,000円前後~
  • 営業時間・定休日:店舗にお問い合わせください。(変動の可能性があるため、訪問前に公式サイト等でご確認ください)
  • アクセス:JR高崎線 熊谷駅からバスなど
  • お土産ポイント:熊谷土産の定番。日持ちもするので遠方へのお土産にも適しています。

2. 草加せんべい (草加市)

埼玉を代表するお菓子といえば、やはり「草加せんべい」を思い浮かべる方が多いでしょう。その歴史は江戸時代に遡り、日光街道の宿場町として栄えた草加で、旅人向けに保存食として作られたのが始まりと言われています。厳選されたうるち米を使い、醤油で味付けして堅焼きにしたのが特徴。パリッとした歯ごたえと、醤油の香ばしい風味がたまりません。胡麻、海苔、抹茶、ざらめなど、様々なバリエーションがあり、選ぶ楽しさもあります。まさに日本の伝統を感じさせる銘菓です。

おすすめ店:いけだ屋 (草加市)

  • 特徴:1865年創業の老舗。生地づくりから焼き上げまで、創業以来のこだわりの製法を守り続けています。伝統的な堅焼きせんべいから、一口サイズの可愛らしいものまで、多彩な商品ラインナップが魅力。お土産用の詰め合わせも豊富です。
  • 食べログ評価:3.3前後(時期により変動あり)
  • 価格帯:1枚100円前後~、詰め合わせで1,000円前後~
  • 営業時間・定休日:店舗にお問い合わせください。(変動の可能性があるため、訪問前に公式サイト等でご確認ください)
  • アクセス:東武スカイツリーライン 草加駅周辺に複数店舗あり
  • お土産ポイント:知名度抜群の埼玉土産。様々な味があるので、好みに合わせて選べます。

3. いも恋 (川越市)

いも恋の売ってる場所!店舗や販売店を紹介!サービスエリアにも! – YMblog

出典:「いも恋の売ってる場所!店舗や販売店を紹介!サービスエリアにも! – YMblog⧉」|YMblog
https://ymgstyle.com/kawagoeimokoi/

「小江戸」として知られる川越市は、さつまいもの名産地。その川越特産のさつまいもを活かした人気スイーツが「いも恋」です。山芋ともち粉を使ったモチモチとした生地の中に、輪切りのさつまいもと北海道産のつぶ餡がぎっしりと詰まっています。さつまいもの自然な甘さとホクホク感、つぶ餡の上品な甘さ、そして生地のもっちりとした食感が三位一体となった絶妙なハーモニー。埼玉県からは「彩の国認定優良ブランド品」としても認定されており、その美味しさと品質は折り紙付き。蒸したてアツアツをその場でいただくのが特におすすめです。小江戸川越散策のお供にぜひ。

おすすめ店:菓匠右門 (かしょううもん) (川越市)

  • 特徴:「いも恋」の製造元であり、川越市内に複数の店舗を構えています。職人が一つひとつ手作業で丁寧に作り上げており、素材本来の味を活かした優しい味わいが特徴。店頭では蒸したての「いも恋」を購入でき、食べ歩きにも人気です。
  • 食べログ評価:3.5以上(時期により変動あり)
  • 価格帯:1個200円前後
  • 営業時間・定休日:店舗により異なる(変動の可能性があるため、訪問前に公式サイト等でご確認ください)
  • アクセス:西武新宿線 本川越駅、東武東上線 川越市駅周辺など
  • お土産ポイント:川越土産の定番。冷凍販売もあり、持ち帰りにも便利です。

4. 十万石まんじゅう (行田市など県内各地)

十万石ふくさや - うまい、うますぎる 埼玉銘菓十万石まんじゅう

出典:「None⧉」|None
https://www.jumangoku.co.jp/

「うまい、うますぎる!」のキャッチフレーズで埼玉県民にはお馴染みの「十万石まんじゅう」。行田市に本店を構える老舗和菓子店「十万石ふくさや」の看板商品です。きめが細かくしっとりとした白い皮には、山の芋(つくね芋)が使われており、独特の風味と食感を生み出しています。中には、北海道十勝産の小豆を使った甘さ控えめのこし餡がたっぷり。上品な甘さと滑らかな舌触りが特徴で、お茶はもちろん、コーヒーにも合うと評判です。その美味しさは日本ギフト大賞埼玉賞を受賞するほど。埼玉土産の定番として、長年愛され続けています。

おすすめ店:十万石ふくさや (行田市本店ほか県内各店)

  • 特徴:創業以来、素材と製法にこだわり、「十万石まんじゅう」一筋に作り続けています。皮のしっとり感と餡の上品な甘さは、まさに伝統の味。慶弔事の贈答品としても広く利用されています。
  • 食べログ評価:3.3前後(時期により変動あり)
  • 価格帯:1個150円前後、詰め合わせあり
  • 営業時間・定休日:店舗により異なる(変動の可能性があるため、訪問前に公式サイト等でご確認ください)
  • アクセス:県内各地に店舗あり
  • お土産ポイント:埼玉を代表する銘菓。個包装なので配りやすく、贈答用にも最適です。

まとめ:埼玉B級グルメの魅力は無限大!

いかがでしたでしょうか?埼玉のB級グルメは、うどん一つのとっても地域ごとに特色があり、ご飯ものからお惣菜、お菓子に至るまで、実に多彩で奥深い魅力に満ち溢れています。地元の人々に長年愛されてきた味は、どれも個性的で、一度食べたら忘れられない美味しさばかり。今回ご紹介したグルメは、埼玉が誇る食のほんの一部です。まだまだ知られざる絶品B級グルメが、県内各地に眠っていることでしょう。深谷ネギのような特産品を活かした料理や、秩父や小江戸川越といった観光地の名物など、探求すればするほど新しい発見があります。さあ、あなたもこの記事を参考に、埼玉のB級グルメを巡る旅を計画してみてはいかがでしょうか?きっと、心もお腹も満たされる、素敵な食体験が待っていますよ!今後の埼玉観光が、さらに美味しく、楽しくなることを願っています。

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