【仙台から!東北を存分に楽しむ日帰り旅行プラン15選】

Sendai 観光地紹介
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仙台は、東北の日帰り旅行の拠点として最高の立地にあります。

車で1〜2時間も走れば、雄大な自然、豊かな歴史、そして絶品グルメに出会えるスポットが無数に存在しています。電車やバスを利用すれば、運転の疲れを気にすることなく、車窓からの景色を楽しみながら目的地に到着できます。

東北の中心に位置する仙台からは、宮城県内はもちろん、山形、福島、岩手など隣接する県への日帰りアクセスも容易。朝出発して、存分に観光を楽しみ、夕方には自宅のベッドで眠ることができる「日帰り旅行」は、忙しい現代人にぴったりの贅沢な時間の使い方と言えるでしょう。

この記事では、仙台から日帰りで訪れることのできる15の魅力的なスポットを厳選してご紹介します。自然を満喫したい方、歴史や文化に触れたい方、グルメを堪能したい方、それぞれのニーズに合わせたプランをご用意しました。週末や祝日を利用して、ぜひあなただけの素敵な日帰り旅行を計画してみてください。

  1. 仙台発日帰り旅行プラン15選
    1. プラン1:蔵王連峰の絶景と御釜巡り
      1. 目的地:宮城県蔵王町・山形県蔵王温泉
      2. 所要時間
      3. 交通手段
      4. 見どころ
      5. グルメ情報
      6. 費用目安
      7. 注意点
      8. おすすめポイント
    2. プラン2:歴史と海の絶景 松島散策
      1. 目的地:宮城県松島町
      2. 所要時間
      3. 交通手段
      4. 見どころ
      5. グルメ情報
      6. 費用目安
      7. 注意点
      8. おすすめポイント
    3. プラン3:癒しと湯浴み 秋保温泉と秋保大滝
      1. 目的地:宮城県仙台市太白区秋保町
      2. 所要時間
      3. 交通手段
      4. 見どころ
      5. グルメ情報
      6. 費用目安
      7. 注意点
      8. おすすめポイント
    4. プラン4:歴史と信仰の山 山寺と山形グルメ巡り
      1. 目的地:山形県山形市 山寺(立石寺)
      2. 所要時間
      3. 交通手段
      4. 見どころ
      5. グルメ情報
      6. 費用目安
      7. 注意点
      8. おすすめポイント
    5. プラン5:会津若松 歴史と文化の旅
      1. 目的地:福島県会津若松市
      2. 所要時間
      3. 交通手段
      4. 見どころ
      5. グルメ情報
      6. 費用目安
      7. 注意点
      8. おすすめポイント
    6. プラン6:石巻・女川 復興と海の恵みを感じる旅
      1. 目的地:宮城県石巻市・女川町
      2. 所要時間
      3. 交通手段
      4. 見どころ
      5. グルメ情報
      6. 費用目安
      7. 注意点
      8. おすすめポイント
    7. プラン7:気仙沼 三陸の海と食を満喫
      1. 目的地:宮城県気仙沼市
      2. 所要時間
      3. 交通手段
      4. 見どころ
      5. グルメ情報
      6. 費用目安
      7. 注意点
      8. おすすめポイント
    8. プラン8:猊鼻渓の舟下り 岩手の自然美を堪能
      1. 目的地:岩手県一関市 猊鼻渓(げいびけい)
      2. 所要時間
      3. 交通手段
      4. 見どころ
      5. グルメ情報
      6. 費用目安
      7. 注意点
      8. おすすめポイント
    9. プラン9:フルーツ狩りと温泉 山形蔵王シャインマスカット狩り
      1. 目的地:山形県上山市・山形市
      2. 所要時間
      3. 交通手段
      4. 見どころ
      5. グルメ情報
      6. 費用目安
      7. 注意点
      8. おすすめポイント
    10. プラン10:花火大会を楽しむ旅 大曲の花火
      1. 目的地:秋田県大仙市
      2. 所要時間
      3. 交通手段
      4. 見どころ
      5. グルメ情報
      6. 費用目安
      7. 注意点
      8. おすすめポイント
    11. プラン11:歴史と文化の旅 平泉・中尊寺
      1. 目的地:岩手県西磐井郡平泉町
      2. 所要時間
      3. 交通手段
      4. 見どころ
      5. グルメ情報
      6. 費用目安
      7. 注意点
      8. おすすめポイント
    12. プラン12:奥松島の絶景と島巡りクルーズ
      1. 目的地:宮城県東松島市
      2. 所要時間
      3. 交通手段
      4. 見どころ
      5. グルメ情報
      6. 費用目安
      7. 注意点
      8. おすすめポイント
    13. プラン13:鳴子峡の紅葉と温泉巡り
      1. 目的地:宮城県大崎市鳴子温泉
      2. 所要時間
      3. 交通手段
      4. 見どころ
      5. グルメ情報
      6. 費用目安
      7. 注意点
      8. おすすめポイント
    14. プラン14:仙台市内 文化・歴史探訪
      1. 目的地:宮城県仙台市
      2. 所要時間
      3. 交通手段
      4. 見どころ
      5. グルメ情報
      6. 費用目安
      7. 注意点
      8. おすすめポイント
    15. プラン15:三春の滝桜と花見山公園 福島の春を満喫
      1. 目的地:福島県三春町・福島市
      2. 所要時間
      3. 交通手段
      4. 見どころ
      5. グルメ情報
      6. 費用目安
      7. 注意点
      8. おすすめポイント
  2. まとめ

仙台発日帰り旅行プラン15選

プラン1:蔵王連峰の絶景と御釜巡り

御釜

出典:「ジブリの世界を彷彿させる【御釜】 | 【蔵王温泉】Zao Onsen 湯旅屋 高湯堂|日本初の温泉コーデショップ(お土産&観光案内)⧉」|Zao Onsen 湯旅屋 高湯堂

目的地:宮城県蔵王町・山形県蔵王温泉

仙台から日帰り旅行で訪れるなら、まず候補に挙がるのが蔵王連峰です。特に人気の高い御釜(おかま)は、エメラルドグリーンの神秘的な湖面が訪れる人を魅了します。

所要時間

仙台駅から片道約1時間30分。観光時間を含めると、1日コースとして8時間程度を見込みましょう。

交通手段

【車】東北自動車道→白石ICから国道457号線経由で約40分
【公共交通機関】仙台駅から山形行き高速バスで蔵王エコーライン入口まで約1時間20分、そこからシャトルバス(季節運行)で約30分

見どころ

蔵王の最大の見どころは、なんといっても火山湖「御釜」です。季節や天候、時間帯によって色合いが変化する神秘的な湖面は、一度は見ておきたい絶景です。また、夏には高山植物、秋には紅葉と、季節ごとに異なる蔵王の表情を楽しむことができます。冬には樹氷(スノーモンスター)が見られることでも有名ですが、その場合は日帰りよりも宿泊をおすすめします。

蔵王連峰

出典:「「蔵王連峰」大自然の魅力や周辺の観光地を紹介 – GOGO MIYAGI!⧉」|宮城県の観光情報マガジン[GOGO MIYAGI!]

グルメ情報

蔵王エリアでは、名物の「蔵王チーズ」や「蔵王牛」を使った料理を堪能できます。特に蔵王酪農センターでは、出来立てのチーズや乳製品を購入することができます。山形県側の蔵王温泉街では「玉こんにゃく」や「月山筍」など山形の郷土料理も楽しめます。ランチの予算は1,500円〜3,000円程度。

費用目安

【交通費】車:高速代約2,000円+ガソリン代
公共交通機関:往復約4,000円
【入場料】蔵王レストハウス展望台:400円
【食事代】1,500円〜3,000円
【合計】約5,000円〜8,000円

注意点

蔵王エコーラインは冬季(11月中旬〜4月中旬頃)は閉鎖されます。また、天候によっては突然霧が発生することもあるため、天気予報を確認してから出発することをおすすめします。夏でも標高が高いため、防寒対策をしていくと安心です。

おすすめポイント

仙台からのアクセスが良く、東北を代表する絶景が日帰りで楽しめるのが魅力。特に春から秋にかけての晴れた日には、澄んだ空気の中で大自然を満喫できます。山形側と宮城側、両方からのアプローチが可能なのも蔵王の特徴です。

プラン2:歴史と海の絶景 松島散策

目的地:宮城県松島町

日本三景の一つとして名高い松島は、仙台からの日帰り旅行先として定番中の定番です。260余りの島々が織りなす景観は、四季を通じて訪れる人々を魅了し続けています。

所要時間

仙台駅から片道約30分。観光時間を含めると、半日〜1日コースとして5〜8時間程度。

交通手段

【電車】JR仙石線で仙台駅から松島海岸駅まで約40分(410円)
【車】仙台宮城ICから三陸自動車道経由で約30分
【バス】仙台駅前バスプールから松島行き高速バスで約30分(片道700円)

見どころ

松島の魅力は何と言っても、松の緑と青い海、点在する島々が織りなす景観です。特に「松島四大観」と呼ばれる展望スポット(大高森、多聞山、富山、扇谷)からの眺めは絶景です。歴史ファンには国宝「瑞巌寺」や国の重要文化財「五大堂」がおすすめ。また、遊覧船(約50分、1,500円)に乗れば、海上から松島の島々を間近に見ることができます。

グルメ情報

松島といえば牡蠣(かき)!特に冬場は牡蠣小屋で焼きたての牡蠣を味わえます。松島名物の笹かまぼこや、ずんだ餅も忘れずに。松島海岸駅前の商店街には食事処が多数あり、海鮮丼(1,500円〜)や牡蠣料理(2,000円〜)などが楽しめます。

費用目安

【交通費】電車:往復約820円
車:高速代約1,000円+ガソリン代
【入場料】瑞巌寺:700円、五大堂:200円、遊覧船:1,500円
【食事代】1,500円〜3,000円
【合計】約3,500円〜6,000円

注意点

週末や連休は非常に混雑するため、早朝出発がおすすめです。また、夏場は日差しが強いので、帽子や日焼け止めなどの対策を忘れずに。牡蠣小屋は主に10月〜3月の営業となります。

おすすめポイント

仙台から最もアクセスしやすい観光地の一つで、歴史、グルメ、絶景と三拍子揃った魅力があります。短時間でも十分に楽しめるため、急に空いた半日を有効活用したい時にもぴったりです。

プラン3:癒しと湯浴み 秋保温泉と秋保大滝

秋保大滝

出典:「【秋保大滝】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet⧉」|jalan.net
https://www.jalan.net/kankou/spt_04104ab2040006328/

目的地:宮城県仙台市太白区秋保町

仙台市内にありながら、豊かな自然に囲まれた秋保温泉エリアは、温泉と滝の両方を楽しめる癒しスポットです。日帰り入浴施設も充実しており、手軽に温泉旅行気分を味わえます。

所要時間

仙台駅から片道約40分。観光と入浴を含めて、半日〜1日コースとして5〜7時間程度。

交通手段

【バス】仙台駅前バスプールから秋保温泉行きバスで約40分(片道570円)
【車】仙台南ICから約20分

見どころ

秋保温泉の最大の見どころは、日本三名瀑の一つ「秋保大滝」です。高さ55メートル、幅6メートルの豪快な滝は、四季折々に違った表情を見せてくれます。また、「磊々峡(らいらいきょう)」の渓谷美も必見。秋保工芸の里では、伝統工芸の体験や見学ができます。もちろん、日帰り入浴施設も多数あり、名湯「秋保温泉」でゆったりと疲れを癒すことができます。

グルメ情報

秋保温泉エリアには、温泉旅館の日帰り食事プラン(3,000円〜5,000円)や、地元食材を使った和食レストランが多数あります。特に「はらこ飯」や「牛タン」などの郷土料理は絶品。カフェ「NIKORIひころの森」では、地元産の食材を使ったメニューと自然豊かな景観を楽しめます。

費用目安

【交通費】バス:往復約1,140円
車:ガソリン代のみ(市内)
【入浴料】日帰り入浴:500円〜1,500円
【食事代】1,500円〜3,000円
【合計】約3,000円〜5,500円

注意点

秋保大滝へは、駐車場から徒歩約10分の下り坂を歩きます(帰りは上り坂)。歩きやすい靴での訪問をおすすめします。また、日帰り入浴施設は旅館によって営業時間や料金が異なるため、事前に確認しておくと安心です。

おすすめポイント

仙台市内からアクセスが良く、自然、温泉、グルメを一度に楽しめる贅沢な日帰りスポット。特に紅葉シーズン(10月下旬〜11月上旬)は圧巻の美しさです。疲れた心と体をリフレッシュしたい時に最適な行き先と言えるでしょう。

プラン4:歴史と信仰の山 山寺と山形グルメ巡り

目的地:山形県山形市 山寺(立石寺)

山寺観光協会

出典:「山寺観光協会⧉」|yamaderakankou.com
https://www.yamaderakankou.com/

松尾芭蕉の「閑さや岩にしみいる蝉の声」の句で有名な山寺(立石寺)は、1,100年以上の歴史を持つ天台宗の古刹です。仙台から日帰りで訪れることができ、山形グルメも楽しめる欲張りプランです。

所要時間

仙台駅から片道約1時間10分。観光と食事を含めて、1日コースとして8〜10時間程度。

交通手段

【電車】仙台駅から山形新幹線「つばさ」で山形駅まで約40分、山形駅から山形線で山寺駅まで約20分
【車】東北自動車道→山形自動車道→山形蔵王ICから約20分

見どころ

山寺の最大の見どころは、なんといっても1,015段の石段を上りながら楽しむ奥之院までの参道です。特に五大堂からの眺望は絶景で、四季折々に違った表情を見せてくれます。山寺芭蕉記念館では、俳聖・松尾芭蕉の足跡を辿ることができます。また、山形市内には「霞城公園(旧山形城址)」や「山形県郷土館 文翔館」など歴史スポットも点在しています。

グルメ情報

山形といえば、「さくらんぼ」(6月〜7月)や「ラ・フランス」(10月〜12月)などのフルーツが有名。また、「玉こんにゃく」や「冷たい肉そば」、「芋煮」などの郷土料理も見逃せません。山寺周辺には食事処が少ないため、山形駅周辺での食事がおすすめです。山形名物「板そば」(1,200円〜)は必食です。夏には「だし」、冬には「つゆ」で味わう山形の食文化を体験してみましょう。

費用目安

【交通費】電車:往復約8,000円
車:高速代約3,500円+ガソリン代
【入場料】山寺拝観料:300円
【食事代】1,500円〜3,000円
【合計】約10,000円〜12,000円(電車利用時)

注意点

山寺の石段は1,015段あり、往復で約2時間かかります。歩きやすい靴と、体力に自信のない方は途中で休憩を取りながら上ることをおすすめします。冬季は積雪の可能性があるため、防寒対策と滑り止め付きの靴が必要です。また、山寺駅から立石寺までは徒歩約15分かかります。

おすすめポイント

仙台からのアクセスが良く、山形新幹線を利用すれば約1時間で山形市に到着できます。1,100年以上の歴史を持つ山寺の荘厳な雰囲気と、山形の豊かな食文化を一度に体験できる充実した日帰りプランです。特に紅葉の時期(10月下旬〜11月上旬)は絶景で、多くの観光客で賑わいます。

プラン5:会津若松 歴史と文化の旅

目的地:福島県会津若松市

幕末の悲劇「白虎隊」で知られる会津若松市は、福島県西部に位置する歴史と文化の街です。仙台からは少し距離がありますが、日帰りで十分に楽しめる魅力的な観光地です。

所要時間

仙台駅から片道約2時間。観光と食事を含めて、1日コースとして10〜12時間程度。

交通手段

【電車】仙台駅から新幹線で郡山駅まで約40分、郡山駅から磐越西線で会津若松駅まで約80分
【車】東北自動車道→磐越自動車道→会津若松ICから市街地まで約15分
【高速バス】仙台駅から会津若松駅前行き高速バスで約2時間30分(片道3,700円)

見どころ

会津若松の最大の見どころは、赤瓦が美しい「鶴ヶ城(会津若松城)」です。天守閣からは会津盆地を一望でき、春には約1,000本の桜が咲き誇ります。また、独特の建築様式を持つ「さざえ堂」(円通寺)も必見。「会津武家屋敷」では、武家の生活や会津の歴史を学ぶことができます。「白虎隊記念館」や「飯盛山」も幕末の歴史を感じるスポットとして人気です。

鶴ヶ城(会津若松城)

出典:「鶴ヶ城 (会津若松城)トップページ | 一般財団法人 会津若松観光ビューロー⧉」|一般財団法人 会津若松観光ビューロー
https://www.tsurugajo.com/tsurugajo/

グルメ情報

会津の郷土料理として有名なのが「ソースカツ丼」(1,200円〜)と「わっぱ飯」(1,500円〜)。また、「会津地鶏」や「こづゆ」(具だくさんの吸い物)も絶品です。甘味処では、会津の郷土菓子「ままどおる」や「起き上がり小法師」の形をしたお菓子も販売されています。鶴ヶ城周辺には飲食店が多くあり、ランチに困ることはありません。

費用目安

【交通費】電車:往復約11,000円
車:高速代約6,000円+ガソリン代
高速バス:往復約7,400円
【入場料】鶴ヶ城:410円、さざえ堂:300円、会津武家屋敷:850円
【食事代】1,500円〜3,000円
【合計】約10,000円〜15,000円

注意点

会津若松市内の主要観光スポットは点在しているため、効率よく回るには市内周遊バス「はいからさん」(一日乗車券:600円)の利用がおすすめです。冬季は積雪が多いため、防寒対策と滑りにくい靴が必要です。特に1月〜2月は厳しい寒さになることがあります。

おすすめポイント

東北の中でも特に歴史と文化が色濃く残る会津若松は、歴史好きにはたまらない日帰り旅行先です。特に鶴ヶ城の赤瓦は圧巻で、2011年に復元された姿は写真映えします。また、会津の食文化も魅力的で、特にソースカツ丼は会津に来たら必ず食べたい一品です。

プラン6:石巻・女川 復興と海の恵みを感じる旅

石巻

出典:「一般社団法人 石巻観光協会⧉」|i-kanko.com
https://www.i-kanko.com/

目的地:宮城県石巻市・女川町

東日本大震災から力強く復興を遂げてきた石巻市と女川町は、海の幸と新しい街並みが魅力の日帰り旅行先です。震災の記憶を伝える場所と、新たに生まれた観光スポットを巡る旅です。

所要時間

仙台駅から石巻駅まで片道約1時間。観光と食事を含めて、1日コースとして8〜10時間程度。

交通手段

【電車】仙台駅から仙石東北ライン(石巻線)で石巻駅まで約1時間、石巻駅から石巻線で女川駅まで約30分
【車】三陸自動車道→石巻河南ICから石巻市街地まで約15分、女川町まではさらに約30分
【高速バス】仙台駅前から石巻駅前行き高速バスで約1時間10分(片道1,200円)

見どころ

石巻市では、「石ノ森萬画館」(石ノ森章太郎記念館)や「サン・ファン館」(スペイン船の復元)が人気スポット。また、震災の記憶を伝える「震災遺構 門脇小学校」や「石巻ニューゼ」も訪れる価値があります。女川町では、2015年にオープンした新しい駅前商業施設「シーパルピア女川」が観光の中心。海を見渡せるテラスや、地元の海産物を扱うお店が並びます。

グルメ情報

石巻・女川エリアといえば新鮮な海の幸!特に女川の「女川丼」(2,000円〜)は、その日獲れた海の幸がたっぷり乗った海鮮丼です。石巻では「石巻焼きそば」や「金華サバ」料理も人気。シーパルピア女川の飲食店では、浜焼きや海鮮料理を手頃な価格で楽しむことができます。

費用目安

【交通費】電車:往復約3,600円
車:高速代約2,000円+ガソリン代
【入場料】石ノ森萬画館:800円、サン・ファン館:800円
【食事代】1,500円〜3,000円
【合計】約6,000円〜8,000円

注意点

石巻市と女川町は距離があるため、両方を効率よく回るには車での移動がおすすめです。公共交通機関を利用する場合は、石巻と女川のどちらかに絞った観光計画を立てると良いでしょう。また、海沿いのエリアは特に冬場は風が強いことがあるため、防寒対策をしっかりとしておくことをおすすめします。

おすすめポイント

震災からの復興を実感できる旅行先として、石巻・女川エリアは訪れる価値があります。特に女川駅と駅前商業施設は、復興のシンボルとして多くの人々に感動を与えています。また、三陸の新鮮な海の幸を堪能できるのも大きな魅力です。

プラン7:気仙沼 三陸の海と食を満喫

目的地:宮城県気仙沼市

三陸海岸の北部に位置する気仙沼市は、カツオやフカヒレで知られる水産業の街です。震災から復興を遂げ、新たな観光スポットも増えています。三陸の海の幸と絶景を楽しむ日帰り旅行先として人気です。

所要時間

仙台駅から片道約2時間30分。観光と食事を含めて、1日コースとして10〜12時間程度。

交通手段

【車】三陸自動車道→気仙沼港ICから市街地まで約10分
【高速バス】仙台駅前から気仙沼駅前行き高速バスで約2時間30分(片道2,500円)

見どころ

気仙沼の最大の見どころは、「気仙沼湾」と「大島」の美しい景観です。特に「アークベイ気仙沼」からの眺めは絶景。気仙沼市魚市場「海の市」では、新鮮な海産物を購入できるほか、市場の見学も可能です。「リアス・アーク美術館」では、震災の記録と三陸の歴史・文化について学ぶことができます。また、フェリーで約25分の「大島」も、自然豊かな観光スポットとして人気です。

気仙沼湾

出典:「気仙沼市の観光スポットランキングTOP10 – じゃらんnet⧉」|jalan.net
https://www.jalan.net/kankou/cit_042050000/

グルメ情報

気仙沼といえば「カツオ」と「フカヒレ」!「海の市」内のレストランでは、新鮮な海の幸を使った料理を楽しめます。特に「気仙沼のカツオたたき」(1,500円〜)や「フカヒレラーメン」(900円〜)は必食です。また、「気仙沼ホルモン」も地元で愛される名物料理。市内には様々な価格帯の飲食店があり、本格的な海鮮料理からリーズナブルなランチまで幅広く楽しめます。

費用目安

【交通費】車:高速代約4,000円+ガソリン代
高速バス:往復約5,000円
【入場料】リアス・アーク美術館:800円
【食事代】2,000円〜4,000円
【合計】約7,000円〜10,000円

注意点

気仙沼は仙台からの距離があるため、早朝出発がおすすめです。公共交通機関でのアクセスは限られているため、レンタカーや高速バスの利用が便利です。大島へ渡る場合は、フェリーの時刻表を事前に確認しておきましょう。また、海沿いのエリアは風が強いことがあるため、防寒対策も忘れずに。

おすすめポイント

気仙沼は、三陸を代表する漁港町として、新鮮な海の幸を堪能できる点が最大の魅力です。特に旬のカツオが食べられる時期(5〜6月、9〜10月)の訪問がおすすめ。震災からの復興の様子を見ることもでき、観光と学びを同時に得られる旅行先です。

プラン8:猊鼻渓の舟下り 岩手の自然美を堪能

猊鼻渓・舟下りの写真一覧(3ページ目) - じゃらんnet

出典:「【猊鼻渓・舟下り】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet⧉」|jalan.net
https://www.jalan.net/kankou/spt_03424ee4610068939/

目的地:岩手県一関市 猊鼻渓(げいびけい)

日本百景にも選ばれている猊鼻渓は、仙台から日帰りで訪れることができる岩手県の名勝です。約2kmにわたる渓谷美と舟下りの風情を楽しむことができます。

所要時間

仙台駅から片道約1時間30分。観光と食事を含めて、1日コースとして8〜10時間程度。

交通手段

【電車】仙台駅から東北新幹線で一ノ関駅まで約30分、一ノ関駅からJR大船渡線で猊鼻渓駅まで約25分、駅から徒歩約10分
【車】東北自動車道→一関ICから約30分

見どころ

猊鼻渓の最大の見どころは、船頭さんの櫓漕ぎによる舟下りです。約30分かけて猊鼻渓を下る間、船頭さんの歌や解説を聞きながら、断崖絶壁と清流が織りなす美しい景観を楽しむことができます。特に「夫婦岩」や「雄飛の滝」などの奇岩怪石は圧巻。季節によって変わる渓谷の表情も魅力で、新緑の春、涼しげな夏、紅葉の秋、雪景色の冬と、四季折々の美しさがあります。

グルメ情報

猊鼻渓周辺では、岩手の郷土料理「わんこそば」(3,000円〜)や「ひっつみ」(団子汁)が人気。また、猊鼻渓レストハウスでは、地元の食材を使った料理を楽しむことができます。一関市内に足を伸ばせば、「もち料理」も味わえます。一関は「もち文化」が盛んな地域で、様々な種類のもち料理が堪能できます。

費用目安

【交通費】電車:往復約12,000円
車:高速代約4,000円+ガソリン代
【入場料】猊鼻渓舟下り:1,700円
【食事代】1,500円〜3,000円
【合計】約7,000円〜17,000円(交通手段による)

注意点

舟下りは天候や水量によって運休することがあります。特に大雨の後や冬季は要確認。また、舟下りは人気のアクティビティのため、週末や連休は混雑することがあります。時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。冬季(12月〜3月)は、防寒対策が必要です。

おすすめポイント

仙台から日帰りで岩手県の絶景を楽しめるのが魅力。特に新緑の5月と紅葉の10月下旬〜11月上旬は、渓谷美が一層引き立ちます。舟下りの船頭さんの歌や解説も楽しく、日本の原風景とも言える景観に癒されるひとときを過ごせます。

プラン9:フルーツ狩りと温泉 山形蔵王シャインマスカット狩り

目的地:山形県上山市・山形市

フルーツ王国として知られる山形県では、季節ごとに様々なフルーツ狩りが楽しめます。特に夏から秋にかけては、シャインマスカットや西洋梨「ラ・フランス」の収穫シーズン。フルーツ狩りと温泉を組み合わせた贅沢な日帰りプランです。

所要時間

仙台駅から片道約1時間。観光と食事を含めて、1日コースとして8〜10時間程度。

交通手段

【電車】仙台駅から山形新幹線「つばさ」で山形駅まで約40分
【車】東北自動車道→山形自動車道→山形蔵王ICから約15分

見どころ

山形のフルーツ狩りは、品種や農園によって様々な楽しみ方があります。8月〜10月はシャインマスカット、9月〜11月はラ・フランス狩りが人気です。特に「天童高原」や「蔵王フルーツライン」沿いには多くの果樹園が点在し、時期によってさくらんぼ、桃、ぶどう、りんごなどが楽しめます。フルーツ狩りの後は、上山温泉や蔵王温泉での日帰り入浴もおすすめ。特に上山温泉は「かみのやま温泉」として知られ、武家屋敷などの歴史的な街並みも魅力です。

グルメ情報

山形では、地元のフルーツを使ったスイーツや料理が楽しめます。「フルーツパフェ」(1,200円〜)や「フルーツサンド」は絶品。また、山形の郷土料理「芋煮」(秋季限定)や「米沢牛」料理も見逃せません。山形駅周辺には多くの飲食店があり、様々な山形グルメを堪能できます。

費用目安

【交通費】電車:往復約8,000円
車:高速代約3,500円+ガソリン代
【体験料】フルーツ狩り:1,500円〜2,500円(時期や品種による)
【入浴料】日帰り温泉:500円〜1,500円
【食事代】1,500円〜3,000円
【合計】約7,000円〜15,000円(交通手段による)

注意点

フルーツ狩りは季節性が高く、天候や収穫状況によって体験できる品種や量が変わります。事前に農園のウェブサイトや電話で確認することをおすすめします。また、農園は市街地から離れていることが多いため、車での移動が便利です。公共交通機関を利用する場合は、タクシーやツアーを利用するとよいでしょう。

おすすめポイント

仙台から新幹線で約40分という近さながら、山形ならではのフルーツ体験と温泉を楽しめるのが魅力。特にシャインマスカットは山形産が高品質で知られており、産地でもぎたての味わいは格別です。温泉との組み合わせで、味覚と癒しを同時に楽しむ贅沢な日帰り旅行が可能です。

プラン10:花火大会を楽しむ旅 大曲の花火

目的地:秋田県大仙市

「大曲全国花火競技大会」は、毎年8月の第4土曜日に開催される日本三大花火大会の一つです。「花火師の甲子園」とも呼ばれ、全国から腕利きの花火師が集まります。仙台からは日帰りで参加可能な距離にあります。

所要時間

仙台駅から片道約2時間。花火大会と移動を含めて、約12〜15時間程度の長丁場になります。

交通手段

【電車】仙台駅から新幹線で大曲駅まで約1時間40分
【ツアー】仙台発の花火大会日帰りバスツアーが多数あります(12,000円〜15,000円程度)

見どころ

大曲の花火の最大の見どころは、昼花火から始まり、夜の部へと続く多彩な花火の数々。特に競技部門での創造花火は、色彩や形、音楽との調和など、花火師の技術の粋を集めた芸術作品です。フィナーレを飾る「大曲花火」は、大会のために特別に作られる花火で、毎年違ったテーマで観客を魅了します。有料観覧席から見る花火は迫力満点で、競技花火の細部まで鑑賞できます。

グルメ情報

大会当日は会場周辺に多くの屋台が出店し、地元の名物「だまこもち」や「稲庭うどん」などを楽しめます。屋台での食事は1,000円〜2,000円程度。大曲駅周辺のレストランも混雑しますが、秋田の郷土料理「きりたんぽ鍋」や「比内地鶏」料理を味わうことができます。花火大会前に早めに到着して、ゆっくり食事をするのがおすすめです。

費用目安

【交通費】電車:往復約12,000円
バスツアー:12,000円〜15,000円(観覧席込みの場合あり)
【観覧席】一般有料観覧席:3,000円〜8,000円(種類による)
【食事代】2,000円〜4,000円
【合計】約17,000円〜24,000円

注意点

大曲の花火大会は非常に人気があり、有料観覧席は発売開始後すぐに完売することがほとんど。早めのチケット購入が必須です。また、当日は大曲駅や会場周辺が大変混雑するため、時間に余裕を持った行動計画が必要です。帰りの交通手段も事前に確保しておくことをおすすめします。雨天決行ですが、荒天の場合は翌日に順延されることがあります。

おすすめポイント

日本屈指の花火大会を日帰りで楽しめるのが魅力。特に新幹線利用なら、仙台から約1時間40分でアクセス可能です。花火の質と規模は日本トップクラスで、一生の思い出になる体験ができます。バスツアーを利用すれば、観覧席の確保や移動の心配なく、安心して参加できます。

プラン11:歴史と文化の旅 平泉・中尊寺

目的地:岩手県西磐井郡平泉町

世界遺産「平泉の文化遺産」の中心地である中尊寺は、奥州藤原氏の栄華を今に伝える貴重な歴史遺産です。金色堂をはじめとする国宝や重要文化財の宝庫であり、仙台から日帰りで訪れることができます。

所要時間

仙台駅から片道約1時間。観光と食事を含めて、1日コースとして8〜10時間程度。

交通手段

【電車】仙台駅から東北新幹線で一ノ関駅まで約30分、一ノ関駅からJR東北本線で平泉駅まで約10分
【車】東北自動車道→平泉前沢ICから約10分

見どころ

平泉の最大の見どころは、奥州藤原氏三代の墓所を納めた「中尊寺金色堂」です。全体が金箔で覆われた荘厳な堂内には、藤原清衡をはじめとする遺体が安置されています。また、「毛越寺」の浄土庭園や、「観自在王院跡」、「無量光院跡」など、平安時代末期の浄土思想を体現した遺跡群も見どころ。特に「高館義経堂」からの眺望は素晴らしく、義経最期の地としても知られています。

中尊寺金色堂

出典:「中尊寺金色堂 – Wikipedia⧉」|ja.wikipedia.org
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B0%8A%E5%AF%BA%E9%87%91%E8%89%B2%E5%A0%82

グルメ情報

平泉周辺では、「もち料理」が名物。特に「へそ大根もち」や「栗もち」などのバリエーションが豊富です。また、「前沢牛」を使った料理も人気。中尊寺参道や平泉駅周辺には食事処が多数あり、1,000円〜3,000円程度でランチを楽しめます。「中尊寺かやキャラメル」や「平泉黄金ハチミツ」などのお土産も人気です。

費用目安

【交通費】電車:往復約10,000円
車:高速代約3,000円+ガソリン代
【入場料】中尊寺:800円、毛越寺:500円
【食事代】1,500円〜3,000円
【合計】約6,000円〜15,000円(交通手段による)

注意点

中尊寺は山の中腹に位置し、参道には約500段の石段があります。足腰の弱い方は、近くまでタクシーで行くことも可能です。また、平泉の主要観光スポットは点在しているため、効率よく回るには「るんるんバス」(一日乗車券:300円)の利用がおすすめ。冬季は積雪の可能性があるため、防寒対策と滑り止め付きの靴が必要です。

おすすめポイント

仙台から新幹線で約40分という近さながら、世界遺産の歴史と文化に触れられるのが魅力。特に国宝「金色堂」は、建立から約900年経った今でも黄金の輝きを失わず、訪れる人々を圧倒します。また、源義経ゆかりの地としても知られ、歴史ファンには特におすすめのスポットです。

プラン12:奥松島の絶景と島巡りクルーズ

目的地:宮城県東松島市

松島の東側に位置する奥松島エリアは、松島とはまた違った趣の島々と海岸線が魅力。特に島巡りクルーズでは、通常の観光では見ることのできない美しい景観を楽しむことができます。

所要時間

仙台駅から片道約50分。観光と食事を含めて、1日コースとして7〜9時間程度。

交通手段

【電車】仙台駅からJR仙石線で野蒜駅または陸前小野駅まで約40分
【車】三陸自動車道→鳴瀬奥松島ICから約10分

見どころ

奥松島の最大の見どころは、クルーズで巡る島々の風景です。「宮戸島」を中心に、「新東名崎」や「金華山」までの島巡りクルーズ(約60分、2,500円〜)では、三陸復興国立公園の絶景を楽しめます。また、「奥松島縄文村歴史資料館」では、国の重要文化財に指定されている縄文時代の遺物を見学できます。「鐘崎漁港」の新鮮な海産物や、「嵯峨渓」の奇岩怪石も見どころです。

グルメ情報

奥松島エリアでは、新鮮な海の幸を堪能できます。特に「かき小屋」(冬季限定)では、焼きガキや蒸しガキを思う存分楽しめます。「鐘崎漁港」の食堂では、海鮮丼(1,500円〜)や漁師料理が人気。「奥松島 空と海のレストラン」では、テラス席から美しい海を眺めながら食事ができます。

費用目安

【交通費】電車:往復約1,600円
車:高速代約1,000円+ガソリン代
【クルーズ料金】約2,500円
【入場料】奥松島縄文村歴史資料館:300円
【食事代】1,500円〜3,000円
【合計】約6,000円〜8,000円

注意点

島巡りクルーズは天候によって運航状況が変わるため、事前に確認が必要です。また、公共交通機関でのアクセスは限られているため、車での訪問がおすすめ。冬季のかき小屋は大変人気があり、週末は混雑するため、早めの訪問が良いでしょう。また、海辺のエリアは風が強いことがあるため、防寒対策も忘れずに。

おすすめポイント

松島よりも観光客が少なく、穴場的な魅力を持つ奥松島は、ゆったりと自然を楽しみたい方におすすめ。特にクルーズで見る島々の風景は、通常の観光では体験できない特別な眺めです。冬季のかきシーズン(11月〜3月)の訪問なら、新鮮な牡蠣を思う存分味わえる贅沢な日帰り旅行となります。

プラン13:鳴子峡の紅葉と温泉巡り

目的地:宮城県大崎市鳴子温泉

鳴子峡は、宮城県を代表する紅葉スポットとして知られています。特に10月中旬から11月上旬にかけての紅葉シーズンは、赤や黄色に染まった渓谷美が圧巻。温泉街も近く、紅葉と温泉を一度に楽しめる日帰り旅行先です。

所要時間

仙台駅から片道約1時間30分。観光と入浴を含めて、1日コースとして8〜10時間程度。

交通手段

【電車】仙台駅から東北新幹線で古川駅まで約20分、古川駅からJR陸羽東線で鳴子温泉駅まで約1時間
【車】東北自動車道→古川ICから約40分

見どころ

鳴子峡の最大の見どころは、大谷川の深さ約100mの渓谷に沿って続く紅葉です。特に「鳴子峡レストハウス」周辺からの眺めは絶景。「鳴子峡遊歩道」を散策すれば、様々な角度から美しい渓谷美を楽しめます。また、鳴子温泉郷には5つの温泉地(鳴子、東鳴子、川渡、中山平、鬼首)があり、それぞれ泉質の異なる温泉を日帰りで楽しむことができます。「鳴子こけし館」では、伝統工芸の鳴子こけしの展示や絵付け体験も可能です。

グルメ情報

鳴子温泉エリアでは、「温麺(うーめん)」という郷土料理が有名。冷たいそうめんに特製のつゆをかけて食べる夏の名物ですが、温かい汁で食べる「温かい温麺」も提供されています(800円〜1,200円)。また、「鳴子そば」や「湯治豆腐」も地元の味。温泉街の旅館では、日帰り入浴と昼食のセットプラン(3,000円〜5,000円)も提供されています。

費用目安

【交通費】電車:往復約8,000円
車:高速代約2,000円+ガソリン代
【入浴料】日帰り入浴:500円〜1,500円
【食事代】1,500円〜3,000円
【合計】約4,000円〜12,000円(交通手段による)

注意点

紅葉シーズン(10月中旬〜11月上旬)は非常に混雑するため、早朝出発がおすすめです。特に週末は駐車場が満車になることも。公共交通機関でのアクセスは、鳴子温泉駅から鳴子峡までバスやタクシーを利用する必要があります(バスは本数が少ないため注意)。また、温泉施設によって営業時間や休館日が異なるため、事前に確認しておくと安心です。

おすすめポイント

宮城県内屈指の紅葉スポットと、泉質豊かな温泉を一度に楽しめるのが魅力。特に紅葉シーズンの鳴子峡は絶景で、写真愛好家にも人気です。5つの温泉地が集まる鳴子温泉郷では、「湯めぐり手形」(1,500円程度)を購入すると、複数の温泉を割引料金で楽しむことができ、お得です。

プラン14:仙台市内 文化・歴史探訪

目的地:宮城県仙台市

仙台市内には、伊達政宗ゆかりの史跡や、魅力的な博物館・美術館が点在しています。市内を効率よく巡る日帰りプランで、仙台の文化と歴史を深く知る旅を楽しみましょう。

所要時間

市内各所を巡るプランのため、1日コースとして8〜10時間程度。

交通手段

【市内交通】るーぷる仙台(市内循環バス)一日乗車券:620円
【地下鉄】仙台市営地下鉄一日乗車券:840円

見どころ

仙台市内の見どころは、まず「青葉城址(仙台城跡)」。伊達政宗の騎馬像と市内を一望できる眺望が魅力です。「瑞鳳殿」は伊達政宗の霊屋で、豪華絢爛な装飾が施された国宝級の建造物。「仙台市博物館」では、伊達家ゆかりの品々や重要文化財を見学できます。「仙台文学館」や「宮城県美術館」も見応えがあり、「大崎八幡宮」(国宝)の荘厳な佇まいも必見。「定禅寺通り」や「青葉通り」の並木道散策も、仙台らしい風情を感じられます。

グルメ情報

仙台といえば「牛タン」が有名。市内には多くの牛タン専門店があり、1,500円〜3,000円程度で本格的な牛タン定食を楽しめます。また、「ずんだ餅」や「笹かまぼこ」、「はらこ飯」(秋季限定)などの郷土料理も要チェック。「杜の都」らしい緑に囲まれたカフェや、老舗の和菓子店巡りも楽しみの一つです。

費用目安

【交通費】るーぷる仙台一日乗車券:620円
【入場料】瑞鳳殿:570円、仙台市博物館:400円、仙台文学館:400円
【食事代】2,000円〜4,000円
【合計】約4,000円〜6,000円

注意点

仙台城跡や瑞鳳殿は丘陵地にあるため、やや歩きやすい靴での訪問がおすすめ。るーぷる仙台は本数が限られているため、時刻表をチェックしておくと効率よく観光できます。また、美術館や博物館は月曜日が休館日のことが多いため、事前に営業日を確認しておきましょう。

おすすめポイント

仙台市内は比較的コンパクトにまとまっているため、一日で効率よく主要スポットを巡ることができます。るーぷる仙台を利用すれば、迷うことなく観光名所を訪れることが可能。歴史や文化に触れながら、美味しい仙台グルメも堪能できる充実した日帰りプランです。

プラン15:三春の滝桜と花見山公園 福島の春を満喫

目的地:福島県三春町・福島市

春の特別プランとして、日本三大桜の一つ「三春滝桜」と、「日本一の花見の名所」と称される「花見山公園」を巡るコースです。桜の開花時期(4月上旬〜中旬)限定の日帰り旅行プランです。

三春滝桜

出典:「滝桜 開花情報 | Find!三春 【みはる観光協会~福島県三春町】⧉」|miharukoma.com
https://miharukoma.com/category/blog/takizakura-bloom

所要時間

仙台駅から片道約1時間30分。観光と移動を含めて、1日コースとして10〜12時間程度。

交通手段

【電車とバス】仙台駅から東北新幹線で郡山駅まで約40分、郡山駅から三春町へはバスで約30分
【車】東北自動車道→郡山東ICから三春町まで約30分、三春町から福島市まで約1時間

見どころ

このプランの最大の見どころは、樹齢1,000年を超える国の天然記念物「三春滝桜」です。枝から滝のように花が垂れ下がる様子は圧巻で、毎年多くの観光客が訪れます。一方、福島市の「花見山公園」は、桜だけでなく梅や菜の花、水仙など、様々な春の花が咲き誇る花の楽園。特に山全体がピンク色に染まる景観は、「福島の桃源郷」とも呼ばれています。両スポットを一日で巡ることで、福島の春の魅力を存分に体感できます。

グルメ情報

三春町では、「三春駒」という郷土玩具にちなんだ「駒ケーキ」(300円〜)が人気のお土産。また、「三春滝桜まんじゅう」も名物です。福島市では、「円盤餃子」(800円〜)や「清流鶏のからあげ」が有名。福島の地酒や果物を使ったスイーツも多数あり、特に「桃のソフトクリーム」(400円〜)は春から夏の季節限定商品として人気です。

費用目安

【交通費】電車とバス:往復約14,000円
車:高速代約5,000円+ガソリン代
【入場料】三春滝桜:300円(シーズン中)、花見山公園:無料
【食事代】1,500円〜3,000円
【合計】約7,000円〜18,000円(交通手段による)

注意点

桜の開花時期(特に週末)は非常に混雑するため、早朝出発がおすすめです。三春滝桜周辺は駐車場が限られており、シャトルバスの利用が必要になることも。花見山公園も同様に混雑するため、公共交通機関かツアーの利用が便利です。また、開花状況は天候によって変動するため、訪問前に最新情報を確認しておくと良いでしょう。

おすすめポイント

一度に二つの名所を訪れることで、福島の春の魅力を存分に味わえるのがこのプランの特徴。特に三春滝桜は、その壮大さと美しさから「桜の女王」とも呼ばれ、一生に一度は見ておきたい絶景です。写真愛好家にもおすすめのスポットで、春の特別な思い出作りに最適な日帰り旅行先と言えるでしょう。

まとめ

仙台を拠点に、東北の魅力を満喫できる日帰り旅行プラン15選をご紹介しました。それぞれのプランには、特色ある見どころとグルメがあり、季節によっても異なる魅力を楽しむことができます。

自然の雄大さを感じたいなら、蔵王の御釜や猊鼻渓の舟下り、鳴子峡の紅葉がおすすめ。歴史や文化に触れたいなら、松島や平泉、会津若松の鶴ヶ城など。グルメを楽しみたいなら、海の幸豊かな気仙沼や石巻・女川エリア、フルーツ王国の山形がぴったりです。温泉でリラックスしたいなら、秋保温泉や鳴子温泉郷で、心も体も癒やされるでしょう。

また、季節ごとの特別な体験として、春には三春滝桜と花見山公園、夏には大曲の花火、秋には鳴子峡の紅葉、冬には樹氷と温泉というように、訪れる時期によって異なる東北の表情を楽しむこともできます。

日帰り旅行の魅力は、短時間で非日常を体験できること。平日の仕事帰りや、休日の朝から夕方までの時間を使って、気軽に「小さな旅」を楽しむことができます。特に仙台は東北の交通の要所であり、新幹線や高速道路のネットワークが充実しているため、多方面への日帰り旅行が可能です。

あなたの好みや季節、予算に合わせて、ぜひ今回ご紹介した15のプランから、あなただけの日帰り旅行を計画してみてください。東北の豊かな自然、深い歴史、美味しいグルメが、きっとあなたを待っています。

忙しい日常から少し離れて、心と体をリフレッシュする小さな旅。それは明日への活力と、新たな発見をもたらしてくれるでしょう。仙台発の日帰り旅行で、東北の魅力を再発見してみませんか?

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